謹賀新年
新年明けましておめでとうございます。
紅白はまったく見ずに・・・神社へ初詣に出かけました。
出かけたのは、午後11時30分・・・・そのまま「田名部神社」へ・・・・その足で、今度は「大覚院熊野神社」へ・・・・そして・・・・12時チョイ過ぎに「円通寺」に行って「三朝祈祷」に参列しました。
家に戻ったのが、午前三時過ぎ・・・・「若水」を上げ・・・「二礼二拍手一礼」で神棚を拝んでから、ベッドに入りました。
しかし、癖になってるんですかね?
朝6時過ぎには目が覚めたんですよ・・・・しかも気持ちのよい目覚めでした。
正月の新聞を読んでも、特に気になるような記事もないだろうな・・・」
そう思って新聞を取りにいったんですけど・・・・新聞受けのそばに小さな紙包みがおいてあったのです。
「何だ?・・・・・こんな朝早くから年賀に来た人でもいるのかな?」
私は小さな紙包みだと思ったんですが・・・・・なんともずっしりとした重みで・・・・
私は、居間にその包みを持ち込むと・・・すぐに開けてみたのです。
「あ!」
出てきたのは「一万円」の束・・・・・・
「なんだこれ?」
私が大声を出したものですから・・・家族がみんな起きてきます。
「何だよ、お父さん・・・・朝っぱらからうるさいな・・・」
でも、私の目の前にある札束を見てみんなびっくり!
「玄関の新聞受けのそばにおいてあったんだけど・・・」
私が説明すると・・・・「これは警察に届けたほうがいい」という意見。
早速洗面をさっさと済ますと・・・・朝食前に警察に向かいました。
「あれ?・・・・こんな早くから・・・ナイトさん、どうしたんですか?」
当直のお巡りさんが・・・私に聞くんです。
「実は・・・・玄関にこんなものが・・・・」
「札束」をお巡りさんに差し出すと・・・・
「ああ・・・今年はナイトさんにきたんですね?」
どういうことかと聞いてみると・・・・・私は知らなかったんですけど・・お地蔵さんが、毎年人を選んで宝物のプレゼントをするんだそうです。
「だから、このお金は・・・お持ち帰りください。
「じゃあ・・・このお金・・・私貰っちゃっていいんですか?」
「ああどうぞ・・・・」
「税金はどうなるんですかね?」
「あ・・・・そりゃ税務署に聞いてください」
ところが税務署はお休みです。
困ったなあ・・・・・そう思っているところに、なぜか税務署の署長さんが警察への年始にやってきたのです。
「おめでとうございます」
「あ・・・・おめでとうございます・・・・実は署長・・・かくかくしかじかで・・・・」
説明すると・・・「あ、このお金については・・・・宝くじと同じ扱いになりますから無税です。」ということ・・・・
私は、勇んで家に帰りました。
家に着くと・・・知り合いの藤井さんが・・・・私の家の陰に隠れていました。
「何してるんだろう?・・・・・藤井さん・・・・何してるんですか?」
尋ねると、藤井さんは頭をかきかき・・・・
「あれ?・・・・見つかっちゃいましたか?一番に年始したかったんです」と出てきたのです。
なぜ隠れていたのかわかりませんが・・・・そのとき私に新聞紙に包んだものを差し出しました。
「これ・・・なんですか?」
「あ、年始にお持ちした・・あなたの好きなサンマです。」
彼は私にそれを差し出すと・・・さっさと帰ってしまいました。
「お父さん・・・玄関先で何をしてるの?」
ジュニアが私に尋ねてきたので・・・・私は説明しました。
「一番先に藤井さんを見つけたんだ・・・・なぜか・・・あの人は隠れていたんだけど・・・・見つかったかって・・・頭をかきかき出てきて・・・最後にこのサンマを置いていったんだけど・・・・」
「何々?・・・・一番が藤井さん・・・そして見たか?っていったんだね・・・それで・・・お父さんが大好きなサンマを置いていったのか?・・・・あ判った!」
ジュニアが言うには・・・
「一・藤井さん・・・見たか・・・・・サンマ好き?・・・だから一・富士、二・鷹、三・なすびの駄洒落だよ!」
つまり・・・・「一・藤井、見・たか?・・・サンマ好き」
初夢
Calendar
Comments