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2010年05月28日
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人間革命2巻には「前哨戦」・・と言う話しが記されています。

その話は、昭和22年頃、蒲田支部の青年部の男女7人が
(その後、「こいつ等の殆ど」が脱会する・・と言う事態にも)
某教団が主催する「尊師の講演」に、こっそり偲びこんで、聴講し
そして、質問攻めで、その尊師を追い込んで、丸め込み
とうとう、会場まで荒らして「師の講演」そのものが、滅茶苦茶にもなってしまった。

(しかも、この時点で「虚栄に満ちたの慢心の出来レース」までもが、細かく描写されている。
 因みに、コチラが所有しているのは、 初版 で、 昭和41年度版


その次の日・・・
彼等は、当時、戸田城聖氏が開いていた「法華経講座」にも参加し
その会場へ寺破りをした男女7人が会場へ出向くと
何故か、噂が広がっていたのか?、会員達は幹部を含めて、彼等、彼女等を英雄視してしまい

「寺破り」に参加した「一人の青年」が、戸田先生の目の前で
「邪宗撲滅の最前線」だとか「命のままに討ち死に」とか言い始め
最後に「 鎧袖一触 」の熟語などを用いて、演出など施し
武勇伝のお披露目をして、戸田城聖氏を除く、幹部等も含め
会場内の参加者は、彼等、彼女等を絶賛していたのだが・・・



◆人間革命2巻「前哨戦」の章より

唯一人、戸田城聖だけは、険しい表情になっていた。
最初は「にこやか」に聞いていた彼も、暫くすると、 にわかに顔を曇らせた のである。
そして最後には、 眉をひそめて哀しげな表情になっていた。
ソレを誰人も気付かなかった。


昨日、某教団へ行ったものは、立ち給え!!」
何事か?・・・彼等は 怪訝な顔つき で立ち上がった。

某教団の教主などを、 少しばかりやっつけて、いい気になっている 君たち
 戸田は育てた覚えがない!!慢心も甚だしい・・・
私は、それが悲しいのだ。
君たちの根性 は、 本当の私の指導ではない。
(つまり、その事が目的の真意ではない)
 一体、誰の弟子なのか?岩田!言ってみ給え!!」

岩田は面食らった。無言である。
居並ぶ幹部達も、何が?戸田の怒りに触れたのか?不可解な表情であった。

「誰の弟子だか?言えないのか・・・君たちは戸田の弟子ではない!!」

一喝にあった彼等は、理解が出来ずに戸惑っていたのである。
否、身震いを感じていた。

日蓮大聖人の仏教の真髄を“ひとかけら”でも身につければ
いかなる教団の教義もないのだ。勝負は初めから決まっている。

 それを“如何にも自分の力でやった”ように、手柄顔している馬鹿者が何処にいる?

“道場破りの根性”はいかん!!英雄気取りはよせ!!
 暴言をつつしみ、 敵にも味方にも、心から立派だ ・・・といわれる人になれ!!

 君たちのような行き方を戸田は教えた覚えはない!!」


(現在では、涙話なども含め
 「してやったり」な顔をして手柄のように武勇伝を仕込むブログも同じだろうか?
 要は、マニュアルか、策ばかりに奔走している内容のものばかり)


【参考】
・アルファシンドローム
http://petjuku.sakura.ne.jp/dog/inuri-da-.html

・ソレに関連する記事
1: http://plaza.rakuten.co.jp/namassaddharma/diary/201001170001/
2: http://plaza.rakuten.co.jp/namassaddharma/diary/201001170000/



戸田は理事長たちの方を見渡して言った。
「・・・・原山君、小西君、清原君・・・どうだろう? 戸田の気持がわかるだろう・・・」
理事たちは、少々、うなずき、後は「黙っている」しかなかったのである。
彼等も、 一往、 青年たちの「いい調子」に合わせていた からである。


【参考】
「本音が言えない」「声が大きい人勝ち」集団心理のワナ -プレジデントロイター
http://president.jp.reuters.com/article/2009/07/25/DA8B0538-775A-11DE-AEDE-98073F99CD51.php

・オフィス街を歩くと思う「自分は彼女たちと、一体どこが違っちゃったんだろう」
-日経ウーマン
http://wol.nikkeibp.co.jp/article/special/20091218/105312/?P=2

善悪に囚われると自分のことだけしか見えなくなる  -伊藤淳冶ブログ
http://ameblo.jp/jintuuriki/entry-10496325323.html


戸田は激昂を鎮めて、話をつづけた。
「いいか、もう一度言っておく・・・
 取るに足らない一教団の首脳などを、少しばかり苦しめたから・・と言って
こうも逆上せ上がり、 忽ち驕慢になる君たちの性根 を思うと、戸田は哀しいのだ

 広宣流布とは 崇高なる仏の使途の戦い なのだ!
 大目的を達成してゆく途上、 これから“出現する敵”
君たちが想像も出来ないほど大きく、そして手強いのだよ。
 君たちが某教団に行ったのを悪い・・と言っているわけではない。
 別に奨励もしないが、君たちが、どうしても行きたい・・・と言うのならそれもよかろう
 広宣流布の為、折伏を止めることが出来ないからだ。

 しかし、 他教団の本部だから、特別の折伏行だ!などと勘違いしては困る。
 一婦人が、 真心込めて隣家の人を救う方が立派な行為の場合がある。
 こんな事を幾度も繰り返して、それで邪宗撲滅ができる!・・と思ったら
とんでもない間違いだ!

 今は、 将来、真実に人々を救い、指導してゆける力を養っている訓練段階 (下積みの修行)
 ・・・だと思わなければならない。
 将来の本格的な法戦は、そんな遊び半分と思っていては大変だ。
 その時に退転するなよ。
今、いい気になって連中 は、大事な時になって退転してしまうものだ”

 戸田は、君たちが “王仏冥合のお役に立つ時”に退転させたくないから 、今叱っておくよ
よく覚えておきなさい!!

戸田は諄々とした言葉で語った。青年たちは、次第に赤らんで来ていた。

同じ折伏の行動であっても、注意すべき人物と、そうでない人物とがあろう。
指導者は、それ等を見抜かなければならない。
その人の本質を知らなければ、指導者(仏法者)とは言えないからだ。

(中略)戸田は青年達を見渡して言った。
自己の栄誉のみを考えて、“人に良く思われよう”
 所詮、行詰まってしまう。詐偽師に共通してしまうよ。


(池田大作著:人間革命第二巻「前哨戦」の章 P.204~208)


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※これに関連して [No.278]:「命の奥底にある性根の天秤」
[No.201]:「2ちゃんねるの外から(9)」 へと続きます。





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Last updated  2010年05月29日 21時31分47秒
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