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昨年、東海道新幹線から車内販売が消えてから出てきたのが自販機のコーヒーです。自販機でコーヒーは、高速道路のサービスエリアやパーキングエリアで買えるものを想像しがちですが、こちらは侮るなかれ。挽き立てのものを味わえる本格派が設置されています。挽き立てコーヒーの自販機は、主にのぞみ停車駅のホームにあります。隣はお馴染みになったスゴクカタイアイスの自販機です。コーヒー専門の自販機ですが、結構バリエーションは豊かで、価格も300円~500円と車内販売時代に買えた値段と遜色ないものになっています。この自販機は写真でも確認できるように、出来るまでに時間がかかるので、少なくとも5分前にはお金を入れておく必要があります。通常、のぞみの停車時間は各駅2分が標準なので、電車が着いてから買うのは遅すぎです。余裕をもって買いましょう。特に自由席に乗る皆さんにとっては注意。乗る列車が座れるかどうかの見通しを持っておくことも大事です。おまけとして、コーヒーを待っている間、車内メロディにもなっている「会いにいこう」が流れます。購入したのはこだまブレンドのラージカップで350円なり。ブラックでも飲み応えがあるマイルドタイプでした。挽き立てだけに香りは〇。味も結構コーヒーショップで飲むものと勝負できるレベルがあります。自販機のサービス多様化は、4年前のコロナ禍から相当な速さで進行していることを実感します。冷凍自販機からこういった飲み物の自販機まで、バリエーションが増えてきたという事実の裏側を考えると、人口減少や労働力減少といった社会問題を切実に体感する現象であるとも言い切れるのです。車内販売の終了は人手不足を見越したものであるとともに、今度はマンパワーの減少に入ることから、今のようなダイヤを維持できるか、考えるだけで恐ろしくなってきます。今後ですが、労働力の確保がどの企業にも課題になってきます。当然、若い人を確保するのは新卒だけではありません。人が少ないと嘆く以前に、雇用のチャンネルをもっと増やすべきです。新卒以外にも既卒の未就職者(卒業後3年以内を5年~7年に広げるなど)や中途採用の積極的な推進、就職氷河期採用の強化など、はっきり言って企業の採用はまだできます。非労働力人口を増やしている要因は、企業側にもあるのです。車内販売などについては、これ以外にも特別支援学校(特に就職に特化した高等支援学校)の生徒の企業就労を推進することで、賄える余地は十分にあります。実習を含め、研修に時間を要する必要がありますが、絶対に戦力になります。みんなで支え合うのが鉄道です。今一度、サービスからの切り口から人不足についてのことを真剣にユーザーや事業者側も考える端緒にしてほしいものですね。
2024.07.15
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仕事の絡みで延期になっていた健康診断、よ~やく終わりました(汗)。しかし、バリウムはホンマきつかった(涙)。バリウムの後なので今回の遠征は健康のことを考えて医師の指導の下、ノンアルコール必須となりました。去年は鮎寿司と米焼酎で1杯やれたんですが、今年は純粋にヘルシー志向の食べ鉄となりそうです。36ぷらす3の黒の路で提供される嘉例川弁当も健康志向の弁当なので、体に気を付けて楽しみたいと思います。今日は人吉に行く前乗りとして、穴場のコーヒーショップに行ってきました。本物のブルーマウンテンが安価で入手できる穴場のお店です。ブルーマウンテンは、通称「ブルマン」で有名で、ジャマイカで生産されるコーヒーの王様とも言われる品種です。繊細な香りや味は、他の品種では堪能できないほどで、喫茶店で飲むと最低でも1杯1000円はする高級品です。名立たるホテルだとこれが1杯2000~3000円することも(汗)。しかし、ここではシングルかつ本物のブルーマウンテンが、ドリップ1杯360円で手に入ります。スーパーで売っているドリップパックの数倍はしますが、希少性を考えると良心的なのです。お店の名前は「ミタスのコーヒー」で、焼き芋もデザートとして販売されます。入口には焼き芋カフェの文字が。場所は新幹線で小倉で下車し、そこから鹿児島本線で3駅行った戸畑にあります。入口の手前には温度計のついた焼き芋用の甕が並びます。焼き芋はここで焼いているのです。カウンターには焙煎前のコーヒーの生豆が。ブルマン以外の銘柄も実は希少価値の高いものばかりなのです。ブルマンの前にコーヒーブレイク。アイスコーヒーと夏季限定の冷やし焼き芋を味わってきました。焼き芋は鳴門金時や紅はるか、シルクスイートなど、甘味の強い銘柄が主に提供されます。コーヒーはスモーキーな独特の味が楽しめます。冷やし焼き芋は冷やした分だけ余計な水分が飛んでいるので、甘味が濃厚です(^~^)。ヘルシーさは満点。そして、コーヒーと焼き芋の後はこれ。ブレンドではありません!100%ブルマンです!5月から販売を開始したそうで、これは贈答品として絶対喜ばれる逸品です。何故安価に混じりっけなしの本物のブルマンが提供できるのか?実は、このお店は就労継続支援B型の事業所として運営をしていて、コーヒー豆の選別や焙煎、ドリップパックの製作、焼き芋に使う芋の仕込みや下処理、接客に至るまで障害のある方(主に知的障害を持つ方)が受け持っています。また、5月と10月には特別支援学校の高等部の生徒が現場実習で頑張る姿も見られるなど、地域のコミュニティスポットとしての機能も備えているのです。仕事がとにかく丁寧で、コーヒー1杯入れていくのも真剣そのもの。堅実な仕事ぶりはコーヒーを待っている間に伺えます。この他、同じ建物にはグループホームも併設していて、一人一人自立した生活を送られています。ブルマン以外のコーヒーの味も満足できるレベルです。他では味わえない銘柄を楽しめますので、趣向を変えて訪ねてみるのもよいかと思います。お店はJR戸畑駅からすぐのところで、ウェル戸畑から道路1本挟んだ至近距離にあります。歩いて3分もあれば行けますので、気軽にブルマン手に入れるならここは間違いありませんよ。(^~^)ひょっとしたら、将来的にはななつ星で提供されるコーヒーとなるかも?※焼き芋は重量によって値段が異なり、290円からの販売となりますが、400~500円とお考えください。※定休日は月曜日ですが、不定期に休業日がある場合があります。※戸畑祇園山笠(7月第4週)の開催時は非常に混雑します。〒804-0061北九州市戸畑区中本町8-20TEL:093-884-0711公式HPhttps://www.mitasu.org/
2023.08.02
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北陸遠征の第1弾はコーヒーから始めていきます。タイトルを見て頭の中が「?」になった方が大半だと思います。「なんや、YKKがコーヒー?」、そうなんです。あのYKKです。YKKはコーヒー事業もメインとしてやっているのです。YKKはご存じの通りファスナーやアルミ建材で名を馳せる富山の世界的企業ですが、コーヒーは副業ではなく、実は本業の一つとして行われています。YKKは衣(ファスナー)食(コーヒー)住(アルミ建材で関連会社のYKK APが運営)の3本柱を事業の核に据えているので、決して道楽でやっているわけではありません。※「YKK」の頭文字は、元々の社名だった「吉田工業株式会社」をローマ字にしたYoshida Kogyo Kabushikikaishaからでは、YKKが何故コーヒーを作っているのかという理由ですが、創業者の吉田忠雄氏がブラジルでのファスナー事業が軌道に乗ったのをきっかけに、利益を地元に再還元して地域貢献する目的で農地を買ったことが始まりでした。また、YKKの企業理念に「善の巡環」ということが記されていて、これは現在でも受け継がれています。ということで、行ってきました。YKKの黒部工場。コーヒーの飲めるカフェは、この敷地内にあるセンターパークの中にあります。単にコーヒーだけならばわざわざ寄っていくことはないんですが、YKKのコーヒーは、あいの風とやま鉄道の一万三千尺物語で食事とともに提供されていることから、実は鉄道とも深く関わっている銘柄でもあるんですよ。工場の正門から2~3分ほど歩くと、お洒落な白いテラスの建物が見えてきます。ここがカフェと併設のセンターパークです。カフェの名前は「カフェ・ボンフィーノ」で、ボンフィーノの名前は、コーヒー農園のあるブラジルのボンフィーノポリスという町の名前から採られています。カフェではシンプルにアイスコーヒーを飲んできました。コーヒーを注文するとシナモンビスケットが無料でついてきます。これは嬉しいですね(^ー^)。コーヒーは何とブラジル産100%!コーヒー版シングルモルトが楽しめます。コーヒーは通常、いろんな産地の豆をブレンドして味を調えますから、産地が単一のものはなかなかお目にかかることがなく、本当に貴重です。これが350円はある意味安いかも。その味についても、シングルモルト(?)らしく濃密かつ重厚な味で、普段インスタントに飲み飽きている方や味にこだわる通の方も満足できる内容でした。苦みが強めなのでどっしりした感じです。コーヒー本来のコクも生きています。アルコールではないのですが、チェイサー(やわらぎ水)には、黒部の天然水が提供されています。じっくりと味わいたい方におススメ。そしてお土産も買うことができます。豆とドリップパックが販売されていて、ドリップパックは贈答用としても喜ばれると思います。センターパークにあるカフェはあいの風とやま鉄道の生地(いくじ)駅から歩いて15分ほどで、線路沿いにYKKの敷地が見えますから、沿って歩けば正門に辿り着けます。バスで行く場合は、新幹線の黒部宇奈月温泉や富山地鉄の電鉄黒部からアクセスが可能ですが、本数が少ないので確実に行く場合は生地から歩いて行く方が確実です。この他、黒部市内にお店がある他、東京でも本社のある秋葉原にありますので、本格派のコーヒーを味わいたい方は目星をつけておきましょう。一万三千尺物語、この夏休みはお盆の期間は走ってなかったので乗れなかったのですが、リベンジ乗車はどこかで考えていきたいと思います。カフェ・ボンフィーノ公式HPhttps://www.cafebonfino.com
2022.08.22
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2018年の8月にブログを開設してから、トータルのアクセス数が節目の100000に到達しました。認知度につきましても、各地の駅弁屋さんから「見ていますよ」とのお声を頂くことも出てきており、継続の大切さを改めて感じます。食べ鉄、乗り鉄については今後も体のことを考えながら健康的に動いていきたいと思っています。皆様、ありがとうございます。本日の食べ鉄(飲み鉄?)は変化球でコーヒーです。食べ鉄でコーヒーを取り上げるのは珍しいことですが、AGFの煎は一昨年に本ブログで取り上げた近鉄のひのとりの車内で飲めるコーヒーであることから、鉄道と密接に関わったブランドでもあるため、改めて紹介をしていきます。食事ができる各地の観光列車では、コーヒーのクオリティが集客のキーポイントの一つにもなっていることから、ここ最近はインスタントではなく、挽きたて・淹れたてのものが味わえる列車が増えてきました。中には珈琲専門店とタイアップしてドリップコーヒーや豆自体の販売を始めるなど、各事業者のこだわりやサービス精神がコーヒーからも見えてきます。中には四国土佐時代の夜明けのものがたりのように、お酒の仕込み水で淹れるコーヒーを提供するなど、水にこだわる列車も出てきました。ここで取り上げるAGFの煎は、焙煎にこだわったプレミアムコーヒーで、和菓子に合うコーヒーとして開発されました。ひのとりで使われる前は、2016年に開催された伊勢志摩サミットの国際メディアセンターで海外の報道記者向けに無料で提供されて好評を得たことで、近鉄での導入のきっかけになったわけです。煎が飲めるひのとりのカフェスポットについては、以下のアドレスからどうぞ。ひのとり#2https://plaza.rakuten.co.jp/nametabi/diary/202006280000/煎は香醇(こうじゅん)と濃厚の2種類の味があり、香りの高い香醇を選びました。ひのとりで提供されているのも確かこっちだったような?香醇と濃厚の違いは焙煎の深度の違いで、濃厚の方が焙煎が深めである分どっしりとした味に仕立てられています。パッケージはAGFの工場が鈴鹿にあることから、松阪もめんのデザインにどことなく似た感じです。或いは博多織や小倉織をイメージする方も。しかしながらデザインから高級感は漂いますね。実際に淹れてみた後はこちら。ミネラルウォーターで淹れました。和菓子に合うコーヒーということで、チョイスしたのは下関の松琴堂さんの「ゆきごろも」です。ゆきごろもは、皇室献上品のお菓子である「阿わ雪」に胡麻の入った薄焼きのカステラで巻いた姉妹品で、甘さもさることながら独特の口溶け感が楽しめるお菓子なのです。イメージとしては和風マシュマロと捉えてもよいでしょう。阿わ雪は、かの伊藤博文宰相も愛した和菓子として知られていて、昨年は何かと社会を賑わした秋篠宮家にも献上されたそうです(お店の女将さんから伺いました)。コーヒーですが、ブレンドの一部にコロンビア産の豆以外にもタンザニア産の豆を使っているのでフルーティーな酸味も入った濃淳な味が楽しめます。煎は1杯が100円前後とスーパーで売っているドリップカフェと比べて高価ですが、お店で飲むことを考えると、これでひのとりの車内と同等のレベルが楽しめるということでは、むしろ面白い買い物になるかもしれません。香りについては文句なし。インスタントやレギュラークラスのドリップカフェ以上の香ばしさでした(^~^)。和菓子と一緒に楽しむ場合は、砂糖やコーヒーフレッシュなどを入れずにブラックで味わいましょう。甘味の強い和菓子との相性を追求したコーヒーですので、お家でひのとりの乗車気分に浸れる1杯はいかがでしょうか?※なお、煎ですが普通のスーパーや百貨店では置いていないのが難点です。ですので、購入についてはAGFのホームページで取り扱っている和菓子屋さんがありますので、これをチェックしましょう。それ以外はLOHACOとAmazonの通販で買うことができます。AGF 煎 ブランドサイトhttps://sen.agf.jp/松琴堂 〒750-0006山口県下関市南部町2-5(お店は下関市役所、唐戸市場の近くにあります。)Tel:083-222-2834 https://www.shokindo.com/
2022.02.06
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今回の記事は駅弁のお供としてお考え下さい。「ちゃばこ」は語呂合わせからお気づきかと思いますが、「たばこ」をモチーフにしたお土産で、たばこのデザインに似せた箱にスティック茶を詰めたものとして静岡で誕生しました。パッケージは本当に既存のたばこの製品と酷似していますが、こういった健康的なものであれば毎日でも飲めますよね。中身は粉末のお茶で、写真は熊本の釜炒り茶が入っていますが、発売される地域によって、その産地のお茶が詰められていて、静岡では煎茶や玄米茶、ほうじ茶、紅ふうきなど本格的な緑茶が楽しめます。さらに福岡版では、何と高級銘柄として知られる八女茶の玉露も用意されているのです。先ほどのパッケージの裏側はこのようになっています。各地域の特色を織り込んだデザインになっていて、かつお茶と言わなければたばこと見間違えるかのようなクオリティなのです。これはよく考えています。味もインスタントにありがちな薄さやコクのなさを感じることはなく、むしろ濃厚な味に仕立てられているので、ミネラルウォーターのペットボトルがあればどこでもお茶が楽しめる優れものです。何といっても携帯性が抜群ですので、外に持っていくのには最適な一品となるでしょう。肝心のお値段は1箱600円の銘柄が中心ですが、八女玉露は1200円となかなかのプレミアム品です。しかしながら、旅行先で本格的なお茶を楽しめるのはなかなかない機会ですので、旅先でのお楽しみとして活用されてはいかがでしょうか?ちゃばこ公式HP(Twitterの相互フォロー済みです!)https://www.chabacco.jp/
2022.01.09
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今回アップするネタは異色の飲み物です。しかも飲むお出し。塩味系の飲み物となると定番はコーンスープやオニオンスープになりますが、近年は味噌汁やトマトスープ、ビスクなどバリエーションが豊かになってきています。その中での出し汁ですから注目度はダントツではないでしょうか。この飲む出し汁を販売しているのは、明太子で有名なやまやさんで、缶タイプの飲む出しを開発したきっかけは和食がUNESCOの無形文化遺産に登録されたことが基になったそうです。発売は2015年とそこそこの年数が経っていて、自動販売機で売っている場所は羽田空港と博多駅で確認ができました。博多駅では地下鉄の改札外自販機や駅弁のお店でも見かけることができます。うまだしは缶ドリンクになっていますが、使っている材料は本格的で昆布、椎茸、うるめ鰯、枯れ鯖節、鰹節、焼きあごと贅沢な内容になっています。お値段は140円で、駅弁のお供としても手が届く価格です。中身は薄い黄金色で、温めて飲む方が一番美味しいです。駅弁の味噌汁代わりに使えるだけでなく、お茶漬けや雑炊、お吸い物、おでんのダシとしても活用ができる他、料理のベースに使うことも可能です。また、運動時の塩分補給やアミノ酸の補給にも役立ちます。意外な用途としては糖尿病患者の血糖値の抑制にも使えたりします。炭水化物の量が1缶当たり0.4gしかないので、糖質を気にせずに飲めるのも安心です(但し塩分には注意!)。九州の食文化を凝縮した飲み物ですので、一度はお試しあれ。
2021.11.02
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先日、仕事で岡山に行ってたら何と、ゲリライベントであるジュースの蛇口に遭遇しました。これです。桃ジュースの蛇口です。蛇口から出るジュースの元祖は、何といっても松山空港のポンジュース蛇口なのですが、最近はポンジュースのみならず、トマトやりんご、日向夏など他の果物でも蛇口ジュースが見られるようになりました。早速並んで整理券を受け取り、蛇口をひねるとトロトロの桃ジュースを飲むことが出来ました。味はもちろん、(^~^)桃100%のシーズンパックジュースはめったに飲むことが出来ない貴重な体験でした。ごちそうさまでした♪
2018.07.22
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