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2013.04.27
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  • C:\fakepath\『アリス・ミラー城』殺人事件.jpg


~講談社ノベルス、2003年~

 北山猛邦さんの、いわゆる「城シリーズ」第三作です。
 簡単に内容紹介と感想を。

ーーー
『アリス・ミラー城』に、10人の探偵が集められた。最後に残った探偵が、『アリス・ミラー』を見つけられるという条件で…。
 いびつな城では、次々と事件が起こる。ある者は密室状況で顔をつぶされて殺され、ある者はバラバラにされ…。事件を収束させようと、皆殺しをたくらむ人物も現れ、事態は悪化の一途をたどる。
 はたして最後に残るのは…。
ーーー


 正直、文体は、最近の猫柳シリーズと比べる間もなく堅めでややとっつきにくい感じでしたし、登場人物たちも癖もあるしで、苦手な感じもあったのですが…。
 ネットで確認して気づいて、あとから面白さがやってきた感じです(自分の読解力のなさをあらためて感じました…)。
 いつものような、これは面白かったです、とはちょっと違う感じですが、面白い作品であることには間違いありません。
 おそらく発売当初に買って読んでいるはずなので、10年ぶりくらいの再読です。その間に短編集 『私たちが星座を盗んだ理由』 (収録作品はどれも面白かったです)や猫柳シリーズを読み、本書を再読すると、あらためて北山さんの作品(というか世界観というか)の面白さを感じさせられます。
 良い読書体験でした。





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Last updated  2013.04.27 19:33:39
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