では、となると、数あるバス商品の中で今後ウェブ化が爆発的に進展し需要を大きく喚起できる可能性があるのはどのような商品だろう。上に書いたように、貸切バスのチャーター契約(例えば合宿を企画した学生サークルのイベント幹事と貸切バス事業者が、価格はもちろん細かい配車場所や目的地などを打ち合わせること)が今すぐ完全にウェブ化するとは思えない。それよりはB to C(個人向け)商品であるバスツアーや定期観光バスが先であろう。バスツアーでは、特にクラブツーリズムがパンフレット掲載の全商品をウェブに対応させウェブ予約比率も上がっているということだが、1社単独の努力では自社内での予約受付方法のシフトに留まり、「バスツアーをウェブで予約するという文化」が定着しそれによって新たな需要を喚起するまでには至らないだろう。