にしわき眼科クリニック。

にしわき眼科クリニック。

2026.02.09
XML
カテゴリ: 外来診療一般
 眼科専門医も長年していると、「なんでか分からないけどこういうこと良くあるよな。」っていうものがたくさんあります。







 例えば、季節代わりには強膜炎と言う病気が増える印象があります。







 これは 赤黒い充血と強い眼の痛みが特徴で、放置して悪化すると目の一部が壊死してしまうこともある怖い病気です。治療には強力なステロイド薬の目薬やどうしても改善しない場合には飲み薬を使います。




強膜炎1.jpg






 さてそんな「眼科専門医あるある」の1つに、





「うつ病の患者様には重症のドライアイが多い。」




 というものがもう何十年も前からありました。特徴としては、「眼の所見としては必ずしも強くはないのですが、患者様自身の感じる重症度がとにかく高い」ということが挙げられます。







 、、、そして時が流れた今、ようやく、












 最新の主要文献で、「うつ病の人は、ドライアイの自覚症状がより重症であった。」ということが報告されるようになりました。我々が感じていたことは事実だったということですね。















 そしてここからが面白い所なのですが、うつ病のドライアイ患者様の治療をすると、「うつ病の症状が何故か改善した。」と仰る方がよくいらっしゃるのです。




 我々人間は外の世界の情報の80%を視覚=目から得ているという話もあるので、その入り口の状態を改善することにはまだ知られていない様々な効用があるのかもしれないな?と個人的には考えています。人間の体と言うのは不思議ですね。










お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2026.03.18 18:53:07


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: