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このインフィニティは現在の日本では恐らく人気No1の実力派マシンなのですが、それにはある理由があります。
通常の白内障手術機械は、水晶体を削るための超音波が縦にしか出ないのですが、このインフィニティは縦だけでなく横にも出るのです。
そして横に出る超音波というのは、縦に較べて効率が良い上に目へのダメージが少ないのです。
ただ横発振だけでは白内障の進行が激しい場合などに手術が難しい局面もあるので、従来型の縦発振をどうブレンドするかがこのマシンを使いこなすポイントとなります。
このインフィニティはOzil IP(オジールアイピー)と言って、横発振だけでは無理でどうしても必要な時のみに縦発振を入れることが出来ます。車でいえばターボみたいなものですね。要はものすごくポテンシャルの高いマシンということです。
ただしこのインフィニティ、特色である横発振を活用するためにはケルマンチップという特殊な先っぽの曲がったUStip(水晶体を削るための道具)を使わなくてはならず、またそれぞれの術者に合わせてセッティングを最適化するのがなかなか難しい機械でもあります。
そのため私はこの2週間ほど、
DVD等のたくさんの手術教材で猛勉強を続けながら実際の手術に臨んでいます。マシンを使ってみての実際の感想はまた後日書きます。(続く)
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