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2026.03.16
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テーマ: 闘病記(2504)


2024年3月6日 水曜日  ユキヤナギ



2月19日に大学病院で2回目のボツリヌス治療を受けてから、25日ほどが経ちました。



この数日、自分の体に少し気になる変化を感じています。



両足のふくらはぎの筋肉が、以前よりもはっきりと膨らんでいるように感じるのです。

手で触ると、丸く固い筋肉の感触があります。



はっきり「筋肉がついた」と言い切れるほどのものではないのかもしれませんが、以前とは明らかに違う手応えがあります。



実は、ボツリヌス治療の前後の頃から、ふくらはぎに「つりそうな痛み」のような違和感を感じることがありました。



最初は少し気になりましたが、最近はその感覚がむしろ「力が入り始めた」感覚に変わってきています。



トイレでの立ち座りや、ベッドサイドで更衣をするための立ち上がりの場面で、最後の一踏ん張りのときに、ふくらはぎから床へと力が伝わる感じがはっきりわかるようになりました。



これは自分にとって、とても不思議な感覚です。



これまでの生活では、足の内転筋の痙性(脚が交差してしまう強い筋緊張)の影響が強く、立ち上がりのときにどの筋肉を使っているのかを感じ取る余裕はあまりありませんでした。



しかし、今回のボツリヌス治療で内転筋やハムストリングスの筋緊張が少し緩んだことで、それまで使いにくかった筋肉が働きやすくなっているのかもしれません。



ふくらはぎの筋肉は、立ち上がりや立位保持の「最後の踏ん張り」に大きく関わる筋肉だと聞いています。



リハビリの先生の話でも、ふくらはぎが働き始めることは立ち上がり動作の回復にとって重要な要素のひとつだと言われていました。



今回の変化がボツリヌス治療の効果なのか、リハビリの積み重ねなのか、あるいはその両方なのかは、正直なところ自分にははっきりわかりません。



ただ、ひとつ言えることは、体の中で何かが少しずつ変わっているという実感があるということです。



私の場合、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)の治療が終わり、「完全寛解」と言われてから約1年が経ちました。



抗がん剤治療と長い入院生活で落ちた体力や筋力は、すぐに戻るものではありません。

それでも時間をかけて、少しずつ回復していくものだとも聞いています。



最近の血液検査では、



白血球、ヘモグロビン、血小板のいずれも正常範囲でした。



抗がん剤治療のあとには、骨髄の働きが弱くなり、血球が下がることがありますが、今回の結果を見る限り、骨髄の働きはほぼ回復している状態と言えるようです。



もちろん、血液検査の結果だけで「筋肉が増えた」とまで言えるわけではありません。



けれど、骨髄がしっかり血液を作れる状態に戻り、体の基礎的なコンディションが整ってきていることは、リハビリで体を使ううえでの大きな土台になっているのではないかと思います。



そうした体の回復の流れの中で、ボツリヌス治療による筋肉のバランスの変化や、訪問リハビリ、通所リハビリでの積み重ねが重なり、今回のような小さな身体の変化として現れているのかもしれません。



訪問リハビリや通所リハビリの先生とも、この変化はすでに共有しています。



こうした小さな身体の変化を、これからのリハビリの中でどう活かしていくかを、一緒に考えていくことになるのだと思います。



回復は、一直線ではありません。



それでも、体のどこかに新しい感覚が生まれるとき、そこには次の変化の芽があるような気がします。



今回の「ふくらはぎの小さな変化」も、そのひとつなのかもしれません。






■ ボツリヌス治療 経過記録シリーズ




今回の記事は、大学病院で受けたボツリヌス治療の経過を、自分自身の体の感覚とともに記録しているシリーズのひとつです。

治療前から治療後の変化までを、時系列でまとめています。





① ボツリヌス治療の前に整理した、今の自分の体の状態


大学病院で2回目のボツリヌス治療を受ける前に、痙性の状態やリハビリの状況、日常生活で感じていた身体の変化を整理した記録。





② 2回目のボツリヌス治療 ― 今日から始まる新しい3ヶ月 ―


大学病院で2回目のボツリヌス治療を受けた当日の記録。前回の治療から3ヶ月間の体の変化と、新しい治療サイクルへの期待。





③ ボツリヌス治療2日目 ― 小さく動き始めた体の変化 ―


治療後まだ大きな変化はないものの、脚の感覚や動きの中にわずかな変化を感じ始めた頃の記録。





④ ボツリヌス治療6日目 ― 体の変化と、次のステージへ ―


治療から1週間ほどが経ち、リハビリの中で感じ始めた体の変化や手応えを整理した記事。





⑤ ボツリヌス治療後の体の変化を考える


痙性や筋肉の働き、リハビリの視点から、治療後の身体の変化をあらためて整理した考察記事。




⑥ ボツリヌス治療25日目 ― ふくらはぎに感じた小さな変化 ―

今回の記事。ふくらはぎの筋肉の変化や血液検査の結果も含め、体の回復の流れを自分なりに考察しています。





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最終更新日  2026.03.16 02:04:42
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