成定 竜一~高速バス新時代~

成定 竜一~高速バス新時代~

2009.03.12
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カテゴリ: メディア掲載情報
財団法人 運輸調査局 『運輸と経済』3月号 の特集が「新時代の高速バス」ということで、「高速ツアーバス事業の現状と課題」と題した論稿を担当させていただいた。

このような権威ある出版物に、高速ツアーバスについての論稿が掲載されるということ自体、実務にたずさわる者として感無量である。関係の皆様に深く感謝申し上げる。そして、高速ツアーバスについてこのような公式な場で事業サイドから初めて論ずるのが、私のようにマーケティング側の人間であることも象徴的である。そして、もちろん高速ツアーバス事業の単なる解説にとどまらず、高速バス業界の今後について、私の(厳密に言うと私の会社の)ビジョンを述べさせていただくいい機会でもあった。

もっとも、会社としての立場もあり、さらに誌面の制約もあるので、ふだん考えていること全てを表現できたわけではない。仕方ない部分もあるが、多少の不完全燃焼もありこの場で振り返りたい。

完璧に表現できたのは、高速ツアーバスという業態が、インターネットを中心とした「マーケティング」に注力したからこそ、大都市路線では高速路線バスを逆転する販売力を持てたという事実と、だからこそ高速路線バスもインターネットをうまく活用すれば成長できるという私の信念である。

逆に表現し切れなかったのは、高速ツアーバス各社は、マーケティングだけでなく、車両(シート)の新規開発などハード面でも消費者目線を貫いており、最近では2列シートや自動チェックイン機も登場するなど「安かろう悪かろう」イメージを払拭した点。一方、いくつかの点で高速ツアーバスは事業として百点満点とは言いきれないが(まあ、多かれ少なかれどの業態でもそうだと言えるので、その程度が問題ではあるのだが)、その足りない点を具体的に論文には書けなかった点、言い訳するわけではないが立場上やむをえなかったとご理解いただきたい。

そしてもう一つ、立場上書けなかったのが、高速ツアーバスと高速路線バスの法令のダブルスタンダードを今後どう考えるか、という点だ。

幸いにも、 名古屋大学の加藤博和先生 が、特集の総括的な論稿をご担当になり、高速バスの制度のあり方について私が述べたかった点を書いてくださっている。細かい点では私のビジョンと異なる点もあるが、おおむね、大きくうなずきながら読むことができた。何かにおもねることをせず、極めて客観的に論じていらっしゃる。大きな図書館には必ず入っている媒体なので、皆様もぜひご一読いただきたい。



<追記>
今回の論稿については、特に論文としての体裁など、老舗路線バス事業者に勤務する知人、さらにそのお知り合いの大学の先生にも甘えてアドバイスをいただいた。路線バス事業者に勤務する立場柄、私の論文に協力したと名前を出せないが、この場でお礼を。





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Last updated  2009.03.12 20:20:22 コメントを書く


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京帝117@ ご参考まで この度 K電鉄バスの取締役安全技術部長に…
京帝117@ 残念でした 他にメッセージをお送りする方法を知らな…
成定竜一@ Re[1]:中央高速バス~ふたつの路線~(02/24) 京帝117さん、コメントありがとうございま…
京帝117@ Re:中央高速バス~この風は、山なみの遙かから~(03/02) 86年に私と、その後KKKに入社したH君の2…
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