仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

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2023年09月30日
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 会場建設費は当初見込んだ1250億円から2300億に膨らみ資材価格や人件費の高騰などでさらなる増額が検討されており、会場となる大阪湾の人工島・夢洲の土壌からは法律上の基準値を超えるヒ素・フッ素・鉛も検出され用地の計画変更を余儀なくされていてまさに弱り目に祟り目の切羽詰まった状況である。会場建設費は国・大阪府・市・経済界が3分の1ずつ負担することになっているが、大阪府民・市民以外の国民は単に建設費の3分の1を負担するだけで万博による経済的な恩恵は何もないといわれててるのに、大阪・関西万博の当事者である日本維新の会の馬場伸幸代表は「万博というのは国の行事、国のイベントなので大阪の責任とかそういうことではなしに」と責任を国に押し付ける逃げ腰発言をしている。

 会場建設費は当初見込んだ1250億円から2300億に膨ら分について、立憲民主党の岡田克也幹事長が会見で「何とか予算の範囲内でいけないかということをまずは努力すべき」とした上で「国ではなく、大阪それから大阪を中心とする経済界。そこが負担するのが本来ではないか。国民にまで負担をお願いするということであれば、きちっと説明してもらいたい」と述べたそうなのだが、日本維新の会の馬場伸幸代表は増加した万博の建設費を国・大阪府・市・経済界負担することについて「名称は大阪・関西万博となっていますが国のイベントです。オリンピックは、それぞれの都市のイベント。主体的に国が費用負担していく。その中で地元や経済界にも負担をお願いしていくのは当然の話だと思う」との認識を示している。

 日本維新の会の馬場伸幸代表が大阪・関西万博の建設費見通しが現行の1250億円から2300億円程度に膨らみその差額を「主体的に国が費用負担していく」などと発言したことについて、ジャーナリストの青木理氏は「しかしこれ、この馬場代表の発言、これは普通に聞いて『おいおいおいおい』。国の責任はもちろんあるのだけれど、これはそもそも維新が地元で必死になって進めたやつを、今になって『国の責任だ』・『いやいや府・市の責任だ』みたいなことを言い出しているって、アホじゃないかって気がしてね」とあきれ顔をしているが、こうした国家的イベントは大手広告代理店の電通が裏で根回しや口利きをすることで何とか体裁を保ってきたが、東京五輪の談合事件でそのマシーンが機能停止状態になっているからだという。

 建設費がかさむほど国民負担も増えるわけなのだが、大阪・関西万博は大失敗して税金の無駄遣いに終わるといわれている。そうなったとしても岸田首相はもとより西村康稔経産相も日本維新の会の馬場代表も吉村洋文共同代表、万博協会の十倉雅和会長も誰も責任を取らないだろうという。この期に及んで日本維新の会や政府関係者は責任のなすり合いをして見苦しい状態が続いているが、日本維新の会の藤田文武幹事長は「多くの国民の皆さんが、成功を願っているのではないですかという中で、すでにこれは党派性を超えて行政手続きに入っているものですから、スケジュールに向けて各所でベストを尽くしていくということが、やると決まったイベントへの向き合い方」と無責任な指摘をしている。





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最終更新日  2023年09月30日 02時59分29秒
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