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先日の連休を利用して郷里に帰ってきました。3月の後半とはいえ、東北の春はまだ遠く、肌を刺すような寒さです。海から吹き荒ぶ風は非常に冷たく、手袋のない手はほとんど感覚がありません。リアス式の宮古・陸中海岸は、車の窓外にその広大な自然の雄姿を見せてくれます。浄土ヶ浜。それは300年前、ここを訪れた霊鏡和尚が「さながら極楽浄土のごとし」と感嘆したことから名づけられたと伝えられています。白い石英粗面岩にはえる松の木と、群青色の海のコントラストは、寒さに震える人の心をホッとさせてくれます。丸い小石が敷き詰められた砂浜では、地元の子供達が翼を休めているウミネコに餌を与えていました。日出島。浄土ヶ浜の北、姉ヶ崎の沖合いに浮かぶ日出島は、クロコシジロウミツバメの繁殖地として天然記念物に指定されている景勝地です。日出島の近くにある天然記念物の潮吹岩も壮観です。この日は見ることが出来ませんでしたが、幅65cmの岩の間から吹き上げる海水は30mの高さまで達するそうです。寒さに震えながらも、観光客の少ないこの時期に訪れるのも悦なもんです。ポツポツとしか出会わない地元の人たちも、来るべき観光シーズンに備え、準備に暇がないようです。ぜひ1度は訪れてみたい観光ポイントでもあります。夏の観光旅行計画の1つに組み入れておきたい東北岩手の三陸海岸、宮古の浄土ヶ浜でした。
March 30, 2008
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定年退職が刻々と近づいています。後数ヶ月間でサラリーマン生活ともお別れです。毎日毎日通勤電車に揺られ、仕事に不平不満を抱きながらも何とか日々の仕事をしてきた会社生活ともお別れです。寂しさを感じる反面、仕事に対する未練もあるのでしょうかね。先日、取引先の女性から一足早い定年退職の花束を贈られました。フリージアやペチュニアなど色とりどりの花束は、第2の人生の門出を祝福してくれているようです。ありがたいけど、照れくさいものですね。かれこれ8年くらいの仕事上のお付き合いでした。いろいろ彼女の知識を利用させていただいたし、彼女の要望にも応えてきました。仕事とはいえ長い付き合いに、信頼関係も深まったのでしょうか。色とりどりの花と花の間から、過去の出来事が走馬灯のように流れていきます。まだ数ヶ月早いプレゼントですけれども、思いもかけない取引先からの贈り物に感謝です。ありがとうございました。
March 15, 2008
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日本の実業家で京セラ、KDDIの創設者である稲盛和夫の経営塾を読んでいるところです。「盛和塾」を主宰し、若手経営者の育成も行っている稲盛氏は、自著で経営に悩んでいる若手の方々に、高収益企業を作り上げるための適切なアドバイスを送っています。中小企業の経営者にとっては、どれだけ力強い言葉でしょうか。すでに起業をされている経営者への参考として著わした本書とは別に、起業しようとした2人の若者の起業談義をまとめた本が3月14日(ミシマ社)全国の主要書店から発刊されます。それが最注目ベンチャー・エニグモ共同経営者(須田将啓・田中禎人)の初著作『謎の会社、世界を変える。~エニグモの挑戦』1,600円(税込)。この本は、ヤフーや楽天、アマゾンなどの大手企業が、市場を寡占していたその頃、新しいサービスを作るという強い目的をもって、敢然と立ち向かった2人の感動と興奮の起業物語です。「起業とはある意味、勝負に出る」という考えが、誰かの起業のきっかけや刺激になれば嬉しく思う、と著者は語っています。稲盛和夫の経営塾も、エニグモの「謎の会社、世界を変える」も会社を経営、あるいは起業するにあたって、その価値観を高めてくれるに値する本です。ぜひ1度目を通していただくことをお勧めします。
March 9, 2008
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久し振りに感動的な映画をみました。昨日のフジテレビ午後9時からの「それでもボクはやってない」。周防正行監督の痴漢冤罪事件を取り扱った映画ですが、ご覧になった方も大勢いたと思います。迫真の演技と深刻な社会問題を緻密なシナリオで描く周防監督ならではの演出でした。この映画は、痴漢に間違われた1人の若い青年の無罪を訴える裁判を克明にえがき、日本の裁判制度の問題点を明らかにしようとしたものです。中学生の被害者に告訴された青年は、刑事の嘘の調書や最初に接見した弁護士の裁判の長期化、勝訴率の低さなどの忠告にも圧せず、裁判に持ち込む。記憶の曖昧さや物証のない事件は、検察官や裁判長への審理など、私たちの知らない刑事事件の恐るべき実態をあばいてくれます。無実の被告を有罪に陥れるようなことをしてはならない、という正義感にあふれる弁護士の活躍によって、探し求めていた目撃者の証言もえられ、無罪は確定的と思われました。ところが最後は懲役3ヶ月の逆転判決。どうして?あれほど無罪を訴えてきたのに。被告席にボーっとたたずむ被告人。見ている私も、思いもよらない結末に愕然でした。「それでもボクはやってない」途中交代したとはいえ、無実の人を犯人に仕立て上げた裁判長の判決。1年にわたる公判の結末がこれなのか。周防監督が3年にわたる取材で、秘められた裁判官制度の問題点が明らかになりました。日本の裁判事情に一石を投じる結末でもあります。司法裁判の改革の一環として、来年5月には裁判員制度が導入されます。この制度が実施されることで、私たちも裁判に参加することになります。裁判という社会的問題に、関心を強く持っていきたいものです。
March 2, 2008
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