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患者様から「どうしてこの病院は外観が黒いの?」という質問を戴くことがあります。そこで今日は当院の外観の由来を紹介してみたいと思います。
まず外観が黒い理由ですが、もともと設計時に「いかにも病院という外観は嫌だな。居酒屋さんや美容室のように気軽に入れる雰囲気の建物にしたいな。」と考えながらいろいろな建物を見ていました。
その中で八幡浜中心部にある「わいんからあ」(料理もくわ焼など美味しいですし、隠れ家っぽくてとっても良いお店です)という居酒屋さんの外観が気に入って、あとはそこにプラスして松山市にある「伊丹十三記念館」の雰囲気も取り入れて設計をお願いしました。外壁は地元長浜で作られた焼杉を使用しています。
またシンボルマークがオレンジ色なのは、もちろん八幡浜のシンボルであるみかんをイメージしてのことです。「眼」という字を元にプロのデザイナーの方に巧みに可愛く仕上げて戴きました。
側壁の一部は「壁面緑化」を目指してワイヤーを這わせ、ツタが伸びるようにしています。昨年の夏に一度枯れかけましたがなんとか復活して頑張っています。ただ壁面緑化には程遠い状態でまだまだ時間がかかりそうです。
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