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2025.05.03
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ミシェル・ボーリュウ(中村祐三訳)『服飾の歴史―古代・中世篇―』
~白水社文庫クセジュ、 1974 年~
Michèle Beaulieu, Le Coutume Antique et Médiéval , P. U. F., 1967
 古代オリエントから 15
 本書の構成は次のとおりです。

―――
訳者まえがき

第1章 古代オリエント
第2章 エジプト
第3章 西アジア
第4章 ギリシア
第5章 ローマ
第6章 ビザンチウム
第7章 中世フランス

参考文献
―――

 本書のタイトルから、古代ギリシャ・ローマあたりから中世までの概説かと思いきや、紀元前 3000 年頃以降の、いわゆる古代文明からの叙述となっている点がまず目を引きます。
 第1章は古代文明の概観で、第2章・第3章で、いわゆるエジプト文明、メソポタミア文明の服飾について、その特徴や、ものによっては身に付け方までが紹介されます。
 第3章以降はヨーロッパに視点を移し、ギリシア・ローマの服飾を概観したのち、フランスを舞台に、古代末期から 15 世紀までの服飾をみていきます。
 それぞれの章について、男女それぞれの服装のほか、適宜軍人の服装や、聖職者の服装が簡潔に紹介されるという構成となっています。
 全体を通じて、図版も豊富で、イメージがわきやすいです。

(2025.02.04 読了 )

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Last updated  2025.05.03 13:08:02
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