昨日は、高級車をどうしようか・・・っていう話しを書きましたが、今日はヘリコプターのお話しをしましょう。
といっても、「自家用ヘリ」を持っているっていう話しじゃないんです。
大昔・・・になりますけど、あるオカルト宗教の教団が、ヘリコプターを持っていることがありましたよね。
その時、テレビで言っていたお値段が、・・・・ロシア製の中古のヘリでしたけど・・・「1億円」っていうことでした。
でもね・・・・当時はバブルでしたから・・・・もしかしたら、これくらいなら買えるかなと・・・・・思ってたんですよ。
かなり長い月賦払いになりますけど・・・・・
当時のうちの親父・・・・週に一度は東京・・・・ほとんどが青森市か仙台市・・・・地元にほとんどいないくせに、枕が代わると寝られない。
だからどんな遠くの出張でも、ほとんど自宅に帰ってくるんですよ。
近い青森市でも車で2時間・・・・仙台や東京から帰ってくるとなりと・・・・そっちにいられる時間なんてほんのわずかなんです。
それなら「自家用ヘリコプター」を買おうかって・・・・なるでしょ?
青森市までなら10分か15分。
仙台や東京でも、きっと1時間もあればいいと思うんです。
それにオヤジが使わない時・・・うちの会社は海の工事を中心にしてまして・・・・沖の防波堤に材料を運ぶには船を使うんですけど、それにも使える。
それなら無駄がなくて良いじゃないか・・・・そう思ったんです。
地元には海上自衛隊の基地があり、ヘリコプターのパイロットはゴロゴロいる。
良い考えだと思いませんか?
ところが・・・・法律はそれを許してくれませんでした。
基地は自衛隊のものですから・・・・わが社が使おうと思っても使用許可は出ません。
そこで空港を一つ作らなきゃないらない。
すると・・・・「空港長」なる資格を持った人がいなくちゃならないらしい。
他にも、「整備士」やら「パイロット」やら・・・かなりの人員がいなくちゃならないらしいんです。
予備の「パイロット」や「無線技士」とかね。
それに・・・・自衛隊のパイロットは、直接民間の航空会社に就職できないらしいんです。
むかし、自衛隊で飛行機の免許を取って、すぐに民間の飛行機会社にくら替えする人が多くって・・・・それで「自衛隊で飛行免許を取ってもすぐには民間に行けない」という法律が出来たんだそうです。
それであきらめました。
でも諦めて良かった。
今頃そのヘリコプター・・・・きっとあましてたと思います。
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