「 青森県建設同友会 」っていうんですけどね・・・・・・
この会を作るときに、かなり問題になった会なんですけど・・・・順を追ってお話しします。
まだ私が20代の頃のことでした。
その頃私は、まだ実家に戻っておらず・・・・青森市の同業者の会社にお世話になっていました。
ただの現場監督だったんですけど・・・来年は会社を辞めて実家に帰るという年だったと思います。
「 青森県治山事業同業者協会 」っていう会がありまして・・・・その務めていた会社の社長が、私にこう言ったのです。
「ナイト君・・・君も来年は実家の会社に戻る。・・・・だから今回の治山事業同業者協会の研修旅行は・・・君が行って、そこに集まる若手経営者たちと交流してくればいい。」
社命ですから、私はその研修旅行に出席しました。
行く先は、「日光」・・・・・・
「治山工事」の工事現場を数か所見て・・・・鬼怒川温泉と東京に一泊ずつするコースでした。
ところが・・・社長の言っていた「若手経営者」って3人しかいなかったんです。
あとはもちろんお年寄り・・・・といっても60代の方々ですが・・・・・
20代~30代って、私を含めても4人だけ・・・・・
まあ、自然に・・・その若い者だけで話をしていたんです。
一人は、「 黒石市のN建設の常務 」、一人は「 深浦町のW建設専務 」・・・最後の一人は「 十和田市のT組の専務 」だったんですけど、この人たちと話しをしているうちに・・・・・
「おい・・・青森に戻っても、この旅行に来た我々の会を作ろうじゃないか?」
「黒石のN」が言いだしたんです。
「俺はまだ実家に戻ってないから・・・・経営者じゃないし・・・」
って私がつぶやきますと・・・・
「来年は、実家に帰るんだろ?・・・・じゃ発会式は来年の5月にしようじゃないか?」
なぜか、話がまとまっちゃったんです。
翌年・・・私は既定路線のように実家に帰りました。・・・そして4月半ば・・・・「新任の専務」として・・・私は役所や同業者への挨拶回りに追われていました。
そんな時・・・「黒石のN」から電話が来たのです。
「 あ、ナイト君?・・・例の会の発会式・・・・5月5日・・・・青森市にある” 五事 ”って店でやるから・・・・そこへ6時に来てくれよ・・・・それとね・・・メンバーが各地区バラバラなんだけど・・・・青森と八戸のメンバーがいないんで・・・あと二人・・・それぞれから呼んでおくから・・・ 」
私としてはよくわからないまま・・・・その会に出席したのです。
集まったメンバーは「5人」でした。
「 青森市のO組の専務 」だったんです?
「あれ?・・・・八戸からも誰か来るんじゃないの?」
「今日は5月5日でここは五事っていう店・・・・だからメンバーも5人でいいと思って・・・・」
ここで、地域区分をもう一度整理しておきますが・・・・「青森県の建設業協会」は・・・地区を6つに分けてるんです。
以上6か所になります。
だから・・・「八戸」だけ・・・誰も出ていないことになるんですが・・・・どうせ私的な会だから・・・それでいいだろうということになったのです。
この会は・・・お店の名前から「 五事の会 」と名付けられました。
目的は・・・・「企業の健全経営を目指し、勉強会を開催する」っていうだけでしてね・・・・まあ・・・いろんな先生にお出でいただき・・・お酒を飲みながらの勉強会を・・・3ケ月に一回開催していたんです。
いろんな勉強をさせてもらいました。
なんとなく・・・県議会議員たちが決めたと思われてる「下北」の「高規格道路構想」も・・・・実は、私たちが勉強した結果を持って県庁に出向き、担当部署に話しをした結果だと思っています。
一年ほどたった頃でした。
「 おい・・・メンバーを増やさないか? 」
会長という役割分担はなかったんですが・・・年長者である「深浦のW」が、声を上げたんです。
「 私的な会もいいけど・・・この会を残したまま・・・・公的な会も必要になってきた。・・・・自分たちの発言を取り上げてもらうためには、やはり公的な会じゃなくちゃいかん! 」
つまり・・・役所に私的団体で陳情しても、どうにもならないってことなんですよ。
「どんな会を作るんだ?」
「 建設業協会の若手経営者の会だよ 」
「メンバーが多く集まりすぎないか?」
「俺たちが最初に出会ったのは、 治山事業同業者協会 だ。・・・・この協会だけは誰でも入れるわけじゃない・・・・治山という特殊工事のできる、昔からの業者の集まりだから・・・その 青年部 を作ればいいんだ。」
たしかに下北についても、何十社ある中でこの協会に加盟している建設会社は6社だけです。
「 役員は俺たちがやればいいんだから・・・・五事の会で決めたことも、この会の意見として汲み上げてもらうこともできる。 」
しかし問題が、2つほどありました。
あとから「東青地区」のメンバーとして入ってきた「O組」は、この「青森県治山事業同業者協会」に加入してなかったんです。
それに「八戸地区」のメンバーもいません。
「O組の専務」は言いました。
「俺はいいよ・・・・青森なら、ナイトがいた会社の専務を役員にすればいいから・・・」
「まあ・・・Oには悪いけど・・・・この五事の会の勉強したことが、その新しい会の意見となるはずだから・・・お前は、この五事の会でいっぱい発言をしろ」
なんやかんやで・・・・新しい会を作ることになったんです。
言い忘れましたが・・・・この「 青森県治山事業同業者協会 」には上部団体がありまして・・・・その名も「 青森県治山林道協会 」・・・・
この会は、県内各市町村長を中心とした会になっているのですが・・・・その会の会長は・・・・昔から青森県にある宗教法人「大和山」の教祖様が会長を務められておりました。
まずここから攻めなくてはなりません。
その次は、「青森県治山事業同業者協会」の会長の説得・・・・
それと、各地区「協会員」の40歳以下の会員募集です。
あれ?長くなっちゃったな?
続くのはいいんだけど・・・・タイトル「 札幌へ・・・ 」の意味を伝えておかなくちゃね?
実は「 青森県建設同友会 」の解散総会を・・・・なぜか7月中旬、「札幌」で行うんです。
2泊3日でね・・・・
だから、札幌近郊の皆さんで・・・・ナイトと「オフ会」をしてもいいっていう方・・・・募集します。
おそらく2泊3日に設定したのは・・・・この同友会の会長・・・「深浦町のW」が・・・札幌の中央競馬開催に合わせたものと思われます。
私も「競馬好き」ですが・・・・できたら 札幌近郊の皆さんと交流したいなと思ってますのでよろしく!
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