以下が実戦図。両当りだらけで信じられないような手だけれど、ここから白の打開策が難しいので驚いた。
実戦図

以下参考図1。 黒1~3は実戦では後回しになったが、最初に打っておいた方が良い。黒5に打って、左右を見合いにするのが普通の着想だが、白6に出られてしまうと黒はどうしようもない。以下白攻め合い勝ち。白6に打つ余裕を与えない工夫が実戦図だ。
参考図1

以下参考図2。白は、おそらく白4から6と打つのが最善。白14に逃げ出して難解だが、中央に黒から放り込む一発劫があるので、黒は何とかなりそうだ。
参考図2

いろいろ変化がありそうだが、以下参考図が一例。
参考図3

以下参考図4。白1、さらに左側の味を見て白7と打つのが頑張った手ではあるが、これは黒12が絶好の劫立てになって黒大成功だ。
参考図4

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