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2005.03.19
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ひょうたんから空

~新潮社、1999年;新潮文庫、2002年~

ナミコ一家。庭に、なにかツル性の植物を植えようか、というところから、物語は始まる。
家出していたパパは、ナミコの家に向かっていたミタカくんと会い、家へ。パパは、ミタカくんの友達と紹介され、すぐに家に戻ることはできなかった。けれど、ママが提案したひょうたんを育てる計画の手伝いをするといって、よく家に来るようになる。
瞳ちゃんにはちょっと変わったボーイフレンド(丸山くん)ができた。ハナちゃんはミサオのガールフレンドになり。
季節は移ろう。ひょうたんの花が咲き、小さな実ができはじめ、やがて実を摘み、きれいにする…。
移ろう時間の中、なにげない日常の中で、ナミコはいろいろと考える。

結局、本作を読みました。何度となく読み返していますが、やっぱりいいです。
本作は、『ミタカくんと私』シリーズの第二作。

ママの言動には、何度も笑ってしまいます。変わり者のミタカくんでさえ、「あのママの反応というのは予想がつきませんからね」と評するほどの人物ですから。こんな母親がいたら、素敵な家庭だろうなぁ…。料理は得意だし。
丸山くんは、どこか向いているベクトルが違う(あ、安易にベクトルなんて言ったら、数学科の同期に怒られてしまう!?)雰囲気を漂わせています。瞳ちゃんよりミサオに興味があるみたいですが…。
パパも、気が優しくて、いい人。浮気しちゃったけど。ナミコの名前の由来のところでも笑いました。ママもママだけど、パパもパパだなぁ…。
せっかくの再読なので、いっぱい付箋を貼りました。
九月に学校が始まっているということは、やはりナミコさんは高校生?ミタカくんがバイトをしまくっていることを考えると、大学生のようでもありますが…。でも、大学生ならクラスなんて滅多に言わないから(私は文学部を出ていますが、クラスは語学のクラス分けのためにしか、機能していませんでした。理系だと、もうちょっとクラスが機能するのかも知れませんが)、やっぱり高校生なのでしょう(ですよね?)。
ナミコさんが考えるいろいろなこと。ふっと口に出す問い。世の中のいやなことについても考えは及ぶけれど、彼女の考え方は、基本的に明るくて、前向きです。今の私に、もっともっと欲しい部分です。だから、いま、この作品を読み返して、よかったなぁと思います。
あたたかい気分になれました。





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Last updated  2007.11.12 09:08:11
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のぽねこ @ Re:銀色夏生『流星の人』(05/16) スパイシーチューリップさんへ コメント…
スパイシーチューリップ @ Re:銀色夏生『流星の人』(05/16) 流行りましたね!キラキラ系、あまり知ら…
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