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月刊社内報の編集長に抜擢された若竹七海に「小説を載せろ」とのお達しが。プロを頼む予算もなく社内調達ままならず、大学時代の先輩に泣きついたところ、匿名作家を紹介される。かくして掲載された十二の物語が謎を呼ぶ、贅を凝らしたデビュー作。若竹七海さんのデビュー作です匿名作家が書いた社内報用の短編が綴られたという構成の本ですが、各短編には毎回ちょっとしたミステリーが隠されていて、匿名作家自身がその謎を解き明かしていきます。なるほど・・・!と思うお話だったり、!Σ( ̄口 ̄;;ええ!?というお話だったり、時にはホラーチックなお話もあり・・・・匿名作家は一体誰なのか??と考えた若竹七海(編集者)は、12回の連載を終えた記念に匿名作家と対面させてもらえることになりますが、そこから物語は急展開を見せ始めます読み終わってみると、・・・・・・・・・・・・・こわーい!!!ラストに何かあるとは思っていましたが、そうくるとは・・・。正直、後味がいいとはいえないのですが(若竹さんの本には後味がよくない本、多いです)それでも、すご~く面白かったです各短編もそれぞれ面白いのですが、やはりラストですね・・・。若竹さん、デビュー作がこんなにすごくていいんですか??って感じです。おまけのように書かれている「ちょっと長めの編集後記」と「配達された最後の手紙」も、忘れずに読みましょう画像がないけど↑「ぼくのミステリな日常」
2006年11月13日
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不思議な夜の庭で恋に落ちた、わたしの姫がさらわれた。精霊の住む瓶を手に、奇妙な仲間たちと空飛ぶ絨毯に乗って、王女をさらう魔神たちが住むという、空中の城へ…。人気作家ジョーンズが描く奇想天外なファンタジー!先日感想を書いた「魔法使いハウルと火の悪魔」の続編です♪ひょんなことから空飛ぶ絨毯を手に入れた絨毯商人は、目の前で愛しい姫を魔人に連れ去られてしまいます。姫を助け出すために、魔法使いハウルの助力を仰ごうと、空中の城を目指して旅立つのですが・・・というお話。読んでみたところ、続編とはいってもアブダラという人物が主人公で、ハウルやソフィーは中盤以降にようやく登場・・・・。ハウルに至っては行方不明という設定で、ほとんど出てきませんハウル大好きな人にとっては、物足りない内容かもしれません。もちろん私も。でも「ハウル」以外の点ではとても面白い内容だったので、ハウルシリーズとしてではなくファンタジー物として読めば楽しめると思いますこの本のサブタイトルには「空中の城2」と書いてあるのですが、どうやら「3」は刊行されていないようです。もっともっと、ハウルやソフィーカルシファーやアブダラが登場するお話が読みたかったなぁ。ダイアナ・ウィン・ジョーンズさんは他にも面白そうなファンタジー物を書いていらっしゃるようなので、そちらも読んでみたいと思います「アブダラと空飛ぶ絨毯」
2006年11月12日
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魔法が本当に存在する国インガリーで、三人姉妹の長女に生まれたソフィー。ある日ソフィーは『荒地の魔女』に呪いをかけられ、九十歳の老婆に変身させられてしまう。家族を驚かせたくないと家出したソフィーは空中の城に住む、うぬぼれ屋で移り気な若い魔法使いハウルのもとに、掃除婦として住み込んだが・・・ご存知宮崎駿監督作品の「ハウルの動く城」の原作本です(^.^)/先日「ハウルの動く城」をテレビで初めて見て、すごくハウル萌え面白かったので、ずっと読みたいと思っていましたもともと「ハリーポッターシリーズ」みたいなファンタジー物が大好きということもあるかもしれませんが、翻訳物にしてはすごく読みやすく、違和感もなく読むことが出来ました。「ハウルの動く城」を先に見ていたので、やはりその視点から読んでしまうのですが、う~ん、「ハウルの動く城」に出てきたシーンが登場するところもたくさんあるのだけれど、ほとんど別のお話として読んだ方がいいかな?「原作に忠実に作られたアニメ」ではないのは、確かだと思いました。でもどちらも、それぞれ、私は大好きです宮崎駿監督は、「戦争」を特にクローズアップして、「ハウルの動く城」を作ったんだなぁと思います。もちろんその根底にあるものは「反戦」で、それは特に今の世に必要なメッセージかもしれません。原作では実は「戦争」はほとんど物語には関ってこなくて、どちらかといえば、ハウルVS荒地の魔女といった感じです。アニメでは「荒地の魔女」を美輪明宏さんが吹き替えされていて、そりゃあもうハマリ役だなぁと喜んで見ていましたが、原作ではもっともっと極悪人なので驚いてしまいました。アニメでは、ソフィーが帽子屋をやっていた背景や、えらく若いお母さんのこと、すごく美人の妹のことなど、ソフィの生まれ・育ちについてはわかりにくいところがあったので、原作本を読んで、なるほど~!!と思ったところもたくさんありました(^^*ハウルについては、原作でもアニメでも、どちらも素敵すぎ(*/∇\*)良かったです(キッパリ)この本には続編があるそうなので、次はそちらを読んでみたいと思います「魔法使いハウルと火の悪魔」
2006年11月08日
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引越してきたアパートで隣人の美青年から、ある本屋を襲わないか?と持ちかけられた椎名。彼の標的は…たった1冊の広辞苑。そして動物虐待をする連中と、ふとしたことから関わりをもってしまった琴美。一見、関係なく見えるこの2つの物語が接する時…。 このお話は、現在と二年前が交互に描かれているのが特徴で、「現在」の主人公は「僕」こと椎名、二年前の主人公は「琴美」という女性です。最初二人にはまるで接点がないように展開するのですが、椎名の隣人と、琴美の友人が同一人物であることがわかり、少しずつ少しずつ、現在と二年前が交錯して・・・という内容。こ、こ、怖かったぁ~~!!っていきなり、すみません・・・・。二年前の琴美の物語は、動物虐待をしている連中を偶然見てしまったというところから始まるのですが、そのお話が、も~~とにかく、怖い!!んです。だんだん追い詰められていく琴美が、まるで自分自身であるかのように感じられて・・・。動物虐待って、物語の中だけの架空の出来事というわけじゃなく、実際にニュースでも時々流れていたりしますよね。抵抗できない、言葉を話すこともできない動物を無意味に虐待して殺す・・・身の毛もよだつ、そんな犯人たちと接触してしまった琴美。もうそれだけで怖いのに!!大丈夫なの?琴美!!!ってところで、「現在」の「僕」にバトンタッチ(^^;)正直、二年前の物語だけ先に読んでしまいたい衝動に駆られましたよ・・・・。でも、そんなことはしちゃいけません。(当たり前)ちゃんと、交互に物語が展開しているのには理由があったのです。読後いろんな感情が自分の中であふれそうになって、泣けてしまいました・・・(T-T)伊坂氏の本はほとんど順番に読んできているのですが、前と今ではだいぶ印象が違うような気がします。作風が変わった、というわけではないのでしょうけれど、私自身でちょっと納得できない部分があったのがほとんどなくなりました!今まで読んだ伊坂氏の本では、一番好き・・・かも?う~ん、「陽気なギャングが地球を回す」といい勝負。(悩)「アヒルと鴨のコインロッカー」
2006年11月07日
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満を持して、伊良部シリーズ第3弾登場!都下の離れ小島に赴任した精神科医の伊良部は、島を二分して争われる町長選挙に巻き込まれてしまう。あの伊良部が引きこもりに!? 一作目が「イン・ザ・プール」(2004.12.27読了)二作目「空中ブランコ」(2004.11.23読了)で登場の精神科医「伊良部」が登場する人気シリーズ、第三弾です本の表紙を見て、もしかして・・・?とは思ったものの、本当に第三弾だったとは嬉しい驚きでしたヾ(〃^∇^)ノ♪前作から結構時間がたってます・・・よね?(私が読了したのは刊行されてすぐ、ではなかったと思う・・・しかも一作目と二作目を読む順序が逆でした・・・)今回収められているお話はこちら↓・オーナー・アンポンマン・カリスマ稼業・町長選挙今までのシリーズと少し違っている点は、伊良部神経科を受診するのが、実在する人物にすご~く似ているところでしょうか(●^o^●)あくまでも「登場する人物は架空の人物であり・・・」なのでしょうが、名前も似ているし、世間を騒がせた件も一致していてリアリティがあり面白かったです(でもクレームつかないのかな?とちょっと心配)私が特に面白かった!と思ったのは「アンポンマン」。キャラクターからあだ名がついていた「ホリエモン」とそっくりな登場人物が良かったですよ今作もとっても面白かったです「町長選挙」
2006年11月06日
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“レインボー・ハウス”も開業し、チーフとして忙しい毎日を送る爽香。ある夜、爽香は、暴走族に襲われたという少女を助ける。その同じ晩、S工業グループ会長の息子・色部健治が暴走族同士の抗争で殺されていた!読者とともに登場人物たちが年齢を重ねる人気シリーズ第19弾。 毎年一冊刊行される人気シリーズ、今年も出ました(シリーズの順番については、フリーページの「あ」行を参照してくださいね)主人公「杉原爽香」はもう33歳なんですね~。今回も相変わらず爽香は頑張ってますいろんな人の面倒を見ながら、なおかつ事件に巻き込まれていく・・・・。何冊か前に登場した殺し屋もチラっと登場したり、明男(爽香の旦那さん)に思いを寄せる彼女が再登場したり、兄は相変わらずだし、で、見所がたくさん詰まった一冊でしたよ続きは来年・・・。待ち遠しいな~「真珠色のコーヒーカップ」
2006年11月05日
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