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2020.05.29
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カテゴリ: マニアック
 でも、直近の作品。数年前にまた放映するんだー、とは知っていたんですが、食指はあんまり動かず。もちろん最新の技術、演出で新たに生み出される名シーンを見たい!とは思うし、PVなんかみても確かにいい・・・。
 前にも書きましたが、面白さは原作の小説がダントツと思います。自分の世代は、アニメ版といえば、下の作品。

 奥田万つ里版。
 あの壮大な世界をほんと忠実に再現。よくも悪くもほんと忠実に・・・。小説の一説をナレーターが挿入するまでの徹底ぶり。
 それが逆にアニメの良さをスポイルしている気がしていました。躍動的じゃないというか、語るに多いというか、要はくどい感じでテンポがいまひとつ。
 だから、新しい版も最新演出を味わいたい衝動より、どうせ静的な作品なんでしょう・・・、って思ってたんです。
 でも試しに1話目を再生してみたら、演出、グイグイ、グイグイくるねー。
 なんつーか、原作も初代アニメも宇宙進出を果たした時代における封建貴族社会の歪み、暗さを説明するのに、延々、延々擦りこんでくるんですが、小説は活字なのでまだしも、それをアニメでやられると、ノリが悪いんです。

 戦闘シーンはスピード感にあふれ、荷電粒子の応酬はスターウォーズみたい。そう、アニメならこう見せないとー、って思います。迫力満点に加え、原作にない弾種の演出なんかは、最近のスチームパンク作品で目の肥えた世代にも訴求します。厨二エキスをぶっこんでいます。こりゃー奮えるわ。
 なんかLAST EXILE的テイスト。OP、EDのソングも前作のイメージを踏襲し、のびやかな情感にあふれるもの。いいねぇー・・・。
 でも、もっと嬉しかった演出は、小説の枠を超えてくれて、かつオチを知っている自分でさえも臨場感を味わえたこと。ちょこちょこ原作にない仕込みをして、リアル感を増してます。
 小説では、帝国、同盟両サイドの状況を交互に描写。読者は当然両雄の思惑がわかってしまいます。それはそれで、駆け引きにわくわくするんですが、今回は思い切って演出上同盟側の状況描写をカット。
 完勝間際に敵の無線を傍受することで、もうひとりの天才の存在が浮かび上がるという、ドキドキの演出。この、意外性、臨場感でした。そのあとで、原作通り、同盟側の状況は振り返えられ、語られますが、そうそう、いろんなメディアで何回もリメイクされているので、演出の工夫は重要です。
 ふう・・・。面白かった。夕食時に家族でみましたが、久しぶりにみた嫁さんも食い入ってました。あぁ、ドラスティック。予想外に良かったです。画もまだ萌えれます。

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最終更新日  2020.05.29 21:09:34 コメントを書く
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