へそまがりの読書日記

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2014年01月19日
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カテゴリ: 読書記録

裁判長!ここは懲役4年でどうすか


以前から裁判モノには関心があり、タイトルにも魅かれたので読んでみました。



「傍聴は国民の権利」

確かに! 裁判が密室で開かれていたら怖いことになるかもだし…

今までにも裁判傍聴記の類は読んだことがあります。

でも何なんだろう、この不快な読後感…



「ワイドショーも小説もぶっとぶほどリアルで面白いのがナマの裁判だ」

確かに、様々な人間模様が繰り広げられているんだろうから、ワイドショー顔負けのリアリティでしょうね。

下手なワイドショーより面白いだろうと思います。

でも刑事事件の場合、そこには被害者や遺族が存在しているのです。



でも、そうでない被告だっているんですよ。



裁判当事者たちは思い出したくないことでも思い出さなければなりません。

自分が言いたくないこともさらけ出さなければなりません。

それを全然関係ない傍聴者(関係ある傍聴者もいますが)の前でしなければならないのです。

どんなに辛いだろうと思います。

その気持ちが少しでもわかるなら、傍聴する側にも礼儀が必要だと思うのです。

そういう配慮がこの本からは感じとれません。

特にわいせつ事件などは、被害状況をもっと事細かに聞きたがっているようで悪趣味です。

不謹慎です。

裁判はワイドショーでもなければ、小説でもありません。



今の世の中、いつ被害者や加害者になるかわかりません。



「明日は我が身」なんです。

そして、興味本位な傍聴者が「無料だし、ワイドショーより面白いから」裁判を傍聴にくるかもしれないのです。

うわぁ… やだやだ…







ワイドショーも小説もぶっとぶほどリアルで面白いのがナマの裁判だ。

しかもタダで誰でも傍聴できる。

殺人、DV、詐欺、強〇…。

突っ込みどころ満載の弁明や、外見からは想像できない性癖、傍聴席の女子高生にハッスルする裁判官。

「こいつ、絶対やってるよ!」と心の中で叫びつつ足繁く通った傑作裁判傍聴記。







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最終更新日  2014年01月19日 17時38分43秒


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