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近所を歩いていたら、数年前に枯れてしまったとばかり思っていた合歓の木に、やさしい色の花が咲いているのをみつけて、すっかりうれしくなってしまいました。昼間見し合歓(かうか)のあかき花のいろをあこがれの如くよる憶ひをり (宮 柊二)
August 10, 2024
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満月!11階、東向き の部屋に住んでいるせいか、ブログに日の出や夜半までの月を掲載してしまうことが多い、こうして「月日」が経つのを実感して、いろいろを想いにふけったりするのだが、小型カメラやスマホでとった写真は、こうして縮小すると、ただの〇になってしまうのが残念!♩Fly me to the moon, in other words, I am getting old ♩ま、いいか。
July 24, 2024
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February 29, 2024
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今年の流行語大賞のA.R.E が、Aim RespectEpower から出たものだと知って、勝手に感動。タイガースだけでなく、個人的にも、たとえば「優勝」のような直接的であるようでいて、総合的な目標を言われても、実際に現場では、何をしてよいか意見が様々になり、焦って空回りする可能性が高いのに、それをかみ砕いて、理解しやすい項目にわけて、その一つ一つをまもることが、結果として「優勝」につながるというのが、目標の可視化の方法の一つとして、理に適っていると思う。もっとも、実際に私がつかう「あれ」は、意味したいことや、物はあっても、それを表す言葉が見つからないときの、便利でような不便な代名詞。「あれが見つからないなあ」とあちこち探し、ついには、不運な同居人である夫に「ねえ、あれをどこかで見なかった?」みたいなこととを口走って、「アレでわかるか!」と叱られては、「だって、あれってば、あれのことに決まってるじゃないの。まったく、察しが悪い人だわ。」と思って焦り、あせれば焦るほど思い出せなくなって・・・、そういえば、森山良子さんが歌ったうたに、そう言う歌詞があったけれども、あれのタイトルはなんだったかしら?あ、あれは「Ale, Ale, Ale」だった!
December 2, 2023
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しばらく雨が降らなかったB州の内陸のあちこちで、先日から山火事が起きて燃え広がっている・・・・のは、TVニュースでほうどうされていて、画像ではみていたが、今朝、太陽を見て驚いた。 何年か前にもこういうことがあったけれども、この写真よりも実物は、もっと赤い太陽で、光がどんよりしている。幻日(副太陽)まで出ていて、まるで幻日のものとは思われない。表面温度7000度という太陽の光も、煙に遮られて、気温は20度前後。 数日前の暑さが嘘のようだ。
August 19, 2023
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五年ぶりで妻子をつれて帰省した次男、一週間居てくれたが、明日は仕事でシアトルに行く。「今夜が今回のバンクーバー最後の夜だから、sushi が食べたい」と、リクエストされて予約をとる。K(次男の妻)ちゃんは、最近、アレルギーでグルテン(小麦などに含まれる)のないものしか食べられなくなっているので、今回のために用意した「小麦を使っていないグルテンフリーの醤油」を持参で、お寿司屋さんに行った。 (醤油さえ、グルテンフリーなら、握りずしはだいたい食べられるとのことだったので)日本人のウエイトレスさんに案内されて席につくとき、持参の醤油瓶を見せて、「今日は、お醤油を、持参させてもらいました」というと、「あ、アレルギーなんですね。いいですよ~。」とやさしくうなづいてくれて、私たちがメニューを見ている間に、Kちゃんのそばに行き、彼女の注文した料理の一つ一つに何が入っているかきちんと説明し、グルテンが入っていないことを確認してくれた。お店の教育かもしれないが、そんなにしてくれたウエイトレスさんは、少なくとも、今回、あちこちで一緒に食事をした中には、ただこの人だけだった。Kちゃんも、感心していたが、私も、こういうお店に案内できたことがうれしくて、ずーっと書かないでいたブログに、思わず書いてしまった。
July 18, 2023
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両親の遺品整理の済まぬうち我が老女になりてしまへり(旧詠)今日は、一人で出かけるチャンスがあったので、駅前の店に、子供たちも欲しがらないけれども、捨てるわけにもいかない指輪をもっていったら・・・ 丁寧な応対の上で、5000円をもらった。「よい状態ではあるけれども、30年以上たったものは、デザインもこのままでは売れないので・・」と言われた。それが高いのか、安いのか全くわからないので、そのままで商談成立。それはそれでよいのだが、査定そのほかにずいぶん時間がかかったし、こんなことをしていたら、100歳まで元気でいても、整理は済まない。やっぱり、一括して、業者さんに頼むのが正解なのだろう。この5000円で、Tシャツ2枚くらい買って、教訓にしよう!
May 2, 2023
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紆余曲折ありてよろしき梅の枝 世田谷区 百瀬和也世田谷区の羽根木公園に、梅まつりによせた俳句の入選句が掲示され、その中で一番好きな一句。梅の枝の、延び方の様子を「紆余曲折ありて」と詠んだセンスに惹かれた。短歌とちがって「よろしき」と言ってしまうところに、多少の抵抗はあるが、主観をおしつけてくるような感じは全然ないし、肯定感が心地よい。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・帰省して根津山集合梅まつりこれは、何年か前の梅まつりで見た入選句。勢いがあって、いまだに覚えている。(作者さん、ごめんなさい。作者さんのお名前は忘れてしまいました。)羽根木公園は、昔、「根津山」と呼ばれていたし、あのあたりで中学生時代をすごした私には、ぴったりの句だった。
February 9, 2023
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出掛け来しをふと負目とも思いをり雨の車中に席ゆづられて (大橋 富子)まるで、私が詠んだ歌のようだが、そうではない。私の母が80歳くらいの頃に詠んだ作品である。「席をゆずってくださるのは、ご厚意なのだから、ありがたく座らせていただき、行く元気があるところには、行ったらいいじゃないの?」と、これは、当時五十代だった私が、ちょっとめんどくさくなって母に言った言葉。。席をゆずられたことが負い目になるのだったら、ゆずってくださった方の好意は無駄になるし、その立場がない。「そんな時代遅れのことを思っていたら、可愛いおばあちゃまになれないわ」くらいなことは言ったかもしれない。まあ、それはそれで、その通りなのだが、今、私が82歳になってみると、当時の母の気持がとてもよくわかる。席をゆずっていただくことだけばかりでなく、一歩 外に出ると、たくさんの方にやさしくしていただいて、一日に何度、Thank you! と言うことか、数えきれない。そして、そうなると、ほんとうに有難いはありがたいのだが、自分が出かけてくること自体が、周囲の人に負担をかけるような気持ちになってきて、気がひけたりして。当時の母によく似て来たのは、顔かたちや声のみではなさそうだ。そして、母が感じたのと同じようなことを、30年後に感じているのだから、私は、30年前の当母よりも、さらに何年分も時代遅れであるのもたしか。 困ったものだ。
January 18, 2023
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夜、マンションの年次総会があった。コロナ感染拡大を防ぐために、会場は、マンションのエントランス・ロビー。玄関ドアの内側ではあるが、道路側がかこってあるだけの吹き曝しで、換気がよいことは保証付き。冷えを予想してコートを着て行ってみたら、電気ストーブが3個もあって、そこに10脚あまりの椅子をならべての会場は、意外に暖かい。幹事さんたちの心つくしだろう。会議は定足数を満たして、順調にはじまり、会計報告がされている頃に、私の隣にいた女性が「あ、煙!」と大声を出した。はっとして見たら、コードを巻いたリールから、ゴムのようなにおいのする黒い煙が、急速に勢いを増して広がっていく。「火事になるようことではありませんから、慌てずに」とか言われながら、電気ストーブのスイッチを切る人、コードを電源から抜いて、砂利を敷いた中庭に投げだす人、それを端から解いて、煙の元と絶とうとする人・・・と、みなさんの活動で、いっぱいに広がっていた煙も、臭いもすぐに消えて、あとは玄関横の砂利を敷いた狭い中庭に、断ち切られたコードが転がっているという状況に落ち付いて、何事もなかったように会議再開。燃えるものがない場所だったから、五分たらずですべて無事に収まったが、これが、もし普通の室内だったら、どうなっていたことか・・・。
November 27, 2022
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このところ、体調がよくて、膝の痛みもあまりでないので、12月4日の短歌会に出席したいと思い、要項を見て、はがきでの申し込み締め切りが11月25日だと気付いたのが昨日の23日。すぐに書いて投函すれば間に合う・・・と思いたいところだが、昨日は祭日だったし、郵便局のサイトには翌日配達はしないと書いてあったし、楽天的すぎるかもしれない。とはいえ、これからもう、東京の短歌会にでるチャンスはないかもしれないから、ダメならダメでよいと思って、今朝、投函して来た。ポストは近くにあって、途中ゴミ捨てなどの寄り道をしたものの、往復で、670歩。なんと、楽な!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・カナダの家の近くにもポストはあるけれども、こんなに近くはないし、どうも、毎日は集荷がない気配だから、いそぐときは、郵便局まで出しに行く。と、一番近い郵便局に行って帰ってきても、7000歩前後。しかも歩くのが遅いので、一時間ではすまない。そして、がんばって郵便局まで歩いたところで、東京と違い、集配は一日一度の午後四時。(土日と祭日に集配はないのは同じだけれど)しかも、これからはクリスマスが近づくと、とんでもないことになる。なので、車の運転を止めてからは、よほどのことがないかぎり、急ぐ郵便は出さないし、お役所などでも、大事な報せは、e-mail でくることが多く、人々は、郵便局の郵便のことを、失礼ながらsnail-mail と呼ぶ。その結果、郵便物は年々減ってしまい、収支があわなくなって、それがまた、料金にもサービスにもひびく・・・(となると、自分もその一端を担っていることになり、藪蛇だけれども)ああ、もう、このまま、ここに落ち着いてしまおうかな・・・と思うのは、こんな時である。
November 24, 2022
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今回は、前回の一時帰国からの期間がいつもより長かったせいだと思うが、日本語がさらにいくつも増えていた。TVJAPAN を毎日見ていても、ネットが日常に入ってきていても、まだまだ、それだけでは、入ってこない言葉があるものだと、あらためて感心。特に、今朝目に入ってきた「ラノベ」は、記事を読むまでわからなかった。カナダに居ても見られるMSN JAPAN のウェブページにあったのだから、どこかで見ている筈なのに入ってこなかったのは、カナダで見たときは、かる~く見逃していたに違いない。数日前、電柱に「マツエク」の広告を見たときは、たまたま、知っていたものだから、夫に「あそこに書いてあるマツエクってなんだか知ってる?」と得意になってクイズにだしたら、一瞥の後、「うるさい。知りたくもない!」と不機嫌に叱られた。友達に会いに行く途中で見たブックオフの広告で、「トレカ買い入れます」みたいな言葉があったので、挨拶もそこそこに「トレカってなあに?」と聞いてみたら、苦笑しながら説明してくれた。「クレカ」には、時々、ネットで出会っていて、聞けばわかるけれども、自分で使ったことはない。脳トレはラノベ、マツエク、トレカ に クレカ (???)
November 24, 2022
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夕方、かなり長く感じられる地震があった。私のいたところは、震度3。相撲中継をしばし止めて、地震情報がテレビにでてきた。震源地は三重県・・・というと、かなり広範囲の地震だとさっせられる。今回、東京に来てから2度目の震度3。昔なら、私も気にしないところだが、東日本大震災の時に東京にいたせいか、はっとして、まず、テレビをつけて、情報を探した。何の被害もないくらいの揺れだったが、やはり、日本は地震国であることを否定できない。、
November 14, 2022
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二年八か月は、ふだんならそんなに大きな変化がある時間ではないかもしれないが、今回は、ご近所の様子がずいぶん変わり、ちょっとした浦島状態。うちの前の売地だったところには、二軒の二階家が建って、誰かが住んでいる。駅の近くでは、夫が高校生のころからあったという和食堂と、お蕎麦屋さんがなくなっていて、更に、[イイダヤさん」として親しんでいた、ちょっと昭和風だったスーパーが生まれ変わって、明るく、通路もゆったりとした令和式スーパーになっていて、 堀炬燵式のお座敷のあったお寿司屋さんは、全部、椅子にテーブルに模様替えして、高齢者対応になっていて・・・ 。あ、それから、ジョナサンが閉店して「むさしの森珈琲」ができていて、更に、井の頭通りのサミットストアの二階のスポーツ用品店と、三階のゴルフ用品店があと2日で閉店するという。あと、セルフサービスの支払いカウンターが増えたのも目立つ。それだけの期間だったのだから、その間に、私が背中のまるいオバアチャンになってしまったのも仕方がない。観念できたかな? 私は。
November 4, 2022
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東京に暮らす娘が来てくれた。毎週のように、ZOOMで会ってはいるのだけれども、やはり、直接会うとうれしい。・・・以前は、「同じ国に住んでいないとはいえ、逢いたかったら逢える」という考えが底流にあったけれども、今回のコロナで、*「国が違うということは、たとえ、戦争をしていない場合でも、行き来ができないことがある」という現実に目覚め愕然としていて、*しかも、それが長引くと、「もう自分に太平洋を越えるようなことは、体力的にできなくなる日も近い」というもう一つの現実にさらに愕然として、*日本にいる娘や、アメリカにいる息子にはもう会えないこともあるかもしれない・・・と内心、ひそかに思っていたりしたものだから・・・。近作より今のうちに書きはじめむか夫や子や友らにおくるサンクスカード
November 3, 2022
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この二年八か月の間に、自分が老化したのは意識していたが、今朝もまたその現象を実感させられた。私は、畳に布団を敷いて寝る時の安定感が好きだ。そればかりでなく、一つの部屋が、布団を敷けば寝室になり、布団をあげて押し入れにしまえば、座敷になるという合理性も気に入っている。で、今回も「布団で寝る」ことも楽しみになっていたし、昨夜、布団を押し入れから出して敷くときも、何も問題は感じなかった。 (夫は、夜中にトイレに行くときなど、ベッドから降りる方が、布団から立ち上がるよりも簡単だと言っていたけれども)ところが、今朝、布団を畳んで・・・掛け布団のときはよかったのだが、敷布団を「えいっ」と持ち上げて、押し入れの中段に入れるのが、大変だった。では、下の段ならよいかというと、足腰に痛みがあると、それはそれで大変だ。 二年八か月前は、なんとも思わずにやっていたのに!!!昔の老人は偉かった!!! 毎日やり続けていたら、それが筋トレになって、いつまでもできたのだろうか?それとも、80歳過ぎるまで生きている人が、少なかったのだろうか?
November 2, 2022
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ホテルの部屋にアレクサがあった。どういうものかの知識はあったが、使ったことはないので、興味深々。画面に・・・「アレクサ、今日の天気は?」と聞いてみてください・・・と指示が出ていたので、その通り言ってみたら、詳しい予報が出てきたり、・・・「アレクサ、今日のだじゃれは」と聞いてみてください・・・との指示で、その通り言ってみあたら、「本の好きな人は・・・」とか「あひるが・・・」とか面白いことを言ってくれて、大笑い。こういうことが嫌いな夫も、私につられて、少し笑った。こんなものを部屋において盗まれないのが、日本のよいところだなあ・・。AI concierge と書いた札がついていたから、「ルームサービスでも頼んだら、やってくれるのかしら」と思ったが、コンビニ弁当を買ったばかりだったので、試し損ねた。この二年八か月間、カナダの自宅以外に泊まることがなかったので、よけいにはしゃいでしまったのかもしれない。話し相手がいなかった「お籠り期間」に、アレクサさんを買って、おしゃべりすればよかった。
November 1, 2022
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東京の家に落ち着き、久しぶりに近所のスーパーに行って、「あらら」と思ったこと。ほとんどの商品の価格の一桁目の数字が8。たとえば、80円ではなくて78円。90円ではなくて88円、100円ではなくて98円 などなど。感覚的に、ちょっと安いような錯覚が起きるのはよくわかるけれども、以前は、たとえば80円でなくて、79円、90円ではなくて89円、100円ではなくて99円のように、ひと桁目が9だったけれども、この店では、今、それが8であるところに、「気は心」的な配慮を感じて。それと、「日本のスーパーはキャッシュレスになった」と聞いていたのに、ここでは、セルフレジと言っても、品物のコードを機械に読ませて、合計金額を出すまでは、キャッシャーさんの仕事で、買い物客は、本当に、支払のところだけは、ちょこっとやるだけ。 そこでは、現金でもクレジットカードでも支払いOK.あんまりキャッシュレスでもない。しかも、特別にポイント2倍の日などがあっても、キャッシュ払いでない人には、特別なポイントが付かない・・というような、「現金の方がいいよ」という態度がみえて・・・まだ、キャッシュレスになりまでには、時間がかかりそう。
November 1, 2022
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二年八か月ぶりの東京。まだまだ暖かくて、空気が柔らかい。「すぐに家事(?)にとりかかるよりも、トシヨリらしく一拍置こう」という夫の意見に賛同して、成田から新宿のホテルに直行してチェックイン。いろいろ対策をしてのフライトだったので、いったいそのうちの何が有効だったのかわからないが、とにかく、疲れを感じずに、ホテルまでつくことができた。手荷物以外は、ホテルに預けたままの身軽さで、32階の部屋にあがり、入浴とコンビニ弁当での夕食を済ませ、家族に無事ホテルに入ったことをメールで連絡をしただけで、そのまま寝てしまった。なんたる贅沢!
October 31, 2022
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朝日がちょうど、ポプラの天辺に行ったときを狙って撮った写真。こういう位置には、なかなかならないので、何かよいことがありそうな・・??ダイヤモンド冨士にあやかって、ダイアモンド・ポプラとでもしましょうか。
October 6, 2022
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このレシート、書道の友人が、財布に入れてもってあるいていたもの。自分へのいましめ のためだそうだ。昔流行した、裏に毛皮のついたコート2枚を処分しようとして、お店にもっていったら、これだけにしかならなかったのだそうで・・・。彼女いわく「自分のいらないものは、他の人もいらない。無駄なものは、売ろうと思わず、迷わず、少しずつゴミにだす。まとまってしまうと、処分に何百万円もかかった人の話を聞いたことがある」そうそう、私もそういう話は聞いたことがあるが、コート二枚で32円のレシートを見ると、抽象的に話に聞くよりも、緊迫感があり、「のんびりしている場合ではない」と思ってしまう。短歌で、よく「具体を」と言われるのは、こういうことなのかもしれない。
November 24, 2018
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短歌の先輩に、祐天寺のカレー屋さん、「ナイアガラ」に連れていっていただいた。店内は、汽車の車内を模したスタイルになっていて、昔の駅にあったような駅名表示版、汽車についていたような名前版(というのかどうか)、なるかしい感じのする写真、そのほかいろいろ並んでいて、座席も汽車の椅子のようにボックス型。食券を買って注文したカレーが出来上がると、汽笛とともに、機関車にひかれた荷物車に乗せられたカレーがやってきて、席の横に止まる。90歳と77歳のおばあちゃんが二人で昔をなつかしながら、カレーを食べているというのも、はたからみるとおかしいだろうが、あとかた入ってきた、幼稚園帰りらしい母子のグループがガヤガヤガヤと入ってきたら、たちまち店内が賑やかな、遊園地のようになった。店の名前にちなんだ「ナイアガラ」と書いた乗車券をもらった。http://www.niagara-curry.com/
November 20, 2018
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もう、断捨離年代なのだから、新しい服を買ったりするのがもったいない。いざというときには、母の残した着物を着れば、なんとか恰好が付く・・・と思っていたのだが、そうは簡単なことではなかった。箪笥にいれっぱなしになっている母の着物を出して、風にあてるのも、東京にいる間のしごとの一つなので、本日開始。作業の合間に、ちょっと着てみて、本当にびっくりした。洋装よりも、和装の方が、「似合う」と思っていたのに、なんということか、和服がまったく似合わなくなっていた!!!一枚だけ、父の兄の紬(男物)をほどいて、父の兄の妻が仕立て直した着物を、母がうけついで着て、それをさらに私が何回か着た一枚だけは、なんとか似合うのだけれども、紋付でも、ウールでも、付け下げでも、留袖でも、喪服でも・・・まったく似合わない。どうにもならない。夫に見てもらったが、「なんだか変だ」と首をかしげる。以前は、夫も、私には着物の方が似合うといっていたのに。なんというショックか! これは全部、処分するほかないのかしら・・・。昔からの友人に、母上がなくなられてから数年、外出は和服で通し、全部だめになるまで着つくしたという親孝行娘がいるので相談してみたら、しばらく考えて、「かまわずに何度か着ていたら、そのうち、着物もあなたになじむし、あなたの方も、着物になじむわよ。でも、あんまり背中がまがると、帯がしめられなくなって、おしまいだから、明日から外出は和服にしなさい」という提案。明日からは、さすがに無理だけれども、とにかく、まず、そこから始めてみよう。
November 18, 2018
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善福寺川沿いを歩いていたら、カメラを持った人たちが大勢、対岸を見て三脚を立てたり、望遠レンズを調節したりして、撮影中だった。「あ、きっと、なにかめずらしい鳥がいるのだろう」と思って、目をこらしてみると、うつくしい青の翡翠。動くたびに、背中の羽の翠が輝く。たまたま、望遠のきかない旧式なスマホのカメラしかもっていなかったので、写真撮影には失敗したが、それはそれで、ま、いいか。写真をとりながら、ニュースを拡散している人がいるのだろう、そうしている間にも、次々とカメラを持った人が、自転車に乗ってかけつけてくる。鳥も美しいけれども、本当ならこうやって集まってきている人たちの写真をとりたいところだが、叱られそうだから、控えた。
November 18, 2018
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コスモスの武蔵野支部歌会に参加。年に一度か二度参加して、もう三十年近く。行けば、みなさんが普通に接してくださるのが、とてもうれしい。本日の高点歌は、執するは何もなしなどうそぶけどサプリメントを数へつつ飲む(平山洋子)ご本人は、「質問しようと思って出した歌だから、高点歌になんかなったら困る」と異議をとなえていらしたが、高点だったものはしかたがない。それに、覚悟ができているつもりでも、やっぱりサプリメントを飲む人間の正直さ、非条理さがうまく出ていてよいうただと思い、私も点を入れていた。そういえば、私も、母が「もう、長く生きたくない。生きていても寂しいだけ」と言いながら、高血圧の薬だの、骨粗しょう症の薬だのを飲んでいるのを見て、おかしくなって歌を作ったことがあった。歌会に出たら、私の崇拝していた牛島さん(故人)が、「おかあさまは、長生きしたくて薬を飲んでいるわけじゃないのよ。いまに、その年齢になればわかるわよ」とおっしゃったのを思い出す。本当にその通りで、今は「子供もみんな大人になったし、いつあちらに行ってもかまわない」と本気で思ったりするのに、身体の具合が悪かったりすると、なんとか早く治ろうと、薬を飲んだり、インフルエンザにかからないようにと、予防注射をうけに行ったりする。当面のつらさから逃げたいだけで、必ずしも長生きをしたいと思っているわけではない・・と言い張ってみても、やはりどこかで、「もっと生きていたい」と思っているらしくて、自分で自分の行動に突っ込みをいれたりしている。ところで、私の歌は、他界せし父の齢まであと二年そのふるさとの海岸に立つ上の句と下の句の取り合わせがよい とか、二年という期間設定がちょうどよい。三年では立ちすぎているし、一年ではまだこういう心境にはなれないし・・。とほめてくださった方もあるが、「他界せし」という歌いだしは、強すぎる。「そのふるさと」の「その」に工夫が必要。父と作者のふるさとが違えば、父のふるさと、 もし、父と自分のふるさとが同じなら、われらがふるさと、わがふるさと などと言い方があるだろう。という指摘もあった。「他界せし」の代案には「今はなき」などが出されていたが、うちの父は文体でいえば、漢文調の人だったから、「他界せし」については、自分ではこれでよいと思っている。 「その」については、「父のふるさと」と「自分のふるさと」が同じ人がいるとは想定していなかったので、言われてみれば、そういう人もいるはず。たしかにまぎらわしい。 「初めて来たり父のふるさと」としたら、「それまで来たことはなかった」のだから、父のふるさとと、作者のふるさとが違うのはわかるだろうが、それでも、「その」が、強意にはたらき、目立ちすぎるように思う。さて、どうしたものいあ・・・もう一か所、指摘はされなかったが、考えているうちに、おかしいのではないかと思ったのが、「他界せし父の齢」というフレーズ。死んだ父が、もし、生きていたときとおなじようにトシをかさねると考え宇のであれば、今は、もう113歳くらにになるであろう父の年齢まであと二年・・ということになると、私は、113歳ということになる。 でも私の言いたかったのは、他界した父は、その段階で齢をとらなくなって、今も、八十であるという前提なので、私があと数日で、七十八になるという感慨もある。そこのまぎらわしさを取り去るには、「父の享年」という言葉を使えばよいのだろうと思いついたし、享年とすれば、父が他界していることもわかるので、「他界せし」のかわりに「三河生まれの」としたら、ふるさとのイメージがはっきりするかもしれない・・・・などと考えつつ、まだ結論がでない。これはまだ、完成していないな・・・。 ・・・という風に、自分では気がつかなかったことを指摘していただけるから、歌会はありがたい。あと二年で父の享年 少年のころのあなたに逢ひにきましたあと二年で父の享年 初に来て父の遊びし海岸に立つ 八十で逝きたる父のふるさとに初めて来たり七十八で などなど、まだまだ別案が沸いてくるが・・・どれも 一長一短。とりあえず、少し、しまっておいて、また考えることにしよう。コスモスの三月号くらいにはだせる歌ができるかもしれない。
November 14, 2018
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難聴気味の先輩からうかがったのだが、難聴の方が、歩いているときには、話しかけないのが「一番の手助け」だそうだ。話しかけられても、聞きにくいと、つい、一生懸命聞きとろうとして、神経がそちらに行ってしまう。そうすると、気をつけて気を付けて歩いていたはずの時でも、ちょっと気がそれて、それが転倒の原因になることがあるそうで。だから、別れるときでも、たっていつまでも見送っていたりされると、つい、後ろを振り向いて、手をふったりしてしまい、それも、足元がおろそかになって、あぶない。伺ってみればなるほど。黙って二人で歩いたりするのは、「間」がもたないような気がするが、そういう悠長なことではない。うちの夫なども、私がなにか話すと聞こえないときは、かなりいら立つのがわかるから、自分は聞き流そうとしていても、耳は努力をしてしまうのだろう。他のことがお留守になるのは、仕方がない・・・が、その結果、高齢者には厳禁の転倒事故につながったらたいへんだ。なので、ミナサマ、難聴の方に話があるときは、どこかに座るなり、邪魔にならないところに立ちどまってから、お話ししましょう。歩きながらの雑談は、no good。
November 14, 2018
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数日前にもUPしたユリノキの写真。黄色になる前に、落ちてしまって葉がスカスカ。間から空が見える。と思っていたら、大発見。下の方の枝には、あたらしい葉がでて、若々しい緑を見せている。気が付くと、ここだけではない。あそこにも、ここにも。これから冬に向かって、花を咲かすこともできないだろうに、どうなるのだろう。話によると、ここは、台風のときに、猛烈な風が吹き抜けて、大きな枝が何本か折れてとび、マンションの駐車場にあった車四台にのガラスが割れ、2階の部屋のガラスも割れ・・たいへんだったそうだ。車も大変だったけれども、もし、台風でいきなり自分の部屋のガラスがわれ、風雨が入ってきたら、とりあえず、何をどうしたらよいのか・・。考えるだけでも、途方にくれる。
November 11, 2018
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娘に付き合ってもらって、新宿に出た。(新宿ばかり行っているな・・・)私の乗る浜田山駅は、急行がとまらないので、永福町まで二駅行って、急行に乗り換える。新宿に行くには、その次の駅(急行も各駅も止まる)で降りてしまうので、4分くらいの差だ。いつもは、永福町で乗り換えて、一駅、混んでいることが多いけれども、4分はやい急行に乗り換えるので、席を立とうとしたら、娘が「このまま行こう」と止めてくれた。そういえば・・・ 私も、母が私くらいの年齢のときに、ここで乗り換えようとすると、押しとどめたものだった。「たったひと駅の差じゃないの。座っていこうよ」と。でも、母は「トシヨリだって、急ぐ権利はあります!」と、怒って、さっさと下りてしまうのがいつものこと。それでも、つい、次回にはまた「このまま座っていこうよ」と言ってしまったのを思い出す。昔の自分が母を押しとどめておいて、その年齢になると、自分が昔の母と同じことをしているのが、面白くて笑ってしまった。さすがに「年寄りだって、急ぐ権利はあります」とは言うわけにはいかない。私と母の年齢差は29歳。私と娘との年齢差も29歳。今の娘は、昔の私のような目で、自分の母親を見ているのだろう。なんだか気の毒だ。
November 10, 2018
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大学時代に、専攻を同じくした人たちとの reunion に行った。卒業時は、76名だったが、今日集まったのは10名。私なども、卒業後ずいぶん長い間、こういう会合にはでられなかったので、六十歳をすぎてからの参加だったから、最初は、昔の顔しかうかんでこないで、ぎこちなかったけれども、最近は、里帰りのような気持ちで出席できるようになった。でも・・・ ある程度は予想したが、話題が病気のことばかり!!まあ、参考にはなるから、知っておいて悪いことはないのだけれども、かつて日本の経済をささえて、大活躍した人たちの話題としては、かなり寂しい。集まって、こういうことを言うこと自体が、治療になるような気もするが・・・・「みなさん、カラ元気でもいいから、元気をだしましょうよ。」
November 9, 2018
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昨日、都庁に行って、10年有効のパスポートを申請してきた。今、77歳の私が、10年!!!67歳の時ですら、10年用を申請するときには、ちょっと考たのに。「今度は、いくらなんでも、5年にしようかなあ」と思ったのだが、5年後には、パスポートを取りに行くのも大変かもしれないし、でも、そのくらい大変なら、海外に出ることもなかろうし・・・とか、いろいろ考えた結果。結局、私はずいぶん楽観的なのだろう。
November 8, 2018
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タレント・熊田曜子(36)が4日のブログで、5歳、3歳、4カ月の娘3人を連れ、東京都墨田区の児童館を訪れたところ、「大人1人につき子供2人」という運用ルールのため、断られたことを施設名を具体的に出して報告まあ! そんな! と、読み続けると、児童館で「一人の大人が子供を安全に遊ばせられるのは、二人まで」との判断がされているのがわかった。「見守りの必要のある遊具のある児童館だから」というけれども、そんなに危険が遊具を置く必要があるのだろうか。それよりまず、かつて、三人の子供つれて歩いていた身としては、「あの時の自分は、手に余る数の子供を危険にさらして育てているように見えたのだろうか?」とびっくりする。(自分では、普通にできたつもりだけれど、若気の至りだったのか?)遊んでいる数時間だけではなく、毎日二十四時間のことだから、考えてみると、奇跡のようなものだったのかもしれない。それどころか、主人の母など、五人の子供を、一人も欠けずに育てあげたのだから、もし存命で、この話を聞いたらどう思うだろう!今は少子化しているとはいえ、科学の力を借りての出産も増えてきているから、その分、ふたごちゃんや、三つ子ちゃんも増えていると思う。その子育ては、ちょっと考えるだけでも大変だから、児童館のような施設は、そういう子育てにも、手をかすような施設であってほしいと思うのだが・・・・。と、まあいろいろあるが、熊田さんのように名前を知られている人が、あえて問題提起をしたのは、よいことだと思う。これまででも、児童館は三人連れを断ったことはあったのだろうが、このように、そちらの言い分を公にする場面は与えられていなかったのだろうし、世間の人たちの中には、私のように、そういう話は初めて聞く人もいただろうし。みんなが、考えるチャンスとして生かしてほしい。子育ては体力も必要だった、孤独だったし、心細いこともあったけれど、一生の終わり近くになって振り返ってみると、あの時代が私の人生の華であった。
November 8, 2018
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私の秘蔵の書。
November 7, 2018
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新宿での用事が早く済んだので、かねてから行きたいと思っていた中村屋美術サロンでやっている会津八一展を見に行った。よく言う「永字八法」に代表されるような筆遣いではなく、「気」が感じられる起筆や収めで、見ているとのびのびする字だと思っていたが、そのきっかけが、左利きだった会津八一が、右手で字を書いたときの不自由さが発端だったと説明があり、びっくりした。はがきなども展示されていたが、私も実は、「会津先生からの手紙」という、伯母にあてられた巻紙に書いた手紙を持っている。全部は読めないのだが、こういうところにもってきたら、読んでいただけるだろうか・・・。
November 7, 2018
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ご近所のユリノキ。今年は、黄葉する前に、緑のまま散ってしまった葉が多く、空がすいてみえる。そろそろ、この数日、黄色くなってきたが・・・下は、昨年の同じ時期の同じユリノキ。美しい黄葉が夕日に輝く時間が一番美しかった。この差は・・・ 9月末に来た大きな台風のせいだという。この木を、毎年、30年近く見ているが、こんなになっているのを見たのは初めてだ。
November 7, 2018
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東京で使っているノートパソコンは、まだWindows 7。(2012年購入)「機械としては、まあ順調に働いてくれているのだが、今はもう、Windows 10がでて、かなりになるので、XPのような状況になる日も近いだろう、買い替えなくてはだめかな?」と思っていたら、数日前、ご近所のコジマ電気で、「ウインドウ7以後のパソコンを、付属品のそろっている場合であれば、5000円で買い取る」という趣旨の掲示が出ているのに気付いた。期限は10月31日。東京でパソコンを処分しようと思うと、箱に入れて、メーカーに送ったり、手がかかるのに、これはよいチャンスかもしれない。でも、期限が明日まで・・というのはなあ・・と思いつつ、昨日は、パソコンの大掃除。External HDを使用しているので、自分のデータで消えてこまるものはないのだが、それでも、漏れてはいけない情報もあるので、ひたすらデータ消去などの売り支度。で、今日、締め切りぎりぎりに持ち込んだ。これを引き取ってもらうと、新しいのを一台買わなくてはいけないこともあるので、お店では簡単にやってくれるかと思ったら、それがなかなか。受付自体はすぐしてくれて、「本日の受付に間に会いました」とはなったが、査定には時間がかかるということで、結局は、「古いものをあずけて、新しいのを買ってくる」という、子供たちには恥ずかしくて言えないような結果になって、帰宅。ま、いいか。
October 31, 2018
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小島ゆかり「六六魚」を読んでいる。短歌研究賞の対象になった「砂色の陽ざし」の一連の入っている十四歌集。30年も会っていなかったかつての友人の訃報を受けて葬儀に出席した帰り、あふれ出てきた友人への気持ちを「夢中になって、一晩で書いた」由。なので、9月下旬に行われた受賞式では、「うれしい気持ちの一方で、友人は亡くなったのに、私はそのことを歌にして賞をいただき、いい思いをしている。歌を作るのは、切ないことだと思います」とお話しされたと、産経新聞に出ていたが、短歌は、ほんとうにそういうことがあり、いつもむずかしいと思っている。しかも、そういう悲しいときに、どんどん歌ができるのも事実だし。でも、中には、鎌足がかつて詠んだという万葉集、巻二の歌われはもや安見児得たり皆人の得難いてにすといふ安見児得たりの本歌取り、われはもや初孫得たり人みなにありがちなれど初孫得たりなどもあり、そんなにむずかしいことを考えずに、歌をつくることをしてもよさそうな光も見えてくる。ずっと前、当時五十代だったのではないかと思われるJさんが、「八十歳まで生きたいわ。生きて、小島ゆかりの孫歌を読むために」という内容の歌を詠まれたのを思い出す。数か月前、ある会合でJさんにお会いしたとき、「目標達成ですね」と言ったら、「あら、よくおぼえているのねえ・・」とびっくりされたが、私には、当時、三十代だった小島ゆかりさんが、孫歌を詠むこと自体、新鮮で楽しい。
October 30, 2018
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いつも短歌会の会場として、お世話になっている日系会館でのお餅つき。昨年までは、息子と孫が楽しみに参加していたのだけれども、今年は、孫が自転車のトレーニングで行かれないというので、息子は妻につきあってもらって、参加。私は、腰痛持ちだから、餅つきはできないけれども、同時に開催される古本市が目当て。昨年は、ここで広辞苑を3ドルで買ったという実績もあるので逃せない。息子夫婦は、東京オリンピックのハッピを「ここぞ」とばかりに着てきた。息子は、「もちつきが好きな子供のために、親としてつきあって、つれてきている」のだと、私は思ったのだけれども、どうも、そういうわけでもなさそうだ。
October 29, 2018
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ご近所に、ざくろの木があったのに気づいた。実がなっていなかったら、きっとわからなかっただろうし、なっていても、あまり目立たないので、これまでも、見たことは何度もあって、それに気づかなかったのだということもありえる。「あら? 塀越しに・・・ざくろ?」やっぱりざくろ。「これまでお店で売っている果物としての柘榴しか見たことがなかった」と言ってしまったら、同行者に思いっきり呆れられた。今 はやっている「なにをぼやぼや生きているんだ!」と思われたようだ。
October 29, 2018
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Halloween を、日本語では ハロウイン と書き、頭のハにアクセントをおく。カナダの英語では、ハロウイーン のように言い、アクセントは イー にアクセントを置く。なので、聞くたびに、抵抗を感じるのだが、そこまで含めて日本語と思うより仕方がないだろう。ところで、今日はそのハロウイン。(正確には、10月31日だけれども、便宜上、日曜日の今日ということで)浜田山の駅前商店街は、仮装をしておとなに付き添われたかわいい子共たちでいっぱい。けっこうの年齢のおかあさんが、妖精の仮装をしているのを見て、ほほえましく思われるのも、今日ならではのこと。お菓子くれるところや、くじ引きをさせてくれるところには行列ができているし、人だかりをしているところには、大道芸人もいる。子供たちの写真をとるのはよくないと思ったので、写真はとらなかったが、かわいらしい子供たちばかりだった。カナダでは、halloween の日は、お店のキャッシャーの人たちまで、吸血鬼の仮装をして買い物客を脅かしたり、暗くなれば、ジャコ―ランタンを火をともしてある家を、袋を持った子供達が、”trick or treat !" といいながら、まわってお菓子をもらって歩く。( 実際に treat をしなくても、trick をされることは少ないけれども)季節的には、何年に一度かは雪が降ることもあるほど寒いし、暗いしであまり健康的でもないし、不用心でもあるのだが、Spooky(不気味)なのがハロウイーンのテーマだから、魔女とクロネコと骸骨と南瓜提灯が必須。なので、学校などで昼間にパーティーをすることはあっても、昼間に ”Trick or Treating" はできない。そして、「みんなもう家にかえりなさ~い」の合図は、地域の花火大会。いただいてきたお菓子は、昔は、その家ごとの手作りクッキーなどもあって楽しかったが、最近では治安も悪いので、知っている人の家にしか行かないように指導されているし、また、いただいてくるお菓子も、ひとつずつ封ができているお菓子以外は、捨てるように指導しているところも多い。それでも、ハロウイーンの次の日には、「もらった林檎にカミソリの刃が入っていた」などという物騒なニュースがかならず入る。そういうあまりよろしくない事情なども考えると、「ただひたすら、仮装をして、大人につれられて、商店街のお店でお菓子をもらってあるく日」と決めてしまった浜田山のハロウインも、子供達の安全面から言えば、これはこれでよいし、「ちょっと見てこようかな」という気持ちで見に行けば、そのあとよそにいかずに、その商店街で、夕食用の買い物などもする。なので、私としてはとりあえず、Halloween (ハロウイーン) と ハロウイン は、別個の行事だと考えていて、そのどちらも、それぞれによいと楽しんでいる。Happy Halloween, Everyone !!
October 28, 2018
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今年は季節の進みが遅いようで、昭和記念公園のコスモスが、まだ美しいと聞いてでかけた。咲くのが遅いと言われていた黄色のコスモス。今が満開。コスモスの丘坂道を上がって行って、行く先に花いっぱいの丘が見えたときは、圧倒された。ここは、丘の途中を横切る道。丘をのぼりきったあたり。ちかよれば、それぞれの花。
October 27, 2018
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私の父は、明治生まれだったのに、身長が182センチもあったので、父が使っていた椅子を使っていると、ふだんでも腰が気になってくるし、最近のように腰痛が持病になってみると、まことに居心地がよくない。母は、150センチもない小さな人だったが、小さい人に家具をあわせると大きい人は、ガマンの問題ではなく物理的に入らないので、ここにある椅子はどれも、父親サイズ。(さぞ、母は大変だったろうと思うが、父の没後も、べつに家具を買い替えようとはしていなかった。)でも、断捨離世代なのに、まさか自分用の椅子を買うわけにもいかないなあ・・・と、姑息な方法をいろいろ考えて、坐っていたところだったが・・・たまたま、近所のダイソーに入ったら、車の椅子の背もたれにとりつける背当てがあった。いくら断捨離だって、これくらいよかろうと思って、買ってきてダイニングの椅子にとりつけたが、深くてそこまで背中が届かない。そこで、ゴムが伸びてしまってもかまわないと思って、椅子の脊との間に座布団を挟んでみたら、まあ、なんと楽なこと!なんだ、こんなことでよかったのか・・!!!(ごめんなさい。商品の宣伝をするつもりではないのですが。)
October 27, 2018
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所用で丸の内に行った。地下上から地上にあがって、銀杏並木を見てびっくり。カナダとちがって、まだ黄色にはなっていないだろうと予想はしていたし、その通りではあったが、緑のままの葉がどこに行ってしまったのか、まばらな葉をとおして、空が見えている。よく見ると、その緑の葉の中にも、ちりちりになった葉や、乾いてしまったような葉も見える。どうしたことか・・・(2018 10 24)私も、毎年同じようなことをしているので、探してみたら、たまたま、昨年の10月23日にとった、反対側からとってはいるけれども、同じ並木の写真があったので、比べてみた。(2017 10 23)この夏の暑さと、台風による塩害のせいだそうで・・・ ある程度、聞き及んではいたが、目のあたりにするとショック!
October 26, 2018
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昨夜、東京に着いた。ほんとうは、まだバンクーバーでしておきたかった用事がもっとあったのだが、思い切って来てしまった。(万事に時間がかかるようになってしまい、予定が予定通りにこなせなくなった!)いずれにしろ、暖かく、天気もよかった昨夜は、東京で美しい満月を見ることができ、その前の晩は、少々寒いながらもカナダで美しい満月を見ることができた。飛行機に乗って遠い距離を移動してきたとはいえ、月から見れば同じようなものだと、これは、本気で実感。亡き父が、「若いころ、戦地から帰った時に、一生に一度だけ詠んだ」と言って聞かせてくれた短歌に地の果ての北支で見たる満月を今宵わが家の庭に仰げりがあった。四十代だった私としては、「どこにでもありそうな、平凡な短歌だ」と生意気な感想を持ったが、今になってみると、そして、「北支」が戦地であったことを思うと、心情として、どうしても詠んでおきたかった歌だったのであろうことがわかる。どこに発表する目的で詠んだ歌でもない、自分のための歌というのもあってよいのではないかと思う。(ま、家族には自慢気に何度も聞かせたけれども)
October 25, 2018
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国際線で、羽田空港に到着するのは、何年振りのことだろう。入国検査のところで、はじめて「顔認証」なるものを経験した。機械の所定の位置に、パスポートの写真のぺージを下に向けておき、正面にあるスクリーンの顔のマークのあたりに自分の顔を映し、照れずにまっすぐ向いて、数秒。すぐに認証してもらって、日本に入国。さすが母国!!
October 24, 2018
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バンクーバー発、羽田着のインフライト・ムービーで、「羊と鋼の森」を見た。私としたら、大感動の映画で、しかも英語の字幕つきだったが、その翻訳がうまくて、音楽もよかったし・・・ 若者がピアノ調律師をこころざし、成長していく映画だったが、「昔、私が習っていたあのピアノはなんだったんだろう」と思わされてしまった。ただ、こういう映画があるのに気づかず、見初めるのが遅かったもので、まだまだいいところで羽田についていまい、がっくり。あとで、この映画について、公式サイトを見ると、ますます残念。今、やっているネットで探してみたのだけれども、封切りから日時がたっているせいか、探し当らない。とりあえず、原作を読みたいと思い、キンドルで買ってしまった。本を読みながらも、頭の中では、音楽が鳴っている。それはそうだろう、久石譲作曲、辻井伸之演奏のピアノだし・・・http://hitsuji-hagane-movie.comもったいないので、この話はこれでおわり。
October 23, 2018
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Cell phone debuted in 1983 という文章をみかけた。今は、一人に一個、あるいはそれ以上持っているのケイタイ電話。それが最初に登場したのは、1983年・・・と聞くと、「そういえばそんなもので・・・」と思い出す。「携帯」できるか、できないか といえば、確かに持ち運びができるけれども、かなり大きかった。ところで、英語の debut は、そのまま、カタカナ日本語では、名詞では「デビュー」、動詞では「デビューする」というし、めずらしい言葉ではない。ただ、語尾に発音しない t があるので、フランス語から出た言葉だろうと思うのに、英語風に ed を使って過去形にしてあるのには、なんだか抵抗がある。こういうのを、「ムダな抵抗」というのだろうけれども。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・debut【自動】初めて出る、初めてお目見えする、デビューする・The euro debuts this month as coin of the realm in Europe. : 今月ユーロがヨーロッパの法貨としてデビューする。【他動】~を初公開する、~をデビューさせる〔新商品などを〕初めて市場に出す【名】デビュー、初出演、初登場レベル7、発音[US] dibúː | [UK] dibjúː、カナデイビュー、デイブー、デビュー、変化《動》debuts | debuting | debuted、分節de・but
October 19, 2018
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今年は、松茸が採れないのだという。定年退職後、普段はゴルフ三昧だが、秋になると松茸の販売をしているケイコさんから、先月半ばに入った情報。「やっと、ナカスプで採れたものが入りました」というメールが来たので、さっそく注文に行った・・・が、量が少ないそうだ。「だったら、うち、一件だけでいいわ。あとは、10月末に日本に行くときにもっていくから。でも、そのころまでとれるかしらねえ・・・。」といいつつ、「こんな質問をしたって、答えられないだろうなあ」と私も思い、ケイコさんも「そうね・・・。入ったら連絡するね」と言って言葉をにごす。理由は、雨が少なかったせいか、山火事が多かったせいか、乱獲のせいか、あるいは、他の理由かはわからないけれども、そんなに松茸が出てこない一方で、デズニーの映画にでも出てきそうなベニテングダケは、あちこちに、たくさん出ている。美しいから見ては喜ぶけれども、毒キノコだから、誰も取らないし、動物も食べないし・・・というだけのことで、同じ雨の少ない夏をすごした茸でも、これだけ違うのが、むしろ脅威である。まだ開ききっていないこういうのが、松茸なら一級品というところだろう。
October 13, 2018
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いろいろ考えて、10月末で、ゴルフクラブを退会する決心と手続きをしたせいか、この秋は、ゴルフ場の秋の美しさに、感慨が特に深い。担当者が、コンピュータを開いてみて、「あらら、丁度30年!」と目をまるくした。30年前の9月に申し込んで、10月に入会。そして、30年後の9月に届でて、10月に退会。「宝くじでも買えば、あたるかも!」なんて、無責任なことを言う。毎年、まっさきに紅葉する駐車場の楓も、華やかになった。大きな木々の間で、一本だけ黄色くなっているのは、リンゴの木。この木の下までボールが曲がってしまうようなことは、ショートヒッターの私にはついに経験できなかった。加齢とともに、無理がでてきたから・・・という退会理由は、はずかしくて言えない。ここで元気に歩いている右側の女性は、もう89歳!私が入ったときには、すでに会員だった。雨が少なすぎた夏をすごした割には、木も草も元気だ。
October 11, 2018
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もうすぐ朝6時になろうとしているが、今日も、星がたくさん美しく見える。月も、だいぶ欠けては来ているが、きれいに輝いている。本当は輝いてはいないのだとわかってわかっているのだが、自分の目で見るかぎり、私は天動説を信ぜずにはいられない。昨日は、霜が降りたし、屋根のないところに駐車している車は、窓ガラスから氷を落とすことも必要だったそうで、すっかり冬。10月3日としては、1937年以来の寒さだそうで、「おじいちゃんが生まれてからは、初めての寒さだ!」と、おじいちゃんはすご~~~いトシヨリだと思っている孫はびっくりしておしえてくれた。バンクーバーの冬は、天気がよくないことが多いし、夏は夜が短いしで、こんなに星が美しく見えることはめずらしい。 この分では、今日も、あかるくなってから見たら、家々の屋根に霜が降りているのかもしれない。
October 4, 2018
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朝、東向きのベッドルームの大きな窓から空をみたら、まだ濃紺の空に、たくさんの星が光っていた。星座としてのグループもはっきり見分けがつく美しい空だった。(私のカメラでは、星はとても写せないのが残念)満月がつい先日だと思ったのに、もうだいぶ細くなった月が、東南東方向のかなり高いところに、これも「輝く」という感じでみえたが、それだからといって、星の光が薄れるということもない。アメリカ側のマウント・ベーカーがシルエットで浮かぶあたりは、赤くそまっていて、もう日の出が近い。この夏は、山火事やボグの火事で空が濁っていたせいか、こんなに美しい空を見たのはひさしぶりだった。秋・・・というよりも、晩秋の空のようだ。
October 3, 2018
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