高田崇史『パズル自由自在 千葉千波の事件日記』
~講談社ノベルス、 2005
年~
千葉千波の事件日記シリーズ第4弾。6編の短編が収録されています。
「桜三月三本道」
お花見で場所が近かったおばさんたちと一緒に過ごすことになったぴいくんたち。一人のおばさんとぴいくんの妹のチョコちゃんがトイレに行ったのち、チョコちゃんが迷子になってしまう。鍵を握るのは何度かに一度必ず嘘をつくというおじいさんの証言で…。
「迷路な二人」
親戚に頼まれて迷路の案内係を引き受けたぴいくんたち。ところが案内係は被り物を着てしないといけず、また怪しい人物が迷路に逃げ込んで、事態はややこしいことに。
「徒競走協奏曲」
チョコちゃんの小学校の運動会に応援にきたぴいくんたち。ところが学校では二日前に校庭で誰かが焚火をするという事件があったり、当日もリレー中に何人かの生徒が逆走してきたりと、波乱だらけの展開に。
「似ているポニーテール」
千波くんのコンサートのリハーサルで、参加者のヴァイオリンがなくなってしまうという事件が起きる。さらに、千波くんのフルートまでなくなっていて…。
「ゲーム・イン・ゲーム」
2年前、千波くんの家で起きた事件。千波くんたちとゲームで楽しんでいた中、不審者が侵入してきて…。
「直前必勝チャート式誘拐」
知り合いが誘拐されてしまうという大事件が発生。しかし、その知り合いはなんとか自力で脱出して無事だった。けれども、誘拐犯の居場所の手掛かりが、近くにはないはずの「動物園」で…。
―――
この中では「徒競走…」と「似ている…」が、シュールなパズル感も少なく好みの物語でした。
久々に本文中にある算数の問題に挑戦してみました。なんとかなってほっとしています。
(2021.12.12 頃読了 )
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