にゅーハチのブログ

2019.04.09
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カテゴリ: ガンダム
ニュータイプとは戦争をしないですむ人間のこと、という アルムのおんじ レビル将軍の発言があります。その理屈でいくと、アムロシャアカミーユはもとより、ララァでさえ失格です。誰かいるでしょうか、宇宙世紀の人物で。

…その通り、流石!ご名答。これはまさにカマリア・レイのことです。
彼女は夢みたいな目標を掲げて過激な革命をするインテリとは違い、まず身近なところから始める堅実さを持っています。
戦時中のボランティア活動は並の意識の高さではとてもできません。何万年後のターンエーの頃にようやく人類が到達した事を、宇宙世紀0080年のカマリアはやっているのです。まさに早すぎた真のニュータイプでしょう。ショボいニュータイプは個人間で感応し合いますが、超宇宙ニュータイプのカマリアは個人レベルでは感応しません。

早すぎたあまり、真すぎるあまり、ポッと出の新参ニュータイプ共には彼女のニュータイプ性を感じ取ることができませんでした。彼女の息子でさえ…。
にわかニュータイプのアムロは、母親が理解できず、拒絶されたと感じます。愛されていないと思い込むのです。自分にも確かに愛は向けられているのに、独占欲の為に目が曇り真実にたどり着けず、絶縁してしまうのです。
そのため、後にララァに「人を愛してもいない」と痛いところを突かれる事になるのです。

ニュータイプの最初にして完成形がカマリアなのです。最初にして完成形、スーパーマリオ64と通じるところがありますね。マンマミィ〜ア!


15,6歳の息子が、敵とはいえ人間にむかって銃を撃ちまくる姿を見て戦慄しない親がいるでしょうか。15歳です。子どもです。
戦時中にしては空気が読めないと言えなくもないですが、ニュータイプのキャラクターはほぼ全員、電波天然マイペース自己中空気読まないのいずれかです。カマリアだけが酷いわけではないです。
さすが親世代キャラクターに厳しいのはガンダムのお家芸だな!

アムロは地球で別れて以降、カマリアの事を思い出した様子はありません。逆シャアの時の地球の危機でさえ、心配すらしていません。
せめてラストの「ララァがお母さん?」のところでカマリアの顔が脳裏をよぎった事を願うばかりです。





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最終更新日  2019.04.09 21:48:55コメント(0) | コメントを書く


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