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金曜日、今年最後の稼働日は終わり、華金でした。なので、当然のように電車出勤です。最後の最後に大きな不具合発覚・・・。対応は来年になりますが、当の本人は落ち込んでいる様子。ここはやっぱり飲みに連れて行ってみますかー、と思っていた3時頃、トイレで部長にばったり会い、そこで、
「お前、今日何時まで働くんだー?」
「そんな遅くまではやりませんよ、今日はさすがに。」
「そうかー、俺ら上がったらすぐいつものところで飲むけど、お前も来るか?」
「えぇ、別にいいですよ。」
あー、あー・・・、別に構いませんけど、完全昭和臭のする居酒屋なんで、職場の最寄居酒屋ですが10年くらい個人的には寄り付いてません。
・・・。
18時くらいに退社して向かいます。さすがに近いのであっという間に到着です。

近くに工場はありますが駅からは反対側で遠く、住宅街、というほどでもありません。
(なんでつぶれないんだろう?)
というのが率直な印象です。特に宴会料理は作り置きで今まで行ったことがある居酒屋、飲み屋の中でもワーストです。ただ、1品料理はうまい!系のお店です。数人で寄るには美味しいお店、っていうことになります。
行くともう始まってました。途中から加わり宴会スタートです。

ま、内容は仕事の話になりがちです。でも料理は、確かに美味しい?馬刺しなんかも食しましたが、特に生牡蠣が新鮮でデリシャス!サザエの壷焼きも美味いねぇ・・・。
2Fでは同じ職場の違う課の一行も宴会をしていたので、その宴会が終わってから別席に移って2次会です。それはそれで楽しかったのですが、焼酎お湯割りだけでどこかお腹が苦い?焼ける感じです。
なんだかんだで終わって22時過ぎ。えー、4時間も居座りました。店の前でリリースされました。他の方々は近隣に住んでいる方々なので、近くでまた飲みなおしでしょうか。自分は駅に向かいます。
で、当然いつもの駅で降りてしまうのです。でも、23時近く、終電前の飲みなおしでバーは混んでいるはず。バーによる人種は終電を気にしない人が大半で、しかも正月休み前の最終華金ともなれば、いつものバーはまず満席でしょう。
いつもの姉妹店は4軒。1軒は離れてますが、3軒、前を通ってみます。うーん、ボーイさんが出ていないなー。これはほぼ満席のときです。情報も聞けそうもないです。23時ちかく、そりゃあ3次会くらいで盛り上がっているでしょう。
じゃあ、離れの缶詰バーに向かってみます。
こっちは・・・、店の前を通るといつものボーイさんが立ってました。
「あっ」
「こんばんは、空いてますか?」
「どうぞ、どうぞ、全然空いてますからどうぞ。」
店内に入ると・・・、お客ゼロ。ま、雑居ビルの奥の奥。姉妹店経由じゃないとまずは来ようとも寄って見ようとも思えない無人島のような場所です。
お、お・・・、?
年内最終華金なのに、女の子ひとり・・・。すみません、女の子じゃないです、35・・・前後?たまーに本土から若い子もローテーションで入ってますが、基本、年齢高めです。で、さすがにコスは着ませんねぇ・・・。私服です。
「とりあえず水割りで。」

ここのバーテンダーさんはクルマに詳しいので、そんな話をします。19でシルビアを買って事故。エンジンとミッションは手を加えた絶好調のタマだったので、廃棄するのが惜しくて、また中古で買ったシルビアか180SXにアパート前で自力でエンジンとミッションを移植した猛者らしいです。
「へぇー、すごいですねー。」
なんて話していたら立て続けにお客が2人ご来店です。
バーテンダーひとり、女性スタッフひとり、どう回すんでしょうか。隣に座った男性はー、30ちょいでしょうか。話しを聞いていると常連さんのようです。彼が、
「すっげー腹減ってて、チャーハンできる?、イナゴの佃煮チャーハンとかじゃなくて、この前の蟹チャーハンできる?」
「かしこまりました。」
そこは腰が低いバーテンダーさんです。奥の厨房に消えていきました。
店内はほとんどお客さんだけになりましたが、隣の男性が話しかけてきました。
「今、○○っていう鳥やさんの居酒屋から流れてきたんですよ。ちょっと食べ足りなくてー。行ったことあります、そのお店?」
「いや、ないですねー、美味しいんですかそのお店?」
から始まり、帰省、地元の話なんかしてました。そうしたら、もうひとりのお客も会話に入ってきて、ゲームの話になりました。
「ドラクエするために、スマホ換えたんですよ、先週。」
なんて、カウンターじゃなくて、後ろを向いて知らない者同士ながら、ワイワイ話せました。
(あれ?なんか、こういうのも楽しい?)
女の子と話すだけがお酒じゃないのかも、なんて思っていると、チャーハンをもってバーテンダーさんが現れました。隣のお客さんにサーブされたチャーハンが大盛り熱々で美味そうなこと・・・。
隣の男性が、美味そうにがっついてました。バーテンさんは、
「ここの厨房も、フライパン、中華用買うかなー、今のほとんど鍋みたいなやつだし・・・。」
なんて、ぼやいてました。見ていて、お腹が空いてきました。居酒屋ではコースじゃなかったのでほとんど食べてません。棚に飾られた缶詰やレトルト食品をみてー、おいしそうなやつは・・・、棚からチョイス。
「これ、出来ます?」
「かしこまりました。」
出てきたのは、

おー、濃厚ルーのカレーです。ライスも適度に大盛り。この辺は商売っ気がない、良心的です。味は・・・、美味い・・・。熱々ルーにライス。こってり濃厚な味。
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海軍カレーです。いろいろ食べられるバー、素敵です。で、完食したところで、
「そろそろお時間ですけど、延長されますか?」
「もうそんな時間?」
みると24時近いです。
「○○○ー、○○○、○○○○、席空いてるかわかります?」
「聞いてみましょうか?」
バーテンさんが電話して姉妹店に確認してくれました。
「やっぱり、金曜日で混んでますね、○○○が2、3席空いてるようです。あとは満席らしいです。」
「あ、そうですか、やっぱり。」
隣の蟹チャーハンの兄さんが、
「兄さんも、通うひと?○○○空いてるんだ?俺もあとから追うかも。」
なんて手を振って分かれました。
外は日付変更線が近いのにまだまだ大勢の宴会帰りのサラリーマンがうろうろしています。みんな楽しそう。ダメもとで空いているといわれた姉妹店をのぞいてみます。
(おっー、混んでるー。)
どうしようか躊躇していると、ボーイさんが来ました。
「やっぱり混んでますねー。空きそう?」
「もうしわけないですー。今から始まったお客さんばかりでしばらく空かないですねー。」
「席はあっても、シングルじゃ女の子つくの難しいそうですねー。・・・、今日は帰ります。」
残念・・・。年の瀬、飲みなおし3次会は空振りでした。
駅に向かって歩き始めると、向こうから走ってくる男性から、
「こんばんわ!」と話しかけられました。
堂本光一似のいつものお店のボーイさんでした。さっきの缶詰バーのワインセラーも漁りに来てました。お酒の融通しに駆け回ってるんでしょうね。まさに師走。
駅に着くとなんと、終電に乗れてしまいました。なんて健全な飲みなんでしょう。これで嫁さんに嫌味を言われずにすみそうです。
女の子は空振りでしたけど、盛況な街をみてどこか楽しかった飲み歩きでした。
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