◆長屋村       あらっ!ご近所さん♪

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November 30, 2010
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カテゴリ: ◆NovelでTea☆Time
指切り


+ 秘密のプレゼント + [33]


カーニバルストリートで縁日気分を楽しんだ二人は、ランドマークタワーへと向かった。
途中にモール街、クイーンズスクエア横浜がある。
次に二人はそこへ入っていった。
「うわぁ、お姉ちゃん。すごいよここ。お店が沢山あるよ」
「迷子にならないでよ」
「お姉ちゃんこそね」
「はいはい」

二人はきらびやかな商店に目を奪われそうになりながら歩いた。

「お姉ちゃん、あそこへ入ろう」
「え?」
「いいから、いいから」
高志は亜紀の手を引っ張っぱりながら、先にお店へ入っていった。
店のショーケースには、色鮮やかなブローチやネックレスが沢山並んでいた。
「お姉ちゃん、どれがいい?」
「え?」
「えっとね、帽子に付けるヤツ。どれがいいかなぁ~?」
「高志君、買ってくれるの?」
「うん。だって、帽子のリボン、風で飛ばされちゃったじゃない。淋しいからブローチ付けようよ」
「いいの?」

「本当?」

亜紀は、高志がどんなのを選んでくれるのかと楽しみにしながら、後ろからついて行った。
「これがいいかなぁ~、あれがいいかなぁ~」
と、悩んでいた高志の足が突然止まった。
「お姉ちゃん、僕、これをプレゼントしたいなぁ~」

見ると、ピンクの花柄模様に蝶々が二匹のブローチ。
白い帽子には綺麗に映えそうだった。
「ちょっと、高いよ、これ」
「大丈夫だよ。それくらい僕持っているもん」
「分かったわ、プレゼントして貰おうかしら」
「うん」

高志は大喜びしながら後ろのポケットから小さな財布を取り出した。
「これ、下さい」
「プレゼントですか?」
「はい」
「リボン、つけますね」
店員がショーケースから取り出すと、小さな箱に入れて包装した。
それが済むと小さなリボンをつけて、袋に入れて持ってきた。
「三千百二十円です」
「はい」
と、高志は財布から五千円札を出して、お釣りを受け取った。
「はい、お姉ちゃん、秘密のプレゼント」
「ありがとう。これが秘密のプレゼントだったのね。お姉ちゃん、嬉しいなぁ~」
「良かった、喜んでもらえて」
「どこで付けようかなぁ~?」
「タワーへ昇ったら付けようよ」
「そうね」





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Last updated  November 30, 2010 02:58:08 PM
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