半北京半日本+αの養生日記

半北京半日本+αの養生日記

2018年02月18日
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カテゴリ: ぶらり旅行
今回の旅は、春節期間中ということもあり、ほとんど手配しないまま出発しました。
飛行機チケットや旅館もぎりぎりになって予約し、チャーターする車は現地で交渉…と言う感じ。

そもそも予定では、チベット族の民居にお邪魔しようなどという考えは微塵もなかったわけですが、何がどうしてこうなったのか、チベット君の「よかったら今からうちにおいでよ。ウィンクママが酥油茶をふるまってくれるよ。ぺろり」と言う言葉で急きょチベット君の家に遊びに行くことになりました。

ご両親はともに生粋のチベット族の農民です。
きちんとした教育を子供に受けさせ、ただしい道徳や信仰を教え、慈悲深くて人情味のある子に育てたことは、数日彼と共にしてよくわかりました。
二階建てのコテージ風の家屋で、二階に上がり、廊下から奥に入ると、薄暗くて広い一間に通されました。目が慣れてくると、目の前に吊りさげられているのは、豚のベーコンの燻製です。(右上)10mほど連なっています。一年で二頭の豚を解体し、食べきれない分を燻製にするのだそうです。家族3人で二頭も食べるとは思えず、きっと売ったりするのでしょうね。
中央には、大きな囲炉裏があり、火が絶え間なく燃え続けています。(左上、右下)囲炉裏の上には、格子が組まれ、 そこでチーズを乾燥させていました。(左下)豚肉も同様に熱と煙で燻製となります。



お父さんは、ヤクのミルクから作ったチーズを包んだお菓子や生のチーズをふるまってくれました。これがまた絶品で、何個でも食べられる美味しさです。甘さ控えめで、程よい酸味が効いて、完全にはまりました。バターはもちろん手作り。早朝に絞ったヤクのミルクを木樽に流しいれ、棒で数時間撹拌し続けると、やがて水分と分離したどろどろのバターが浮かび上がるのだそう。
私は正直バターが苦手なのですが、せっかくなので味見をさせてもらうことにしました。臭みがまったくなく、口の中で一瞬にさらっと溶けてなくなる感じです。
シャングリラでは主に大理の磚茶を崩して煮出して飲みます。なぜ煮出すかは次の「お茶編」でご紹介したいと思います。この煮出した磚茶に新鮮なバターをいれ、専用の容器で撹拌してできあがり。(右下)

昨年から続く茶馬古道の旅だと思えば、本当に貴重な体験をさせていただいています。チベット族はこのバター茶を一日3回は飲むといいます。こんなに濃厚なお茶を一日三回も飲むなんてすごいなあ…なんて

えっ?早く飲めって?

あ~、苦手な予感~。
でも、せっかく心込めて作ってくださったのだから、「いただきま~す」
うーん、ポタージュみたい…。
ちびちび飲んでいると、少しずつ美味しく感じてきました。(でも、たくさんは飲めない)

チベット君が素手でこのバター茶と青稞麦(高原でのみ栽培される麦の一種)(左上)をコネコネしたものをくれました。「僕、ちゃんと手洗ったから。はい、食べて。」
うむ、うむ。
なんというか、その、口の中で、もさもさするね…。


このお酒を飲んでいる最中も、バター茶がどんどん注がれていく…。



お庭では鶏やヤクを飼っていて、本当ににぎやかです。春節休みにもかかわらず、突然の来客に嫌な顔一つせず、いろいろふるまってくれたチベット族のご家族に心から感謝です。





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Last updated  2018年02月26日 22時20分49秒
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