昨日は驚いたことがありました。
いつも行く喫茶店で・・・・コーヒーを注文したんだけどね・・・・
その日に限って、その店のママさんの同級生やら、友達やら・・・・4人ほど集まってたんですよ。
いつもなら、一人とか二人・・・・でも、50歳前後の女性たちがそれだけ集まると・・・話題はなぜか下ネタになるんですよね。
まあ、ここでは言えないような言葉がポンポン飛び出し・・・・私としては早目に立ち去ろうとしていたわけです。
はじめは、私も一緒に並んで、カウンターでコーヒーを飲んでたんですけど・・・なんとなく男一人っていうのは気恥ずかしくて、新聞を読むふりをしてボックス席に逃げ出したと思ってください。
そこへ・・・先制パンチのお言葉が・・・・・
「あら?…ナイトさん…これだけの美女が集まってるのに何で逃げ出すの?」
「え?いや…あの・・・今朝の朝刊を読んでなかったから・・・」
「新聞なんて、いつだって読めるでしょ?・・・それより、あたしたち主婦の話しを聞くほうが、ためになるんじゃない?」
こうやって・・・中で一番、こういう話しに長けている女性が・・・わざわざ私の坐っていたボックス席に移ってきたのです。
「いや・・・ここでも聞こえるから」
「ところで・・・ナイトさん・・・韓国へ行ってきたんだって?」
実は、韓国へ行ったときに「BBクリーム」を頼まれたのは・・・・この女性たちのうちの二人からでした。
「あたしには?」
目の前に座ったその女性が・・・・私の顔のほんの15センチのところまで顔を近づけてそう言うのです。
私は決してそのクリームを、自分の金で買ってきたわけではなく・・・・その女性二人からお金を預かって買ってきたわけですから…その女性のお土産なんてありません。
別の女性が、助け船のつもりなのか、こう言いました。
「今度、あたしたちで韓国へ行くときに・・・ナイトさんが添乗員についてきてくれるってさ・・・・」
だから、その時に買えばいいじゃない・・・ってことらしいんですけど・・・
もちろんそんな約束をした覚えはありませんし・・・・万が一そうなったら・・・・うちのかみさんが恐ろしい・・・
「あ。そうなの?・・・・でナイトさんは誰と一緒に寝るの?」
「え?どういうこと?」
「だって、あたしたちは5人よ?・・・観光旅行って普通、二人で一部屋じゃない」
あ、ママさんを入れて5人か。
「誰って・・・・・」
なぜか、5人の目が、私の言葉を興味深々に待っています。
言葉に詰まっていると・・・・
「あたし、しばらく旦那がかまってくれないから・・・・あたしにしなさいよ・・・その代わり、旅行代金はナイトさんもちだよ?」
この女性・・・・旦那様が海上自衛隊の人で・・・・今、遠洋航海に出ているらしいんですが・・・・
「あ、ご心配なく・・・・俺、韓国だったらカジノから帰らないから」
「あ、そうか・・・・よく韓国に行くと思ったら・・・・ナイトさん、韓国に彼女がいるんでしょ?」
したり顔でカウンターに戻っていきましたが・・・・
席に着くや否や・・・振り返って・・・
「ナイトさん・・・今晩飲みに行こうか?・・・旦那がいないから朝まで・・・・」
一難去ったと思いほっとした瞬間でしたから、一口飲んだコーヒーを、思わず吐き出してしまいそうでした。
「残念だなあ・・・・今日はジュニアのスキーのおともで・・・時間が作れないなあ」
そう言ったんですけど・・・なんだかドキドキしてましたね。
それから話題は、「もし韓国へ行ったら・・・」ってことになったんですけど・・・・
私は絡まないようにして、新聞に目を落としたふりをしていました。
標準語で書くと・・・・それほどにも感じないんですが・・・・バリバリ地元の方言ですから、なんとなく生々しいひと時でした。
それから5分ほどして・・・・その、「飲みに行こう」と誘った女性が突然・・・
「ああ・・・暑い!」
と叫んで、自分の着ていたセーターの背中を・・・ブラのホックが見えるくらいまでたくしあげたんです。
当然素肌で・・・・脂かかった・・いわゆる「霜降り」風のお肉が見えて・・・
「えーっ!!」と声の出そうなのをぐっとこらえましたけど・・・
彼女は背中越しに私の様子を見ていましたね。
ちなみに、この女性・・・・うちのかみさんの同級生で・・・・けっこう頻繁に会っていますから・・・まかり間違っても・・・変なことにはならないですから、ご心配なく。
いつもこうやって、男をからかう女性なんです。
しかし・・・・・この女は何でいつもこうなんだろう?
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