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ワシントンに本部を置く予算・政策優先センター(CBPP)と経済政策研究所(EPI)は26日,米国民の所得格差が広がっているとする調査報告を発表し,各州に対策を促しました。同報告は,過去20年間の国勢調査による所得を分析。ほとんどの州で,高所得者が所得を「大幅に増やす」一方,中・低所得者は「ささやかな増加」にとどまっていると述べています。所得格差が広がっている例として報告は,38州で,この20年間に,五分位の最上位の層が平均45,800ドルの収入増(62%増)を果たした一方,五分位の最下位は平均3,000ドルの伸び(21%増)しかなかったことを紹介しています。これは最も貧しい家庭の購買力が,年間わずか143ドルしか増加していないことを意味しています。報告は,所得格差の主な背景に,賃金格差の拡大があると指摘しています。中・低賃金の労働者の賃金水準は「停滞またはわずかに上昇」した一方,高賃金労働者の賃金は,「著しく上昇」したといいます。高失業率の長期化,経済のグローバル化,低賃金サービス業の拡大,最低賃金の実質低下などにより,高卒以下の労働者の賃金が低下しました。ハイテクバブルの崩壊と国際競争を口実にした賃金抑え込み圧力のもと,最近では大卒者でも賃金低下を経験している人々がいるとしています。報告は,賃金・所得格差の要因として,「規制緩和,貿易自由化,社会的セーフティーネットの脆弱(ぜいじゃく)化,団体交渉の権利を調整する効果的な労働法の欠落」といった「政府の政策と無策がある」と指摘。「連邦,州,地方レベルの税制や社会保障制度の変化」も不平等の拡大を促進しているといいます。報告は,州レベルの取り組みが求められるとし,「組合結成に関する規定づくり,失業保険制度の設計,州の最低賃金の確立」などを提案しました。今の自民党のような新自由主義的な政治が続けば,日本もこんな国になる日が来ると思います。20年間で3,000ドル(36万円)しか給料が伸びないというのはやりきれない国だと思う。このままでいいはずがない。
2006年01月31日
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カブトムシやクワガタムシを主役に昆虫ブームが広がっています。ゲームセンターでも,カードでも昆虫物がでてきています。Yahooなどのオークションサイトでも,昆虫が売買されるようになってきています。少し驚きました。いい値段で売買されることで,この昆虫たちを,幼虫の間に捕まえて育てる業者や人が出てきている始末。お金になるからやっている彼らは,山間部へ行き,他人の山のクヌギの木を切り刻んでいる幼虫を探している。結果的に昆虫も自然も絶滅していく。外国の昆虫も大型のものが人気となって輸入され,これが逃げたり,野に放たれて,国産の昆虫と混血の昆虫が各地で確認されている。何百年もの長い年月をかけて各地で固有種が生まれたのに人間の金儲けの結果で,数年のうちに日本固有種というのもなくなってしまう恐れが出てきている。人気が出ることは良いと思うが,これによって自分勝手なことをする人間の行為によって,自然が破壊されることになっているこの世相を嘆きたい。残念ながら,この流れを規制することは法律的にも限界があるので,唯一の方法はブームが終わることしかない。なんとも言えない世の中だ。
2006年01月30日
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「国民の安全を確保するため,一番けんかの強い奴と組んだ」。麻生太郎外相は28日,名古屋市内で行った講演で,日米関係を小・中学生の“番長”や“いじめられっ子”に例えました。麻生大臣は,「世界でけんかが一番強い国は,アメリカ。いじめられっ子は,ジャパン」とした上で,「日本はいじめられないように,けんかの一番強い奴と手を組んだ。それを『対米追随外交だ』と書くマスコミは,現実を見ていない。おかげさまで,日本は軍備費にほとんど金を使わずすんだ」と,アジアで孤立を深める日米軍事同盟を正当化。少子高齢化に関し「(高齢者は)ものすごく元気がいい。そして,(金を)持っとる。貯めるしか趣味がない,能力がない。貯蓄ではなく投資だ」と,老後の貯蓄を株投機に運用するよう促しました。また,退職後の高齢者雇用について,「(高齢者を)うまいこと,おだてて使う。誰も文句言いません」と述べ,失笑が漏れました。会場から,小泉首相の靖国神社参拝に関し日中韓関係を懸念する質問を受けた麻生氏は,「中国が言えば言うだけ、(靖国神社に)行かざるを得なくなる。『たばこを吸うな』といわれたら吸いたくなるのと同じこと」などと開き直りました。呆れて物が言えませんでした。国益と主権を守る外交トップの発言とはとても思えません。
2006年01月29日
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今年はトリノ冬季オリンピックやサッカーワールドカップとスポーツイベントが目白押しの年でスポーツ選手が注目を浴びることになりそうだ。スポーツ選手の選手生命は短いが,もともとトップ選手になるくらいだから,当然,その生涯賃金はサラリーマンや企業の雇われ社長よりは大きい。サラリーマンは様々な会社にリスクを負ってもらうので,仕方がないのかも知れない。一方,スポーツ選手は怪我や年齢からくる体力の衰えに加えて,若い世代の台頭など,常にトップアスリートで活躍することは非常に難しい。リスクを取らないで生きていくことも,リスクをとって自分の可能性に「賭ける」生き方も本人の考え方次第だと思う。しかし,日本はかつてのような終身雇用制度もなく雇用環境は悪化し続けている中で,サラリーマンとして,定年を迎えることができるのは,ほんの一部の人間だけになる。どのような生き方が本当に良いのか?ただ,リスクを取らない生き方では,可能性が小さい世の中になってきているのは事実なのです。
2006年01月28日
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厚生労働省の研究会が,一定要件の事務系・技術系労働者を八時間労働制の枠外におく新制度導入を盛り込んだ報告書をまとめました。労働基準法が定める「一日8時間,一週40時間,残業すれば割増賃金を支払う」という労働時間の規制は,人間らしい生活を保障するための働くルールの大原則です。新制度は,この原則を根本から崩し,規制の枠外においた労働者から残業代を奪うとともに,長時間労働を合法化する役割を果たします。「1日の仕事でぐったりと疲れて,退社後は何もやる気になれない」労働者が4割を超え,「今のような調子で仕事や生活を続けたら,健康を害する」と思う人は6割近くにのぼる―。こんな深刻な調査もあります独立行政法人「労働政策研究・研修機構」の「日本の長時間労働・不払い労働時間の実態と実証分析」人間らしい働き方を保障するためには,長時間労働の規制とサービス残業の根絶こそ,何をさておいてもやるべきことです。それとは逆に,労働時間規制の適用除外の枠組みを作るとは,正気の沙汰ではありません。報告書は,新制度を「新しい自律的な労働時間制度」と名付け,労働者に業務量や労働時間についての裁量があるかのように述べています。ところが,対象者の具体的イメージとしてあげているのは,「企業における中堅の幹部候補者で管理監督者の手前に位置する者」「企業における研究開発部門のプロジェクトチームのリーダー」です。残業をもっとも多くしていながら,残業代を支給されていないのが,こうした労働者です。実態としても裁量などあるはずがないのに,“自律的”などと幻想をふりまいて,ただ働きを強制しようとしています。報告書は,新制度の導入の理由の一つに,「働き方の多様化」を挙げていますが,目新しいものではありません。これまでも,同様の理由を挙げて,専門業務や企画業務に裁量労働制を導入してきました。しかし,裁量労働制(専門業務型)で働く労働者から,「業務量が過大」(48.9%)「労働時間(在社時間)が長い」(45.6%)と不満の声があがっているのです(報告書参考資料)。報告書も,新制度が「労働者のストレスを増加させ,…心身の健康に影響を及ぼす可能性がある」と懸念を述べています。“自律的に働き”などという甘い言葉で無制限に働かされ,心身を破壊させられてはたまりません。労働時間規制の枠外に労働者をおくという制度は,世界でも異常な制度です。米国には,広範なホワイトカラー労働者を労働時間規制から外す「ホワイトカラー・エグゼンプション(除外)」制度があります。しかし,この制度を「そのまま我が国に導入することは適当でない」と報告書は述べています。ホワイトカラー・エグゼンプションが,“過剰な長時間労働を強いられる制度であり,米国ではそれを転職で防ぐことができるが,日本はそれができないから”と言います。なんだか良く分からない理由を並べているけれど,本当にそれが国民のためになると思っているのか,報告を作成した方にお聞きしたいものです。大企業の利益のために,これ以上国民から搾取をすべきだろうか?
2006年01月27日
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私自身結婚していないので,イメージができないが結婚するということは,その後の人生を共有する事なので,価値観(お金,仕事,考え方など)が同じようでないと難しい。私の両親は離婚をしているので,その経験から申しあげますと,経済は重要な要素になると思う。コミュニケーションがもっとも大事なことで,これをおそろかにしていると,離婚という結末になってしまうと思う。結婚している方,頑張ってください。今日は明日が早いのでこの位で。
2006年01月26日
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小泉政権が進めた構造改革の結果,「格差」は拡大したのか衆参両院で行われた代表質問では,与野党の5人の質問者がそろってこの問題を取り上げ,首相の見解を求めた。とりわけ野党各党はライブドア事件も「勝ち組」をもてはやす風潮の延長にあるとし,その原因は小泉改革にあると批判した。首相は「明確な格差拡大は確認されていない」と防戦したが,格差の解消を求める声は与党からも相次ぎ,格差社会は序盤国会の大きな焦点になってきた。 以上のように,新聞でも「格差」つまり『二極分化』に関し話題の中心になってきた。小泉首相は「統計データからは所得格差の拡大は,確認されない」と言っているが,私自身はこの二極化が小泉首相誕生前から生まれ大きくなっていると感じていた。自民党が進めた規制緩和万能路線はもともと,アメリカの要求に基づいて進めてきた結果と,経団連のトヨタ自動車が中心に非正規雇用を積極的に推進してきた結果が今日の日本の現状を作ってきたと考える。年金問題も,ニート・フリーターなど雇用問題も,将来に展望を見出せないことが大きく関係している。一方で,国の財政は悪化をするばかりで,国民の負担も,大きくなるばかりで,小泉首相や自民党を支持する国民の考えが全く分からない。このままではアメリカの社会のように,医療保険にも加入できず,医療サービスも受けられない下流層(全体の85%)と,ほんの一部の上流層(全体の10%)という社会が来ることは時間の問題だと思う。アメリカのような社会になれば,治安も悪化し,世相も一層悪くなる。民主国家なので,選挙という方法で代議員を選出しているので,選挙で誰を選ぶかは国民の自由で,その結果,社会が良くなるのか,悪くなるのかが決まる。選挙の意味を改めて考えて欲しい。
2006年01月25日
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靖国問題の歴史観,戦争観‐過去の日本の侵略戦争を,「自存自衛の戦争」「アジア解放の戦争」として正当化する“靖国史観”に対して,日本政府が公認のお墨付きを与えるような行動をとることが,今日の世界において許されるのか。ここに,問われている問題の核心があると思います。靖国問題の問題提起に対して,内外で反響が広がった。あるジャーナリストは,「靖国史観を被告席に着かせた」と評したが,多くの人々が始めて問題の本質を知り,国際的にも批判が広がった。批判の矛先は“靖国史観”そのものに向けられ,ことに靖国神社が境内に設置している「遊就館」‐侵略戦争礼賛の展示物などが並べられている軍事的博物館の存在は,世界に広く知られてようになった。内外の批判にもかかわらず,小泉首相は,5年連続で靖国神社に参拝するという行動を取った。首相は,国会で,「靖国神社の考えと,政府の考えは違う」と答弁している。この答弁を照らし合わせても,首相の連続参拝は,説明がつかず,道理がたたないものである。首相による靖国参拝が,日本の国策として固定化される危険が生まれていることは重大である。仮に日本がそうした方向に進むならば,日本の国益の損失は計り知れないものになる。
2006年01月24日
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愛国心の強い国にはひとつの傾向がある。それは家族や親類縁者,そして近隣の絆が強いということである。つまり,愛国心とはとりとめもない抽象思考の中から生まれるものではなく,親が子を愛し,子が親を愛し,兄弟が兄弟を愛し,隣人が隣人を愛するという極めて身近な愛情の相互補完の土壌の中において芽吹くものななのである。国家はヒトの集団によって構成されていることは言うまでもないが,その集団の最小単位は家族である。そしてその家族は町内という集団に帰属し,町は市や県に帰属し,その先に国家という大集団が成立するわけだ。従って,仮にその最小の基本単位が脆弱化している国の国家の国民が愛国心が強いということはあり得ない。そういう意味では,昨今ニュースで流れてくるニュースを聞く限りでは,家族や隣近所の土壌が痩せ細っているこの国において,仮に年寄りが若者に愛国心を求めるとするなら,それはないものねだりに過ぎない。それから愛国心を掲げる人たちは愛とは他者との相互関係において成り立つという基本的なことをも忘れている。愛国心,つまり「民が国を愛する」ということは即ち「国が民を愛する」ということと相応の関係であらねばならないわけである。親子の関係になぞらえば,親(国家)が子を愛するからこそ子(国民)が親を愛する。仮に「愛国心」という言葉があるなら,それに相応した「愛民心」という言葉と行いがあってしかるべきなのだ。近年の国の行いを思い起こして見るに,国家は逆に民を欺いているのではないかとの感がある。社会保険庁は国民の生命線である年金保険を湯水のごとく,無駄遣いする。「儲ける!」の“標語”のもとに113人もの国民を殺したJR宝塚線脱線事故の事例をよそに「民営化はうまく行っている」と遺族の神経を逆なでするような発言をする政治家がいたり,国民が一生の買い物である住所から追い出されるという前代未聞の出来事がどうやら「官民一体」となったごまかしの産物の様相を呈していたり,と「愛国心」どころか「棄民心」という造語が生まれても良さそうな世相にではないか。若者のことを言えば,昨今フリーターが俎上にのぼり非難されることがしばしばあるが,今日の日本の若者の劣悪な労働環境こそが彼らを生んでいる側面がある。指先ひとつで,ごく一部のIT長者が生まれる半面,多くの若者は派遣社員とか契約社員というこの訳の分からない「使い捨て雇用システム」の中でもがいている。真面目な労働を提供しながら身分を保障されないこの使い捨てシステムは労働基準法違反であると,私個人は思っているが,そういう基本的生存権の剥奪が平気でまかり通っている国なのである。また今を保障されない若者が未来の保障に向かって年金を納めようとする道理がない。この国の長が,国民や若者に向かって「愛国心」を持てというのは虫が良すぎる話。“おれを愛せ”というなら,その前に果たして自分の顔が愛されるにふさわしい顔をしているのかどうか,その人相をとくと鏡で見なければならない。
2006年01月23日
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米国産輸入牛肉にBSEの危険部位の背骨が入っていたというのは,輸入再開条件の「違反」にとどまらない深刻な問題といえます。危険部位完全除去の仮定が守られるという政府の輸入再開の大前提が,もはや完全に崩れ去った。検査官の単なる検査ミスとか,米国向けを手違いで日本に輸出したというような言い訳は通用しない。同時に危険部位除去の問題だけでなく,牛の固体識別システムのないアメリカでは月齢判定でも20ヶ月を超える牛が混在している懸念も一層大きくなった。日本向け米国産牛肉に背骨が混入した原因は,アメリカでは危険部位除去が,生後30ヶ月以上でしか義務付けられていないからである。日米の危険部位除去の対象月齢など基準不一致のまま,検査マニュアルを厳しくするとかの手直しで再び輸入再開しようというのは科学的ではなく,許されない。日本が行っているように,厳しい飼料規制,全頭検査,危険部位除去,トレースアビリティー(個体識別制度)が必要で,アメリカは日本向けに牛肉輸出をするなら,日本と同等の基準で対策を行うのが筋だと思う。
2006年01月22日
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今日は都心でも積雪を観測しました。何年ぶりになる出来事なのでしょうか?あまり記憶にありません。慣れない積雪の中,チェーンをタイヤに装着している乗用車も見かけました。私は昔長野の白馬の方に住んでいましたので,こんなの雪のうちにはいらないと久しぶりの雪を楽しんでいました。でも寒いのは苦手なので,すぐに家の中に戻ってしまいました。ダイビングを趣味でしていますが,夏生まれは寒いのが苦手で,冬生まれは暑いのが苦手?と,ふと疑問に思いましたが,実際はどうなのでしょう?夏生まれで暑いのが,または冬生まれで寒いのが苦手という人はいるのでしょうか?みなさんはどうでしょうか?
2006年01月21日
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私も,このブログを見ている人も,同じものがひとつあります。「命?」とか考える人もいますが違います。「1日24時間」という時間です。人はこの24時間をどのように使うかで,その人の人生が決まります。8時間は働き,8時間は睡眠を取り,残りの8時間は食事をしたり,お風呂に入ったりします。働くことと睡眠は,生きていく上で,削ることは難しいと思います。睡眠時間を削る人もいますが,限度があります。そうすると,残りの8時間をどのようにその時間を使うになります。1日で見ると,非常に「小さな差」ですが,長い目で見ると,これが「大きな違い」になってきます。勉強してもいいし,友達を作ってもいい。これは本人の自由だと思いますが,最近の人は,仕事に追われて,時間に追われ,あまり自分自身のために時間を使っていないと感じます。別に何かの資格を取るための勉強をしようという訳ではありません。自分の時間の使い方を,一度見直してみることをお勧めします。自分と向き合って,自分の行き方を見直して見ることをお勧めします。私は毎日寝る前に,その日にあったことを振り返り,反省すべきところは反省し,良かったと思うことは,また実践しようと考えます。人生何があるかわからないし,意外と人生って短いと考えます。
2006年01月20日
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東証の売買全面停止の直接の原因は,ライブドア関連会社の株価操作疑惑への強制捜査に続いて,ライブドア本体の粉飾決算の疑惑が浮上したことです。商法や会社法などの規制緩和を背景に,ライブドアは人為的に株価をつり上げる株式分割を駆使し,上げ底の株高をてこに企業を買収して急成長を遂げてきました。実態を反映しない上げ底は,いずれ底が割れます。「立ち止まったらおしまいだ」と,新手の資金調達策や新たな企業買収を繰り返してきました。「違法でなければ何をやってもいい」(ライブドアの堀江社長)という市場の倫理を無視する姿勢が,法律の一線さえ踏み越える結果を招きました。ライブドア以外にも,違法かどうかの際どいところで,同様の経営手法を取っている企業がいくつもあります。危うい「錬金術」は,マスメディアによって持ち上げられてインターネットで取引する投資家をあおり立て,株価をバブル的な水準に押し上げる推進力の一つとなってきました。売り注文殺到の根底には,個別企業への不信だけでなく,現在の株価水準や市場のあり方そのものへの疑念が重なったことがあります。堀江社長は自民党の全面支援を受けて昨年の衆院選に出馬しました。小泉首相は「エールを送りたい」と言い,竹中・現総務相は「小泉,ホリエモン,竹中で改革をやり遂げる」と応援演説しています。ライブドアのようなやり方のはんらんは,日本の資本主義が退廃したマネーゲームに深く侵されていることを示しています。それを後押ししてきたのは,やみくもに市場の「自由化」を進めてきた自民党政府であり,小泉「構造改革」です。このような「改革」が続けば,増税や社会保障費増大,医療費負担の増大が起き,国民は働く意欲すらそぎ落としてしまう可能性があります。政府与党や小泉首相は,自由も個性もないロボットのような社会を作りたいのだろうか?
2006年01月19日
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事件の背景には,規制緩和を進めてきた自民党政治があります。世界的な競争に勝つためにスピーディーな「企業の選択と集中」を進めるなどとして,企業再編(リストラ)と企業の合併・買収をし易くする法改定を求めてきた日本経団連など財界と,投資を進めたい外国企業の要求に沿ったものでした。ライブドアグループが多用した株式交換による企業買収は,1999年の商法「改正」で導入されたもの。子会社となる会社の買収に,親会社の株式を使うことができるので,現金を準備する必要がありません。1997年に解禁された持ち株会社を使った子会社の設立や企業の買収を容易にしたいという財界・大企業の強い要求で,導入されました。株価を高くする“錬金術”といわれる株式分割は,2001年施行の商法「改正」前は,(1)株式分割後の額面総額が資本金の額を超えないこと(2)株式分割後の一株あたり純資産額が5万円以上であること―という規制がありました。2001年には,この規制を撤廃するとともに,株式分割による株式数増を取締役会だけで決定できるようになっています。また事件の舞台となった投資事業組合は,出資者から集めた資金を投資し,株式公開などで利益を得ようとするもの。2004年に,投資事業有限責任組合契約に関する法律(ファンド法)によって組合員の資格制限や人数制限が撤廃され,投資組合(ファンド)への投資を目的とする投資組合も自由に設立できるようになりました。この法律で利益を得るのは外資や大銀行,大証券などの投資ファンドです。ライブドアの堀江社長は「稼ぐが勝ち」という本も出版しています。今回は策に溺れた結果になりました。今日の東証の株価は全銘柄が大暴落で多くの人に損失を出しました。私はお金が全てではありませんが,お金は大事だと考えています。自分の可能性を大きくしてくれるのもお金で,その使い方は個人の自由ですが,自分自身の可能性のためにお金を使うことを勧めます。それにしても,2006年は年初から嫌なニュースばかり流れてくるのはどうしてだろう。
2006年01月18日
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日本には憲法九条改正に反対する『九条の会』というのが数多くあります。その数は4,000を超えました。この半年で倍に増えています。会社以外の組織や会に参加することを嫌う日本人がこの様な会に参加する意味は,私は憲法改正,特に憲法九条改正に大きな抵抗を持っていると考えます。市民運動や平和運動は,なかなか成果が見えずらいという弱点を持っていますが,『九条の会』は憲法改正の風潮の強い昨今にあっては,“憲法九条の改正”阻止という目標があります。そういうこともあってか,ここまで広がりを持っているのではないかと思います。私個人は憲法九条の改正には反対です。自衛隊と憲法の法的整合性を作ることは必要ですが,これは現憲法の下でも整備することは可能だと思います。憲法九条を自民党の憲法改正案で改正すると,戦争になる可能性がゼロではありません。以前話題になった「有事法案」の中身をよく調べて下さい。個人の私有財産および基本的人権を制限される事態になると誰も考えていない,あるいはそう気付かせないように,自民党は「国際貢献」という言葉でごまかしています。昨年の衆議院総選挙でもそうでした。「改革を止めるな」と国民を騙し,実際には国民に実態を十分に知らせないまま,郵政民営化法案を可決しました。これによって郵便局でもATM手数料がかかるようになると思います。憲法九条によって,戦後60年間戦争がなかったから,日本がここまで繁栄し成長してきました。戦争によって得するのは,企業です。企業は既に,世界中に工場を持っている,戦争になっても,「非戦争地域」で生産をすることが可能です。アメリカは,最近5年と空けずに,戦争をしています。日本もこの様な国になってもいいのでしょうか?
2006年01月17日
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国連エイズ合同計画と世界保健機関の発表によりますと,世界のエイズウィルス(HIV)感染者が今年初めて4,000万人を突破したそうです。世界規模での感染増加は落ち着いてきているものの,東アジアや東欧,中央アジアでは増加傾向にあるようだ。それでは日本の現状はどうなのか。80年代中頃から90年代にかけて,日本でも大きく取り上げられたエイズ問題だが,昨今は一時ほど話題にならなくなってきました。しかし,先進諸国では新規のエイズ患者数は減少傾向にあるのだが,日本では増加傾向にあります。HIVは潜伏期間が長いことが特徴で,人によっては10数年もの間,発症しない例もあるので,自覚症状がないまま,感染源ともなりうるのです。実際に,2004年に新たに報告されたHIV感染者とエイズ患者は1,165人(エイズ動向委員会報告)で過去最高を記録しました。さらに30代以下の数が感染者数の約2/3を占めているので,他人事ではない問題なのです。エイズワクチンは,まだ開発されていません。エイズはあなたの身近にある『いまそこにある危機』なのです。
2006年01月16日
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UFJ銀行(現在の三菱東京UFJ銀行),横浜銀行などで無人のATMに隠しカメラを設置し,偽造カードと隠し撮った暗証番号で預金を引き出されています。こうしたなかで,指紋や手のひらの静脈などを利用した生体認証が注目を浴びています。電子化が進む社会の一方で,電子情報の悪用や犯罪が後を絶ちません。生体認証は利便性とセキュリティーを兼ね備えていると言われています。生体認証のメリットは1.本人しか持ち得ない2.忘れたりなくしたりしない3.偽造が難しい4.誰でも簡単に利用できるなどが挙げられます。また,生体認証の課題として1.社会的認知が必ずしも高くない2.認証制度が100%ではない3.代替がない4.プライバシーに配慮する必要があるなどを挙げられます。日本の生体認証は現在,入室管理や組織内部データ管理など限られています。しかし,米国ではテロ対策という大義名分のもとまったく別物になっています。多数の無関係な人の中で,ある人物を特定し,犯罪歴や銀行取引情報など関連データベースと照合する特定化技術となっています。生体認証は確実さと便利さの半面,米国のように国家があらゆる個人データを把握しようという危険性はらんでいることを忘れてはいけません。
2006年01月15日
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友人と『リーダーシップ』に関して議論しました。いろいろなリーダーがいるので一般化できないと思いましたが,議論してみると一般化できるものですね。結論は2点です。1. 明確な展望(ビジョン)を示せる2.誰にでも敬意を持って接することができる日本にはリーダーが少なくなってきました。みなさんは「リーダーシップ」どう考えますか?
2006年01月14日
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電話やメールがコミュニケーションの主流になっていますが,これも良し悪しと考えています。電話やメールは非常に便利なツールです。ちょっとした用件を伝える手段としては最適ですが,直接会って話をした方が良い場合もあります。私自身もそうですが,仕事や重要なことは必ず直接会うことにしています。これによって人間関係を築くことができます。最近は人間関係を築くことを避ける人もいますが,私は人間関係を築くことは仕事においても,人生においても必要不可欠なことで,これなくしては成功することはありません。どんなに会社が大きくなっても,社会的に成功しても,人間関係はそれらの基礎になっているのです。「成功なんて興味がない」という人もいますが新しい出会いは新しい感動や発見,刺激を受けることができます。これは何にも代え難いもので,その魅力の体験すると自分の中に新しい自分に出会うことができます。新しい自分に出会いために,新しい出会いを積極的に作ってください。
2006年01月13日
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大寒波や大雪で特に日本海側の人々には踏んだり蹴ったりの2006年になっていると思います。また日本中でも,燃料費や野菜果実類の高騰が起きており明るいニュースが全く流れてきません。これは始まりなのか?今年は増税ということらしいし,来年は消費税も上がる?とか。先日週刊誌でも「下流社会」という言葉が出てきましたが日本にも「下流社会」ができつつあるように思います。『二極化』ということは予想しておりましたが,これも日本社会が弱者を切り捨ててきた結果なので,当然の結果かも知れません。こんな時代だからこそ自分らしさが必要だと強く信じます。決して社会の流れに飲み込まれず,自分の意見を持ち続けることで,社会を変えていけるのです。また自分の環境も他人のせいにしてはけない。その環境があるからこそ他人には分からないことが,自分だけは分かるからです。自分を信じることから始めましょう。
2006年01月12日
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インターネットカフェやマンガ喫茶というものがどの駅でも見かけることが珍しくなくなってきました。昔は終電に乗り遅れたら,カラオケか飲み屋で時間を潰しておりましたが,最近街中で,「終電,間に合わなかったから,マン喫(マンガ喫茶の略だと思う)でも行くか」という若者の会話を聞きました。勿論,今でもカラオケや飲み屋に行くこともあると思いますが,マンガ喫茶にみんなで行ってどうするのだろうと疑問に思いました。みんなでマンガ喫茶に行って,各々マンガを読むのだろうか?マンガ喫茶でもインターネットはできるので,ネットゲームしたり,ネットサーフィンしたりできます。しかしせっかく友達と一緒にいるのだから,みんなで何かをやれば良いのにと思うのは今時ではないのでしょうか?私は,個人個人のつながりがなくなり『粒動化』が進んでいることに危機感を覚えます。個性を持つことと『粒動化』は全く別問題です。個人個人のつながりがなくなることは,社会性を失わせるもので,人として社会生活を送るうえで必要不可欠なコミュニケーション能力を身に付けることができなくなります。コミュニケーション能力には,意思疎通だけではなく思いやりや気配りなども含まれます。友達に会うのに理由など必要ありません。どんどん外に出て,互いの近況や悩みなどを聞いたり,食事をしたりすることをお勧めします。
2006年01月11日
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私個人的には若いうちに(20歳くらいで)海外に出てことを薦めます。感性豊かなときに海外に出ることは,客観的に日本を知ることもできます。また,日本の良いところや悪いところも知ることができます。海外で生活したことのある,いわゆる「帰国子女」は自分の意見や考えを持っています。しかし現実は厳しく日本の社会はこれを受け入れない体質を持っているのも事実です。帰国子女は高い割合で,「うつ」になっているのです。これは企業では個人の考えよりも,旧態以前の体制を維持しようとする考えがあるからです。これは非常に残念なことですが,そのような企業は国際化の中で生き残ることが難しいと考えます。社員あっての企業なのに,雇用不安の今の社会では自分の意見を言うことができないのは,この国の行く末を容易に想像できてしまいます。個人の意見は議論する価値もないのでしょうか?これでは有能な人材は海外に出てしまいます。
2006年01月10日
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今日は成人式が各地で行われていました。今年は143万人が成人になるそうです。今はそうでもありませんが,私の成人式の頃は,多くの宣伝車が成人式の会場の駅周辺で大音量の宣伝?をしていました。思想的に右であろうと左だろうと,個人の自由だと思いますが,法律を守れないのは問題外です。個人の基本的人権を無視した思想は必ず行き詰ります。私は右の人も左の人も付き合いがありますが,彼らの話を聞いていると目指すゴールは一緒だったりします。それに到達する方法論が違います。右翼に関して,黒い塗装をした宣伝車で登場することが多いようですが,個人的に騒音が気になります。目立つ必要があるのでそのような方法を使うということでは右翼のイメージが悪くなるし,発展がありません。また歴史的に右翼による要人の暗殺という歴史がありますが,相手の生命を奪うという方法でしか,自分たちの主張を通せないようであれば,その主張にも疑問があります。左翼に関して,連合赤軍の浅間山荘事件やよど号ハイジャック事件のように,社会に対して自分たちの道理を主張するやり方も疑問があります。どのような思想にしろ,法律を守って,基本的人権を尊重して自分たちの目指す社会を実現するために頑張って欲しいと思います。
2006年01月09日
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私の友人にこだわりを持っている友人がいます。 ある友達は,シャンプーや石鹸の危険性を指摘して,無添加石鹸で体そして髪を洗います。リンスはお酢とクエン酸にローズヒップのオイルを混ぜ合わせ,使用する前に良く振るそうです。 こだわりは個性のひとつだと思いますので,私は周りのひとにこだわりを持つように奨めています。食べるもの,着るもの,身に付けるものなどにこだわる人は,それに対して熱い想いや思い入れがあるものです。私もたくさんこだわりを持っていますが,周りには理解できないものなので,周りが理解できなくてもあまり気にしてはいけません。 『こだわり』を持ちませんか?
2006年01月08日
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私の周りにも勤めている会社を辞めて,起業する人がいる。自分の可能性を信じて,脱サラすることは良いと思うけどあまりに無計画的に辞める人もいる。これは薦められない。自分で起業することは,思っている以上に大変なことで,全てが自分の責任であり,しっかりとした自己管理能力も必要だ。お勧めは,サラリーマン時代から少しずつで良いから副業を始めて,月収ベースで20万円以上になるまでは辞めない方が良い。また起業する際に,1.自分の趣味2.サラリーマン時代の経験3.親の稼業を継ぐと3つの場合が一般的だと思うけど,どれも簡単ではない。必要なのはその『強い意志』だと思う。成功することを自分で容易に想像(妄想ではない)できるようになれば成功できると思う。これからは『個』の時代だと思うので,多くの人が自分の可能性を信じて起業することは良い傾向だと思う。成功を祈っています。
2006年01月07日
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神奈川県横須賀市での女性会社員殺害事件で,米兵が犯行を認めました。米兵が刑法犯で検挙された数は,1973年以降で6,933件に達しています(2004年まで)。このうち約1割にあたる683件が,殺人や強盗,放火,性的暴行といった凶悪犯です。2000年から2004年までの過去5年間の刑法犯の検挙数をみても461件です。このうち凶悪犯は31件に及んでいます。過去五年間の凶悪犯のなかで最も多いのは,強盗で14件。性的暴行も12件あります。このほか放火は3件,殺人も2件起きています。これは今日会った友人から聞いた話です。これに関して感じるのは日本という国自体が個性(主体)的でないから,国民もそうなってしまったのか,ということです。アメリカ兵の問題は度々マスコミにも取り上げられますが,しばらくすると消えてしまいます。この問題は『日米地位協定』というものが絡んでいてなかなか難しい問題だと聞きました。少し難しい問題なのもう少し勉強してみたいと思います。今日は難しい話ですいません。
2006年01月06日
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昨日のドラマにイチローが出ていたことは皆さんご存知だと思いますが,私はイチローを見ていると彼にはオーラみたいなものを感じる。彼がオリックスにドラフト指名4巡目で入団した頃は誰も彼がここまで大スターになると予想した人はいなかったと思う。現在の彼を野球の世界では知らない人はいないと思うし,日本はもちろんアメリカでも知らない人はいないと思う。彼がここまで大きく成功したのは,間違いなく彼の努力と意識の高さだと思う。決して才能ではない(才能なら清原の方がずっとある)。私は特に言いたいのは,持つ『意識の高さ』で誰でも社会的にも経済的にも成功することができるという事実。環境や人のせいにばかりしている人は絶対に成功しない。毎日をどんな意識を持って過ごすか,5年後,10年後大きな差になって結果が現れる。私自身も努力して意識を持って過ごすようにしている。みんなもそうであれば,世の中凄いことになると思う。意識を高く持って毎日過ごしませんか。(たまには休むことも大事ですが…)
2006年01月05日
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私の友人は私同様強い個性を持っている人が多い。俗に言う「類は友を呼ぶ」である。当然自己主張も強く,自分の意見を持っている。日本では「出る杭は打たれる」的な風土が昔からあるので,社会でも教育の現場でも自分の意見をいうことはなかなか難しい。みんなと同じであることが本当に良いことなのか疑問を持っている。正しいか間違っているかは問題ではないし,個人がそのように考えるにはそれなりの理由があるのでその考えを尊重してあげることに意味がある。私はこれからも自分の考えを大事にしていきたい。自分の考えを言わなければ,絶対に相手には分からないし,理解もしてもらえない。
2006年01月04日
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友人より新年の電話があり,TVでドラマ「電車男」の再放送をやっていることを知りました。個性という意味ではオタクも個性だと思います。私自身の周りにも,ゲームオタク?や写真オタク?みたいのが多くいます。彼らは一流会社といわれる会社で仕事をしっかりこなし,一般常識も普通にあります。ただ,アキバ系の言葉は使いませんが…。何かに打ち込める事があることは,こんなしがない世の中では必要不可欠だと感じます。自分の世界を持てないで,ただ周りに流されているよりは,私は大好きです。趣味があることは,社会人になってからは唯一友人を増やす事ができる方法のひとつのような気がします。皆さんはひとに自慢できる趣味をお持ちでしょうか?
2006年01月03日
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正月はいつものことだけど,テレビ番組がバラエティーが多くつまらない。ひどいものはドラマの再利用?のような企画だったりする。まとめて見れるメリットもあるけどみんなはどう思うのだろう。とにかく今日は休みます。
2006年01月02日
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新年明けましておめでとうございます。このブログのタイトルの意味は?という人も居ると思うので解説すると,Neutral(中性)Asshole(くそったれ)→中立不偏のくそったれになるな!という意味です。もっと簡単に言えば,みんなと同じではなく個性を出して行こうということです。最近個性のない人が多く面白くない世の中になっているので,私の周りの個性豊か?な友人たちの言動を紹介していきたい。これからは個の時代です。自分の個性を大事にしていきたいと思う。今年もよろしくお願いします。
2006年01月01日
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