●○なつ。の本棚○●

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2005年01月25日
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カテゴリ: ★★★な本
S&Mシリーズの7作目になります。
(実は割と最近までS&Mの語源がわかりませんでした。SM!?(照)なんて・・・。アハハ)

先日感想を書いた 「幻惑の死と使途」 と対になっており、本書は偶数章のみで構成されているというもの。

S&Mである 犀 川助教授とお嬢様な女子大生「 萌 絵」は前半ほとんど登場せず、本書のほぼ主人公といえるのは萌絵の親友である「簑沢杜萌(みのさわともえ)」です。
前半はほぼ杜萌の視点で語られるからか、事件に密室が絡まないからか(笑)、なんだかいつものシリーズとは違った印象を受けます。
いつものメインキャラクターである犀川と萌絵は、同時期に起こった事件「幻惑の死と使途」の方で大忙しだから、ということになっています。

同時期に起こった事件として書かれた物語、という点が強調されていて面白いと思いました。

いつもの二人が出てこないから物足りない・・・と思ったのも最初のうちだけで、簑沢杜萌が誘拐事件に巻き込まれるあたりから(ってほんの序盤ですが)ぐいぐい物語に引き込まれていきます。
そして殺された二人の誘拐犯、消えた目が不自由な杜萌の兄。
犯人は一体・・・?

密室はありませんが、それでもミステリアスな事件です。
最後にはやっぱりメインの二人が事件を解決するのですが、全く予想もしませんでした。
はっきりいって、森氏のミステリーで犯人がわかって「やっぱりね!」なんて思ったこと、一回もありません・・・(悲)
それでも「幻惑の死と使途」よりも意外でした!!
いや~~面白かったです。うん。
8作目も楽しみです!





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最終更新日  2005年01月25日 11時12分10秒
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