今朝起きてがく然としました。
だって、昨日朝入れたはずのネタが・・・・どこにもない!
つまり、昨日は一件も更新してなかったんです。
昨日は早朝から忙しくってね・・・・・・
実は関係するイベントが二つ・・・・重なっちゃってたんですよ。
それと、友人の息子さんから頼まれたこともあって・・・・それに付き合っちゃったんです。
今日は昨日の出来事をまとめてみましょうか。
話しは一昨日の夕飯の時にさかのぼります。
一本の電話が入り・・・・・ジュニアが出ました。
「もしもしナイトですが、どちら様ですか?」
ジュニアが電話に出ると・・・・同じセリフを早口でまくしたてます。
「お母さん、電話・・・・」
「誰から?」
「知らない・・・」
聞いたはずなのに・・・・彼はそれを聞こうとは思わないようです。
「もしもし、電話・・・代わりました。」
かみさんが、よそ行きの声で電話に出ます。
しばらくすると・・・・
「お父さん・・・・ア〇写真館の奥さんから・・・お願いだって・・・」
このア〇写真館は・・・・私が青年会議所時代からの後輩で・・・・うちの静岡にいる妹と同級生だったと思いますが・・・・むつ市内の小・中学校のほとんどが・・・彼に児童生徒の撮影をお願いしてますし・・・修学旅行なんかも彼を頼む学校が多いのです。
だから・・・・むつ市内の30代より下の年代の人は・・・・まず間違いなく彼のことを知っています。
独身時代なんか・・・・彼のもとに「バレンタインデー」のチョコレートが山と積まれていましたし・・・・
私なんか・・・・彼が市会議員に立候補したら・・・・まず間違いなく当選すると思っています。
とにかく子供たちには絶大な人気の男なんです。
その彼は・・・ 「田名部高校英語科」の修学旅行で・・・・今、アメリカに行ってるはず?
なんだろうと思いながら電話に出ました。
「何かあったんですか?」
最初に思ったのは・・・・いや、ただそう思っただけなんですけど・・・・彼のお母さんが・・・・もしかしたら・・・・・
「あの・・・実は息子のことなんですけど」
「あ、息子さん・・・・」
少しホッとしました。
彼の息子は今、「立命館大学映像学科の3年生」
なんでも新設された学科で・・・・写真館の息子だから、やっぱりそちらの方へ進学したのかと思ったんですけど・・・・その息子は・・・・「ドキュメンタリー・ビデオ」の専攻だそうで・・・・つまり・・・将来はテレビ局の報道カメラマンになりたいようで・・・・
「何かあったの?」
「実は息子が・・・・卒業制作のテーマに恐山を選んだんだそうで・・・・今、秋祭りだから・・・・昨日帰ってきて・・・今日、撮影に行ってきたんです。」
「そう・・・・それで?」
「そしたら・・・恐山のお坊さんに・・・・撮影許可を出してないから・・・・地蔵堂などの内部・・・・大般若などのお寺の勤行などは撮影させられないって・・・言われたらしいんです。・・・・・それを、大学の教授に電話で話したら・・・お前は地元だから。。。誰かにお願いできないか・・・って言われて・・・」
「ああ・・・わかりました。・・・・じゃ、どうせ私も明日行く予定だから・・・・明日朝8時・・・・恐山に一緒に行きましょう。・・・・ただし・・・・許可が出るかどうかは全く自信がないですけど・・・・一緒にお願いはしてあげるから・・・・」
そう言って・・・・つまり昨日早朝に恐山に出かけたんです。
恐山は・・・「恐山秋の大祭」が毎年・・・10月10日から12日までの3日間開催されます。
昨日は日曜日ということで、けっこう混んでいるのですが・・・・私の役割はないにしても、一度は顔を出さなければと思っていたのです。
恐山に行くと・・・朝8時というのに・・・・駐車場はほぼ満杯でした。
受付に顔を出し・・・・駐車場が見える位置で・・・・その写真館の息子の顔を探すことにしました。
中学生時代までは、よく見てたんですけど・・・・高校生くらいから会う機会もなくなって・・・・けっこう変わっちゃったかもしれないな?・・・なんて思いながら待ちました。
8時少し前・・・・来ました。!
お父さんとそっくり!!
こりゃ、京都の大学だから・・・・けっこう京都の女の子を惑わしてるな・・・・と思いながら・・・
「おい!マア君・・・こっちこっち」(子供のころからこう呼んでました。)
彼はニコッと笑って、近づいて来たのです。
「それじゃ、院代さんのところに行こう」
私たちは・・・・山門をくぐり、「寺務所」に向かいました。
お坊さんたちが・・・・15人ほど忙しそうに働いています。
「院代さん・・・今お忙しいですか?」
「いや・・・今だったら・・・大丈夫・・・奥にいます。・・・お呼びしますか?」
若いお坊さんが・・・インターフォンで呼び出してくれました。
「院代さん・・・今、ナイト建設さんが見えられていますけど・・・・」
しばらく待って・・・・応接室に通されました。
「今日はこんなに早く・・・どうされたんですか?」
「院代さん」は・・・・ちらっとマア君の方を見て・・・・席に着きました。
この「院代さん」ですけど・・・・ふつうのお坊さんたちは「お寺の跡取り」っていう人が多いんですが、・・・ご両親とも長野県の教育者で・・・・本人は早稲田大学を卒業後、・・・いったんは民間企業に勤務されたんですが・・・・なぜか仏門に入りたいと思いなおし・・・・「曹洞宗本山永平寺」に入門され・・・・長い間、永平寺で修業された・・・少し変わりだね・・・って言うと失礼な話ですけど・・・・一生懸命信仰の世界に生きておられる方なんです。
5年ほど前・・・・「永平寺の顧問」をしておられる「恐山の山主様」のお嬢さんと結婚され・・・・今は永平寺を離れて・・・・「恐山」で、若いお坊さんや・・・・一般の方を指導されていらっしゃいます。
おっと・・・このあとは続く・・・・
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