のびゆらの花咲く旅路

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2008.07.31

自宅出産のリスクマネジメント　-コングレス発表より

(6)

テーマ： *☆* 初めての妊娠 *☆*(1537)

カテゴリ： about homoeopathy

前回書いたコングレスの報告記事を、
RAH同期魔女っ子☆ぴろこさんがご自分の blog で紹介してくださいました♪
ぴろこさんならではの考察も読み応えあり。
是非、遊びに行ってみてくださいね＾＾
http://plaza.rakuten.co.jp/piroko0618/diary/200807300001/

さて、blogにコメントを寄せてくださった☆NEKO☆さんからのリクエストにて、
コングレス・レポート第二弾です。

■鴫原先生（助産師／ホメオパス）
ホメオパシーによりひろがったお産の可能性について

ホメオパシー的妊娠と出産

この本でもおなじみ、カリスマ助産師ホメオパスの鴫原先生。
RAHの講義では、お産の現場を臨場感（とユーモア）たっぷりにお伝えくださるのですが、
今回は、臨床で積み重ねられた数値データを、淡々と発表なさいました。

先生は冒頭に、

自然分娩は「医療介入のないお産」
自宅出産は「そこの場所にあるものでお産を行うこと」

と定義。

アットホームなお産ができる、家族全員の立会いができる、薬の害がないなど、
とかく良い面ばかりが強調される自宅出産ですが、もちろんリスクはあります。

自宅出産のリスクマネジメント
妊婦の生活や食事の指導をおこなうのはもちろんのこと、
そのひとつとして「ホメオパシー」がある、という印象を受けました。

たとえば、
陣痛が適切な時期（37w～40w6dの間）に起こらない場合、
病院でのお産になってしまう、というリスクがあります。

そこで、1999年からCaul.(コーロファイラム／類葉牡丹)200Cを、
妊娠36wの妊婦に週に一度とってもらうようにしたそうです。
果実が熟したら、ポトリと樹から落ちるようにお産を起こす、
そんなレメディーです。

翌2000年からは、妊娠7ヶ月ごろからPsor.（ソライナム／疥癬）10Mを3日間。
これは胎児のカルマを落とし、産道を通りやすくするといわれています。

全マヤズムのレメディーをとってもらっているとのことです。

このようなレメディーを指示した結果、
80％以上の妊婦（初産・経産含めて）が、
適切な時期に陣痛が来て、お産ができたとのお話でした。

さらに、母体のリスクとしては分娩時の出血、
新生児のリスクとしては、出生児の仮死が挙げられます。
いかに「搬送」をさせないか 、ということに尽きるでしょう。

鴫原先生が関わったお産では、
10年間で母体の搬送はゼロ、新生児の搬送は数例だそうです。

これについては、ホメオパシーだけではなく、
「 現代医療との連携 」というリスクマネジメントも行われています。

というのは、既往症がある、手術歴がある、持病で薬を服用しているなど、
ハイリスクの妊婦の方が、どうしても鴫原先生の助産を希望された場合に、
産院のオープンシステムを利用して「病院内のお産」をしているのです。

これなら緊急事態が起こっても、
医療スタッフは同じ建物の中にいるので「搬送」にはなりません。

こういったオープンシステムを採用している病院が増え、
それを利用する助産師が増えると、
妊婦側、助産師側、医療側、三者にとって満足度の高いお産が、
もっと多くなるでしょうね～

そして、昨年1年間の自宅出産のケース31例が、一覧表で報告されました。

妊婦の年齢、初産or経産、週数、分娩所要時間、出血量、児体重、
（会陰）裂傷程度、提携医療機関名、処置が記録されているもので、
なかなか「科学的」には証明しにくいホメオパシーの有効性を、
数値データが静かに語っている、貴重な資料です。
（どこまで数字を引用していいか、ちょっと判断がつかないので、
内容については伏せさせていただきます）

盆暮れ正月もなく、24時間稼動の助産師さん。
お産が重なったりして、大変なこともあるでしょうが、
そんな中、記録を続けてこられた先生と、
スタッフの方に感謝、感謝です～

ママイキのHPができました！
遊びに来てくださいね♪
http://mamaiki.net/

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