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ホークスの斉藤選手がまた手術をすることにしたという。一時期は年間20勝を挙げ、ホークスの絶対的エースとして、ファンの圧倒的な信頼を得ていた男。例えば対戦相手のピッチャーが松坂でもダルビッシュでも、斉藤が投げるんだったら勝てるんじゃないかと普通に思えたし、特に日本シリーズやクライマックスシリーズのような短期決戦では確実に計算の出来るピッチャーとして、杉内なんかよりも信頼性は高かった。(シリーズでは勝ったことがないらしいが)それが2007年途中から故障で戦列を離れ、以来ここ2年間全くマウンドには上がっていない。昨年の宮崎キャンプでもいたことにはいたが…こんな感じで、まだまだだった。一流選手が一流のケアを2年も受けて「治らない」という意味が私にはよくわからないが、どうやらまたヤバイ箇所が見つかったということらしい。これで今期も絶望、とは書かれていないが、恐らくそうなるだろう。「32歳という年齢」、「度重なる故障」というキーワードは、普通に考えても「限界」「引退」という言葉しか浮かんでこない。特にホークスのファンは諦めが早いというか、期待通りにならない人間に容赦ないというか、大半の本音は昨年の時点で「もう駄目だろう」と思っている。そんな中、たった一人、本気で復活を信じ、戦っている人間がいた。それは斉藤選手本人である。彼は自身のブログの中でこう語っている。「可能性がゼロでない限りチャンスはある。 その少ない可能性に賭けて見るのも、 それはそれでプロなんじゃないかと…。」最後の「…。」に彼の切実さを感じる。更に「どうしようもなかった自分が、 今までで唯一続けて来れた野球を、 可能性が無くなった訳でないのに背をむける事は、 自分の中では出来ません。 もし、今回の手術で、 心身共にボロボロになるような事があったとしても、 野球でならそれが本望です。」ここまでの決意。しかもタイトルは「謝罪」チームのエースとして、ファンの期待にこたえられない悔しさを誰よりも感じ、その上で今ここにある僅かな可能性に賭けている。勝つことも大事だけれど、彼のように、ギリギリの可能性にかける姿勢も十分、我々を勇気付けてくれるのではと思った。それもあるのだろう。この一日で届いたコメントは現時点で720個。それだけでも彼は人の心を動かしたといえるし、私自身、思わず紹介してしまいたくなった口だ。諦めるのは簡単だけど、諦めちゃいけないんだな。そう思う。
January 31, 2010
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昨年の暮れにご結婚あそばれた妹夫婦が、先日、新婚旅行から帰ってきた。行き先は伊太利亜国。自慢じゃないが、35を過ぎてなお、海外渡航経験の無い私達夫婦だが、興味がないことは無い。がしかし、パスタとムッソリーニと伊達男ぐらいのイメージしか湧かないため、アドバイスできることは無い。とはいえ、なかなか行けない所なんだからということで、出発前に私のニコン一眼レフカメラを貸し、「これで写真を撮ってきてよ」と無理やり持たせてみた。コンパクトなデジカメは持っているものの、妹夫婦に写真の趣味は無く、最初持たせてもシャッターの場所もわからないし、そもそも「ファインダーを覗いて撮る」と言うことすら知らない状態。「盗まれたら悪いし・・・」と渋る義弟に、「幹部自衛官だったらカメラぐらい守れるだろ」と無茶苦茶な理屈で引き渡した。悉く嫌な兄だ。私もそう思った。だから、正直写真の出来栄えには期待していなかったし、有難迷惑なのは百も承知だった。そんなこんなで伊太利亜に旅立った妹夫婦が先日、写真を持って帰ってきた。(ご興味のある方はこちらをクリック!)早速見てみたら、撮るは撮るは500枚以上撮ってきた。どうせお惚気写真のオンパレードだろうと思っていたのだが、結構真面目に撮っている。さすが大学美術部で出会った夫婦だけのことはある。使い方がわかったら、絵心が大いに刺激されたみたいで、結構構図もいい。そんなこんなで初めて見た伊太利亜国。想像以上に美しい。特に建物。伊太利亜の建物を見たら、日本のものが子供だましみたいに見えてきた。行ったことないのに、行ったような気分になって、行ってみたくなった。写真を見ただけで、私ら夫婦は相当ハイになり、行ったわけでもないのにプリントアウトしてアルバムに入れてしまったのだが、義弟君は、終始大人しく、沈着冷静だったという。遠すぎて、知らなさ過ぎて、写っている景色が何なのかがさっぱりわからないのが非常に悔しいが、何年経ってもいいから、私もも一度は嫁を連れて行ってやりたいなとココロから思った。妹曰く、伊太利亜に旨いものは何も無かったらしい。パスタは総じて薄味で、サラダに至ってはかかってなかったり。(食に関しては我々が訪れた北海道の圧勝だろう)確かに土産に貰ったチョコはともかく、タバコは不味くて、1本しか吸えなかった。(禁煙にはいいかも)そういう意味では、妹たちの写真が一番の土産物だった。
January 29, 2010
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今日は次女ひなの3歳の誕生日。子供たちにとっての誕生日はとっても特別なものだ。プレゼントやケーキというのもあるけれど、クリスマスやお正月と違うのは、「これで(ちょっとだけ)お姉ちゃんになった」気分が味わえるというのが大きいだろう。子供にとって、2歳が3歳になるというのは多分、サラリーマンで主任が課長になったような自尊心の上でのグレードアップ感が味わえるのだろう。娘たちはまだ暦をちゃんと分かっていないから、いつ(本当に)自分の誕生日が来るか良く分かっていない。でも、周囲の様子から、それが近いようだと言うことをなんとなく理解し、誕生日前になると、それこそ昇進試験前のサラリーマンのように行動が慎み深くなる。だから、今日がその日とわかると、とっても嬉しそう。多分暫くは、『おりこうさんに出来なかったら、また2歳になるよ』と言うだけで、本当におりこうさんでいてくれる。と言うわけで、今朝の我が家は非常にめでたかった。プレゼントのおもちゃは仲良くお姉ちゃんと遊んでくれるといいんだけど・・・
January 9, 2010
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嫁が新しい仕事をするようになって、半年以上が過ぎた。少しずつ仕事にも慣れてきたのは結構なのだが、一つだけ厄介なのは、嫁の仕事の出勤にあわせると、いつもより一時間ほど早めの出勤となること。そういう時ははりきって早くから仕事をするっていうのもオツなものなのかもしれないが、数ヶ月前からは、家からパンとスタバのタンブラーに入れたコーヒーを持って行き、リバーウォーク前のベンチで読書をしながら朝食をとるようにしていた。青空の下、朝の日差しと新鮮な空気を吸ってのモーニングタイムは、この上なく優雅で贅沢な時間となっていたのだが、昨今の寒さである。とてもじゃないがそんな気分にはなれなくなってきた。そんなわけで、昨日だったか。小倉魚町のマクドナルドに入った。パンがあったので、申し訳ないがマックモーニングは頼まないで、コーヒーだけの注文に。(本当はコーヒーもあるのだが)すると、驚いたことに、その日のその時間は『お試し期間』だかで、コーヒーは無料なんだと。つったって、コーヒーしか要らないんだけど…と思いながらその旨尋ねると、それでも構わないと、マックスマイルで説明された。何のことはない。結果的に私は、金も払わず、コーヒーを『貰って』(その表現が正しかろう)2階へと昇っていった。(なんてったってコーヒーよりも、暖かい場所が目当てなのだ)そこで見た光景はこれまた驚きだった。私のようなコーヒーしか持たぬ客が沢山居たのだ。見れば灰皿はタバコの灰で山のようになっている。ホームレスも紛れていた・・・デフレの世の中で、『フリー(無料)』は究極の価格破壊兵器だ。うまく使えるのは結局マックのような巨大資本なのかもしれないけれど、やっぱりこれっておかしいんじゃないかと、私は感じた。ファーストフードのコーヒーが旨いわけがないという固定概念への挑戦というのもわからんじゃないけれど、単品注文でもタダにしちゃったら、そりゃ店の中はスラム化するわ。そうなると、申し訳ないが、マックに対するストアイメージは低下せざるを得ない。マックは120円のコーヒーで何を売りたいのか。ドトールは200円だったけれど、ちゃんとした(紙やプラでない)コーヒーカップを使うことで、コーヒーショップとしての最低限の品位を保つことに拘ったと聞いたことがある。別にマックがどうなろうが構いはしないが、あの光景を見て、マックの真意が測りかねたし、正しい価格政策、正しい販促経費の思想のようなものを考えさせられた。
January 8, 2010
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いや、ご多忙の折、こんな私にわざわざ出して下さった先輩諸兄のご配慮にイチャモンを付けるつもりは毛頭ない。年賀状にルールはないし、どうであれ「その人らしさ」が現れる年賀状自体が私は昔から好きだった。ただ、私が年賀状を出すときにはどんな方にも一言コメントを添えるようにしている。よく会う人間ならまだしも、この歳になれば、年賀状だけが唯一の交流という人も必ずいるし、コメントを書かないくらいなら、出さない方がいいんじゃないかと自分では思っている。今年はデザインの決定と印刷まではスムーズにいったものの、年末の休みに娘のお遊戯会やら妹の結婚式やらが重なり、例年以上にコメントを書くのが遅くなった。多少遅くなっても、しっかりと書いて送ろう。そう思い、ちびちび書きつつ、書きかけの年賀状と一緒にパソコンの机に置いていた。先日、仕事から帰ったら、嫁が、『書いた年賀状は送っといたから』というので、おっ気が利くね。と思いつつ、じゃあ、あとどれくらい書けばいいのかな?と思いながら机を探すが、見つからない。「ねぇ、書きかけの年賀状何処にあるの?」と訊いたら、『え?全部書いたんじゃなかったの?』って嫁が言う・・・・え???まだ何十枚かは書いていなかったんだけど・・・と言うわけで、今年の年賀状の何名様分かは、不本意ながら、確実に『ノーコメント』で送られたのだった。私の記憶では、タ行からハ行あたりまでの苗字の方がほぼそうじゃないかと思われる。あまりにも空白が目立つため、喧嘩を売っているんじゃないかと思われても仕方ないが、いちいち言い訳するのもおかしいし・・・最初から空白を少なくしとけばよかった・・・
January 4, 2010
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