酒と旅とグチのつれづれ日記byのぶりん

酒と旅とグチのつれづれ日記byのぶりん

2025年09月19日
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人気の海外パビリオンが、イタリア、フランス、アメリカ、クウエート、ヨルダン、シンガポール・・と数々ある中で、 今回はヨーロッパに的を絞る つもりでいました。
イタリア、フランス、ドイツは特に人気が高いのであわよくば、と思ってましたが、すでに入場規制がかかっていたり2時間以上待ちで、とても入れたもんじゃありません。

歩いて行く中で、目についたのがオーストリア館ですが、すでに入場制限になっていました。


そのお隣に スイス館 がありました。
ここも見たい候補の上位にあげてましたが、まだ入場制限していませんでした。
最後尾のプラカードを持った係員いわく 「2時間かかりますよ」びっくり ということでしたが、ほかも似たもんだと思って思い切って並びました。





面白かったのは、行列の途中で歩行通路を横切るんですが、割り込みされないように、通路を横断する前に スイス国旗の小旗 を渡され、渡り切ったら係員に返す、その繰り返しでした。


並び始めたのが17時過ぎ、係員の言う2時間というのが本当なら入れるのは19時過ぎですが、やっぱりサバをよんでいて、 1時間ほどで入館することができました。


入ってすぐに、切り絵風の幅10mにわたるモニュメントがあって、その中に おなじみのキャラ が隠れていました。


わかりますか?  「ハイジ」 です。
スイス館では、日本の人気アニメ 「アルプスの少女ハイジ」とコラボ していて、館内のあちこちにハイジやペーターたちがいました。

進むと、シャボン玉が飛び交うコーナーがありました。一気に非日常の雰囲気に引き込まれます。


​展示のテーマは、スイスの革新性と創造性を表現するもので、スイスらしい自然や芸術、未来技術にも触れることができます。​

内容的には少々難しいところもありましたが、日本人のハートに癒しを与えてくれるのはやっぱりハイジですかねえ。ウィンク

ここには ​「ハイジカフェ」​ があって、スイス料理やスイーツを味わえることができたようですが、場所がわからず、疲れてあまり食欲もなかったのであきらめました。


外に出ると、会場はすでに 夕暮れをむかえて薄暗くなっていました。

スイス館の行列はまだまだ途絶えることがありません。むこうに見えるのはバーレーン館です。

時間は18時半過ぎ。
もうひとつ入っていくことにしました。
「北欧館」です。

10分ほどで入ることができました。

北欧館は、スウェーデン、ノルウェー、フィンランド、デンマーク、アイスランドの5か国の共同展示で、 「ノルディック・サークル」 をテーマに、 異なる文化、言語、習慣をもつ国々が連携し、科学技術や技術革新、持続性社会の構築などの共通した分野の取り組みを紹介 しています。

北欧と言えば、やっぱり ムーミン?

内部は、広いホールに様々な展示が並んでいて、 ​​ シンプルな中にも北欧らしい機能美あふれるデザイン ​​ が特長。建物の外観も、北欧の伝統的な納屋をイメージしているそうです。

再生可能なライスペーパーが円状に天井から吊り下げられ、そこに北欧の自然や人々の日常が映し出されていました。
展示の中でもひときわ人だかりができていたのは、 各国の自然や街並みが大画面に映し出されるコーナー。
いつかフィンランドに行きたいと言っているカミさんは、 ​フィンランドの映像​ が流れるまで動こうとしませんでした(笑)








ここも、あとで調べると上階にカフェやグッズコーナーがあったようですが、このときには気づきませんでした。入り口近くにムーミングッズのショップがあったのでカミさんが入っていってすぐに水上ショーが始まりました。

北欧館は ウォータープラザ と呼ばれる海水に満たされたエリアのすぐ前にあります。
水上ショー 「アオと夜の虹のパレード」 は、ウォータープラザの幅200m 奥行60m 面積約8800㎡のエリアを巨大な舞台空間とし、 迫力ある映像と音響、照明や噴水、炎を駆使したスペクタクルショー です。中央の門のような構造物の上部から噴き出す水の膜がスクリーンになってアニメが映し出されていました。
19時10分からと20時30分からの2回実施されます。ショーの時間は約20分ほどです。

事前予約、当日予約で観覧席の空き枠を狙いましたが、もちろんのことまったく取れません。
観覧エリアのすぐ後ろは通路になっていて、係員が「立ち止まらないでくださ~い」としきりに注意しています。
仕方なく、少し離れた休憩スペースで雰囲気だけでも味わうことにしました。
障害物が多くてあまり見えませんでしたが、 音だけは響いてきて臨場感はありました。








まあ、ディズニーシーのビリーヴよりもしょぼいよな、なんて負け惜しみを思ってるうちに終演(笑)

時間は19時半過ぎ。
閉園時間は22時なので、少し並べば入れるパビリオンもあったと思いますし、1000機のドローンが発する光が夜空に絵や文字を浮かび上がらせるドローンショーも21時からあったんですが、あまり遅くまでいると尋常でない帰宅ラッシュの行列に巻き込まれて悲惨な目にあうようです。
疲労もピークになってきたこともあって、もう 帰ることにしました。

大屋根リングに昇って、夜景を楽しみながら東ゲートへ向かいます。


大屋根リングはところどころ、二階建て構造になってました。
一周約2km、世界最大の木造建築物としてギネスに公認 されたそうです。

大屋根リングの一部200mほどを万博終了後も残し、周辺を緑地公園として整備することになったそうです。リングすべてを保存してほしいという声も多かったようですが、整備や管理費用の関係で断念したようです。


大屋根の上には芝生もあって、夕暮れ以降は暑さも少し和らぎ、潮風にあたりながら寝転がって夕焼けや星空を眺めるのが好きというネットの口コミもありました。

ライトアップされた大屋根リングは、評判にたがわない美しさです。ウィンク








大屋根リングから眺める会場の夜景も宝石箱のようで、そのきらびやかさに目を奪われます。



ご縁がなかったフランス館です。三色旗の色にライトアップされてます。


アメリカ館もすでに受付終了してました。
まあ噂だと、トランプ大統領の映像がやたらに出てくるらしいので、はなから行く気はなかったですが。



東ゲートにたどり着いたのは20時30分頃。
パビリオンは4つしか入れませんでしたが、 「万博に行ってきたぞ。楽しかったぞと言えるだけの体験はできました。ぽっ

早めに出たつもりでしたが、東ゲートを出てから地下鉄夢洲駅までの行列はかなり伸びていて、駅にたどり着くまでに20分ほどかかりました。
いつぞや、閉園時に地下鉄がストップして、帰宅難民で大混乱に陥ったことがありましたね。
自分がそんなことに巻き込まれたらと思うと、実感としてゾッとしました。






この日の一般入場者数は約18万2000人でした。

9月18日現在で、最多は9月13日土曜日の約21万8000人、平日でも9月16~18日は連日20万人を超えたそうです。
速報値で、一般入場者数の累計が2000万人を突破しました。
当初は、大コケするんじゃないか、なんて言われてましたが、日に日に人気が高まってきたようですね。
4月に万博が始まって以降は来場者もなかなか伸びず、4~8月は一日5万~10万人前後、GWや夏休みの多いときでも15万人ほどで推移していましたが、9月に入って駆け込みが急に増えてきてからは一気に20万人を超える勢いに。
でも、遠くからわざわざ来る人ってのは、そんなに多くないと思いますね。関西圏、特にお祭り好きの大阪人、そして、万博レポを商売にしているユーチューバーが20回も30回も繰り返し来場しているらしいので、その連中がこの殺人的な混雑を生み出している一因になっているんじゃないかなって思います。私見ですが。

万博自体も、パビリオン建設費の未払い問題や、有毒ガス、ユスリカの大量発生、水上ショーのレジオネラ菌、等々、様々な悪評が飛び交ってましたが、結局は、一度は行っておきたいっていう駆け込み入場がこれだけ出るってことは、まあ、魅力のあるイベントだったのかなって思います。

これから万博に来る人は、入場日時の空き枠が最終日までほとんど埋まっていて、チケットを持っていても入場できないってケースも増えてくるかもしれません。入場日時予約が取れずにチケットが無駄になったとしても払い戻しはないそうです。強気ですね。
運よく入場できてもパビリオンの予約は至難の業で、入館制限で並ぶこともできないことが予想されます。 「並ばない万博」どころか「並ぶことも許されない万博」になっています。
​もっと早く行っておけばよかった、という後悔の声号泣が日本中から聞こえてくるかのようです。​

ホテルにたどりついたのが21時半ごろ。
チェックイン手続きして、10階の部屋へ。

夕食がまだだったので、部屋で休む間もなく、開いている店をさがして外へ出ました。
さすが大阪ミナミ。街の賑わいはまだまだ宵の口です。
結局、 ラーメン屋で本日のディナー。

このお店、万博のフードコートにも出店してました。

再びホテルに戻ると、すでに23時前になってました。
お風呂に入って汗を流してから、部屋から見える夜景をながめつつコンビニで買ってきたチューハイを片手に、 ​本日のひとり反省会。​

ちなみにツインベッドの片方では、すでにカミさんが爆睡中です(笑)

事前研究不足が原因ですが、海外パビリオン内に入らなくても、短時間待ちで入店できる併設のカフェやショップもけっこうあったようで、 異国情緒や色々な国のグルメを味わえる機会をのがしてしまったことが最大の心残り、かな。しょんぼり

と、いうことで、 大阪・関西万博レポは完結です。
翌日は、少し道頓堀界隈をぶらぶらしてから帰ることにします。





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最終更新日  2025年09月20日 11時45分05秒 コメント(2) | コメントを書く


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