ぶるどっぐロンディ＆にゃんこの部屋

江戸っ子は 皐月の空の吹流し　口先ばかりで はらわた は 無し

今年のGolden Weekはお天気も良さそう　皆さん大移動ですね
土着民の私は帰る帰省先も無く　人混み大嫌いで自宅待機

渋滞の車の列　テレビで見ながら　あらあら　お疲れ様～　等と
呟いています。高速道路なんて高速じゃなくなってる。あ～あ！

高速道路１０００円でCO2撒き散らし・・良いのかなぁ・・と考えつつ・・

休日の名称が変わって天皇誕生日も緑の日から　今は昭和の日
古い所では　天長節なーんて　もう死語になっているかも。

粽と柏餅は　漉し餡じゃ無いと駄目なダンツク・・
今年も「餅源」ｻﾝまで行って来ないと駄目かな？
年々　一度に食べられる量が減ってくる。　
粽も柏餅も冷蔵庫へ入れると味が落ちるし硬くなる。
同じ粽でも中華料理の粽ご飯の方が断然美味しいけど季節の
食べ物は　矢張り其の時期に祝って食べないと意味が無い。

昔は和菓子屋さんの軒先に　この時期は必ず菖蒲と蓬が束に
なった物が置いてありました。今は少なくなったね。

お菓子屋さんと花屋さんと両方行かないと手に入らない。
中には　菖蒲だけで蓬が入っていない店が一杯ある。

蓬（よもぎ）は無病息災を願う為の必需品　毎年一緒のを買う。
菖蒲は根元の赤い所を２－３センチ切り取って薄くスライスして
お酒に入れて母が一口飲ませて呉れたものでした。
舐める程度しか駄目で　すぐヨッパになってしまうけれど・・
そして宵節句には必ず菖蒲湯に入り　男の子はグルリと鉢巻をして
女の子には鋏を使って簪にして髪に挿して貰った。

親から子へ　日本古来の慣わしはﾁｬﾝと伝えられて行くのかな？
知らない間に忘れ去られてしまうのは勿体無いね。

日本独特の故事来歴の中には迷信と言われようと矢張りﾁｬﾝと
慣例通り行いたいしきたりが在り　そう言う国に生まれた事を
何となく嬉しいと思う。

菖蒲湯の湯上りに兄貴達と新聞紙で作った刀でチャンバラごっこ
したっけ・・又　汗びっしょりになってお風呂入り直して・・

色々な慣わしを思い出す度　母の懐が恋しいと　つい思う私です。

毎年　何処にも出かけないけれど此の連休　何処かでゆっくり
懐石料理でも頂きたい！そう！冷蔵庫で２万円　浮いたから！

浮いた　浮いた　ぷかぷかどんどん・・・
あれ？今って　チンドン屋さんって見かけなくなったね！