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2012.12.22
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~講談社ノベルス、2000年~


 第15回メフィスト賞受賞作。氷川透さんのデビュー作です。
 それでは、簡単に内容紹介と感想を。

ーーー
 学生時代のバンド仲間たちが久々に集まった。解散し、駅で終電を待っている中、トイレの中で、仲間たちのリーダーである和泉が撲殺されているのが見つかった。
 改札そばにいた氷川透は、バンドメンバー以外に改札を通った人がいないことを把握していた。犯人は、自分たちの中にいる…。
 しかし、現場にはいくつかの不審な点があった。凶器とされたのは、飾りの像の台座だったが、なぜ犯人は像の方ではなく、台座の方を使ったのか。
 警察と連絡を取りつつ、事件について考察を進めるさなか、さらに仲間の一人がマンションから墜落死する。
 はたして、事件の真相は…?
ーーー

『各務原氏の逆説』 と同シリーズ第2弾 『各務原氏の逆説 見えない人影』 が、いろいろと論理的に甘いところがあったり、真相もはて??と思わされるところがあったのに対して、本作はまさに理詰めの作品。といっても、氷川さんが(わかりにくい?)冗談を言ったりするので会話の方も楽しく、謎解きも十分に楽しめる作品だと思います。
 また本作で面白かったのは、作中の氷川さんが問題としている「物語の進行における視点の問題」が、作品の構成としても意識されていること。節ごとに視点の中心となる人物が変わるのですが、恥ずかしながら、私には本作におけるその効果について論じることはできません。ただ、物語のなかの視点の問題というのは、ずっと以前から興味をもっていたことなので、あらためて意識するきっかけになりました。





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Last updated  2012.12.22 22:39:46
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のぽねこ @ Re:銀色夏生『流星の人』(05/16) スパイシーチューリップさんへ コメント…
スパイシーチューリップ @ Re:銀色夏生『流星の人』(05/16) 流行りましたね!キラキラ系、あまり知ら…
のぽねこ @ シモンさんへ コメントありがとうございます。 なにぶん…

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