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nodasukaさんComments
就業規則の改定を依頼される。初めての業種なのでいつものように簡単にビュッとやっつけてしまうわけにいかない。そう思っていたら、 ビジネスガイド にとても参考になる記事があって、たまには役立つこともあるね。
さて、つい最近、社会保険庁からとても気になる発表があった。2010年に発足する日本年金機構の業務の合理化に向けた検討状況ということで、あの社労士会が提案している 街角の社会保険支援センター構想 がどうやら現実のものになるらしい・・・。
どうやら役所の一定の窓口業務を 「一定の要件を備えた」 社会保険労務士事務所に委託するというもので、これが現実化するとこれまでの社労士業のあり方が根本的に変化することを意味する。
一定の要件を備えた・・・というのが、かなりの曲者
なんだが、現時点ではどのような要件なのか明らかになっていない。おおよその俺の野性的カンでは、 自宅開業レベルのひとり社労士事務所には、お呼びじゃない話 であることは想像に難くない。
行政の窓口業務を下請けする以上、ある程度利便性のある場所に事務所を構え、常勤の職員を配置することが、最低条件であろうから、ある程度大規模な社労士事務所しか対応できないだろうね。
街角の社会保険支援センターは、間違いなく 社労士業界のヒエラルキーを再構築する ことになると俺は思う。そもそも、こういう構想の 発案者 が誰なのか知りたいところなのだが、少なくとも個人でほそぼそやっている社労士ではなく、ある程度の大規模事務所の経営者が言い出したのだろう。あの社会保険庁が、奴隷以下の社労士会の提案に、そうやすやす乗るというのも、なんだか怪しすぎて、非常に きな臭い ものがあるよな。
俺的には、これにどう対応すべきか現時点で考えがあるわけではないが、少なくとも社労士業界は 大きな転換期 に突入するのは間違いないだろう。
生き残りへの模索が始まる予感がする・・・。
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