にゅーハチのブログ

2019.03.22
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カテゴリ: ガンダム
カミーユの母、ヒルダ。ガンダム屈指の悲惨な死を遂げた人物です。
Vガンダムのウッソの母の死に様も酷いですが、ノーマルスーツも着せてもらえずビジネススーツ姿で狭いカプセルの中に閉じ込められ宇宙に放り出された挙句殺されたので、ヒルダの方が凄惨と言えます。
実際ヒルダは恐怖におののいています。外が見えないならまだしも、暗黒の宇宙空間が全周囲丸見えですから。
しっかりとした救命ポッドに宇宙服を着せてもらえたSEEDのフレイはまだマシです。
それにしても、ヒルダはそこまで酷い死を迎えなければならないほど、罪深い人物なのでしょうか。

カミーユが軍人に暴行を働いた時も、ちゃんと身元引受けに赴いています。
カミーユが物語終盤にハマーンと意識を共鳴した時に見た母との写真では、穏やかに微笑んでいてカミーユも懐いています。幼児期はいい母であったことが伺えます。
それに比べてZガンダム1話では、若干神経質な感じです。やはり親子ですね。過労気味な為か頬がこけてしまっています。真面目で手が抜けない性格のようです。
愛人を作り家族と向き合わない夫と、すぐキレる暴力息子に囲まれて、さらに職場のトップはバスク。


物語の都合上死んでもらう二つの理由ため死んだだけなのです。
ティターンズは悪で打倒するべきという理由付けのために、殺されたのです。この場合は悲惨であればあるほど効果的です。美人だと視聴者の後味が悪くなるので、ちょいブチャく描くという念の入りようです。
もう一つ。ガンダムは一応中学高校の少年少女を対象に作っている感があります。その思春期の少年少女の、大人はわかってくれないという感情へのサービスのために殺されたのです。親に不満を抱いている子供達の溜飲を下げるために。

ヒルダは犠牲になったのだ。反抗期のガス抜きとティターンズとの因縁…。その犠牲にな。






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最終更新日  2019.03.22 21:09:55
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