猫耳ずきんの らぶれび ぼうけいしょん  介護と猫と人生と

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ずれずれ書房やん

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2020年02月04日
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カテゴリ: 恥産致笑文学
本日は立春。
 朝食にお屠蘇飲んで、お雑煮とたつくりと黒豆と数の子食べて・・・我が家恒例、まるで正月のメニューを美味しくいただきました。へへっデザートは張りこんで甘王。
10時のおやつに津弥栗でお抹茶、3時のおやつは粋甘粛で。。。

 猫たちにもちょっと豪華なカリカリを、そしてお屠蘇代わりにちゅーるを一本づつ。放浪オス猫も帰ってきた。ひどくはないが、顔にけが。。。また負けたらしい。こいつにも一本。とにかく生存が確認できてよかった。
 天気も良くて、気分も上々。氏神様へのお参りも完了。滞りなく、めでたいっ

では・・・本題


はぢ拾遺物語回顧編  第6弾
 また 2001年に書いたものです。近所の病院での出来事・・・





  まさか?性転換?


 早朝、救急車で近所の病院に運ばれた。まことに痛かった。苦しかった。即、入院と言われた。しかし、その時、私は、仕事の都合で、休むためには、沢山の連絡や段取りをしなくてはイケナイ状況であった。病院からでは 無理だ。そこで、痛みに耐えながら、コルセットもせず、よろよろと松葉杖をついて家に自力で帰ったのである。(後で聞くと、もし、あの時、背骨がずれていたら、今頃、下半身不随になっていたとか・・・知らないって、恐ろしい)
 で、その日、後から母が、病院で新しく作ってもらった私の診察券を持ってかえってきた。受け取って財布に入れようとして、なんか、変、と言うことに気づいた。・・・よぉく見ると、性別の欄の丸が男性の方に付いているのである。
 ワハハハ。爆笑した。
 おいおい、「***子」などという、明らかに女名前なのに、ぶはははは。なんじゃコラ? 
笑い声が折れた背骨に響き、痛みに悶絶しつつ、私は、笑った。化粧してないと男にみえたのかねぇ。まさかね。コレまでにも何度も行ったことがある病院なのにね。ああ、おかしい。男名前として読むなら「***コ」でなくて、「***シ」って読むのかね。愉快愉快。
 他人の害の無い失敗は笑えて、楽しいモノだ。ネタにもなるし。

 翌日、病院で、診察券を出しながら、受付の人に
「診察券、性別が男になってタンですよね」と言うと、
「あら、ホント」と、笑いながら受け取ってくれた。

 で、帰りに診察券を受け取って・・・???んん?
 私の診察券は、性別の欄の男ところに一度丸をつけてあった上からペケをつけ、女のところに丸が付けられてていたのである。・・・コレくらいのミスで、わざわざ新しい診察券を作り直すのは、無駄。というのは、わかる、よぉくわかるが、なんか、この性別の丸の付け方・・・気になる。まるで、「元は男だったけど、性転換して今は女なのよ」という感じで、なんだかなあ。


 ****
2020年の私から
 これは、祖母がトイレで脳梗塞で倒れ、抱きかかえて起こそうとして、私も背骨を骨折。という悲惨な出来事のあとで起きた笑止な事件であります。

 私はその頃、将来 祖母母と二人同時の自宅介護になる懸念もあったので、体をシックスパットとまではいかないが、お腹は触ると硬いくらいには鍛えていた。背筋なら、運動をしていない同世代の女性の平均をはるかに超えていたはずだ。
 だから、そこそこのとこではびくともしないはず。。。


 さて当時の私の仕事は、自由業で主にご指名をいただいたもので、結婚式やイベントの司会などたくさんの人のかかわる仕事でもあった。なので会社勤めのОLさんのように「今日休みます」と簡単に言えるものではなかった。個人でやっているので、自分自身がすぐに代わりの人を調達し、相手先に事情を話して代わらせてもらうしかない。携帯電話が普及していなかった時代・・・即入院と言われたにもかかわらず這いずるようにして家に帰り電話をかけまくったあの日のことは忘れられない。痛くて、寒くて、つらくて、情けなくて、仕事を頼んでくれた人に申し訳なくて・・・。そして、もうすこしズレれば半身不随の危険もあるといわれた恐怖も。

 思えば、あれから・・・私の本格的な介護生活が幕を開けたのだ。
 私がようやく普通並みの生活ができるようになったと喜んだのもつかの間。翌年には母が大腿骨を折り入院。ダブル介護突入。
 しかし、背骨を折って寝たきりを体験したことは、「介護される側」の気持ちを少しでも身を持って知ることができたのだから、それなりに意味のあることだった。でも、しばらくしたら ほぼ元の生活に戻れた(背骨にズレが残っているので無理はできないが)私と違って、少しづつ悪化していくのが当たり前の高齢者では、またその重さは違うかもしれないとも思うが。

 まあ、いずれにしても、今は普通に暮らせ、それなりに幸せに暮らせているのだから、男に見られようと女に見られようと、どうでもいいわいな。ということで。

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最終更新日  2020年02月04日 12時30分30秒
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