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2017.04.26
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  • 夏と冬の奏鳴曲.jpg


~講談社ノベルス、1993年~


 メルカトル鮎シリーズ第2弾です(木更津悠也も名前が登場)。
 今回は、出版社で編集者のアシスタントをしている如月烏有さんが主人公となります(第三作『痾』の主人公でもあります)。
 それでは、簡単に内容紹介と感想を。

―――
 出版社でアルバイトをする如月烏有は、高校生の舞奈桐璃とともに、真宮和音という一人の女性の魅力に憑かれた人々の取材をすることになった。20年前、孤島、「和音島」で、和音とともに生活していた彼らは、和音と、もう一人のメンバーの死の後、離ればなれになっていた。20年ぶりに集まり、和音の命日には、彼女が主演をつとめた映画を上映して、和音を偲ぶという。
 しかし、メンバーのなかにどこかぎくしゃくした空気が漂っていた。初日のディナーの際、着飾った桐璃を見た彼らの異常な反応。そして和音の絵が切り裂かれ、ますます緊張が高まっていった。
 そんな中、真夏にもかかわらず、異常気象で島は雪に覆われる。そして、足跡のない密室状況で、首のない死体が発見された…。
―――

 なかなか事件が起こらないので、序盤は少し読むのがしんどかったですが、絵が切り裂かれ、さらに真夏の雪密室という事件が起きてからは、どんどん引き込まれました。

 全ての謎がきれいさっぱり解決されるというわけではありませんが、個人的には『翼ある闇』よりこちらの方が好きなタイプの物語です。
 ノベルス版で500頁という大作で、すべてが理解できたわけではありませんが、これは面白かったです。
 15年ほど前に一度読もうとして序盤で挫折していましたが、今回読めて良かったです。

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Last updated  2024.01.28 13:02:25
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のぽねこ @ Re:銀色夏生『流星の人』(05/16) スパイシーチューリップさんへ コメント…
スパイシーチューリップ @ Re:銀色夏生『流星の人』(05/16) 流行りましたね!キラキラ系、あまり知ら…
のぽねこ @ シモンさんへ コメントありがとうございます。 なにぶん…

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