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2005年08月16日

チェンマイに行きそびれる

(4)

カテゴリ：日々の出来事

本当は今頃、日本から来た友人と一緒に、ベビ連れでチェンマイでの

結局、今日は友人だけを送り出しました。

チェンマイ行きキャンセルのコトの発端は日曜日。
朝からちょっと熱っぽかったのに、まあ大丈夫と出かけてしまい、外出先で悪化。
悪寒と軽い吐き気に頭痛、しまいには自分でも分かるくらい血の気が
ひいてきて、立ってることができないまでに。

ダーがまだ出張中なので、心配した友人（日本から来た友人とは別）夫妻が
たっくんを連れ帰って夕方まで預かってくれるというので、好意に甘え、

熱をはかると、３９度近く。。。。そして、今度はお腹まで下りまくり。

とりあえずウチにあった○ファリン飲んで、毛布かぶって汗を出しつつ寝たら、
数時間で熱は３８度をきるまでに。
このまま寝ていればおさまるような気もしたけど、なんといっても
あと一週間は母子家庭の我が家。
もしも、夜中にまた熱がぶりかえしたら・・・

というわけで、少しでも気分がいいうちに病院に行って、出来れば注射でも
点滴でもイッパツ打ってもらえれば。。。ということで、早速病院へ。
このとき、すでに日曜日の午後６時すぎ。
ところが病院へ向かう間にまた具合が悪くなり、診察を待つ間も震えが
とまらない。たった１０分弱の待ち時間も我慢できないくらい気分が悪い。

栄養剤（といってたけど、○カリ○エットみたいなもの）を出されて、
あっさり帰されそうになったので、
「あのー、１０ヶ月の子供がいて世話しなきゃならないので、
少しでも早くなおしたいんですけど。点滴とかダメですか？」と言うと、
「まず薬を飲んで。それでもダメだったら点滴か注射しますから」

でも、会計＆薬の処方を待つ間にも更に具合は急降下。
お願い！　金に糸目はつけないから（ウソ）、点滴でも入院でも
させてくれーーー！！　

そのころ、病院に駆けつけてくれた友人が、余りに真っ青でブルブル
震えている私を見て、日本語通訳さんにかけあってくれたものの、
通訳さんもやっぱり「今すぐ、もらった薬を飲めば大丈夫ですから」と
言う。そんなあ。。。

ところが、ところが。
言われるとおりに、もらった解熱剤をその場で飲んで１時間ぐらい寝たら、
さっきまでの気分の悪さがウソのように気分すっきり。
軽い頭痛と、相変わらずのゲーリーは残るものの、劇的回復！
解熱剤をみると、「パ○セタモン」。
「タイの○ファリン」と名づけたいくらい、私の周囲で愛用されている
らしい薬がこれだったのか。ビバ★パ○セタモン！

結局、その晩は友人のお宅でたっくんごとお泊りさせてもらった。
ミルクも紙オムツも調達してくれたうえに、同じマンション内の別のお宅
（私も知っている先輩ママのおうち）で、お風呂まで入れてもらった。
「子供が小さいうちはよくあること。お互い様だから！」と言ってもらい、
感謝、感謝です～

というわけで、翌日月曜日の朝には無事に我が家に帰還。
でも、さすがにこの状態で火曜日にベビ連れチェンマイはきつい。
行ってみたらなんとかなるかもしれないけど、余りに大変な目にあった
後だけに、無理は避けたい気分。
仕方なく、日本から来る友人のみをチェンマイに送り込むことにして、
チェンマイ在住の知人に電話すると・・・・
なんと、チェンマイは４０年来の大洪水。知人も家に帰れず、ホテルで
足止めをくっているところだった！
「明日には水もひくと思うけど、赤ちゃん連れではどっちみち大変よ～」
とのこと・・・

なんというタイミング。
思い切ってキャンセルして良かった・・・無理して出かけて洪水では
目もあてられない。
ただ予定はキャンセルできたけど、キャンセルできなかったのが
チェンマイ行きの飛行機。
Nok Airという格安運賃でとばしている新興航空会社の便を予約して
いたんだけど、一度予約するとキャンセル不可で、結局飛行機代を
捨てることに。。
「格安」とはいえ、それなりの値段はするのに。。。（涙）

赤ちゃん連れの旅行の予定は（今回の原因は私だけど）何があるか
わからないので、高くてもフライト変更やキャンセル可能な航空券の
ほうが無難だったのかも。

日本から来た友人は、テレビでみる洪水の映像にビビリながらも
今日の午後、チェンマイに飛び立って行った。
友人は、現地でHIV/AIDS患者さんのためのシェルターで一週間ボランティア
しながら滞在の予定（ベビ連れの私はそれは無理なので、訪問＆ゲスト
ハウス１泊の予定だった）。
友人は到着早々、「水かき」作業の大きな戦力として活躍することに
なりそうです。

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