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10月29日の日経朝刊にあった記事です。ダヴィンチ作の≪最後の晩餐≫が、160億画素の画像で、28日までネット上で公開されたそうです。160億画素って、どれくらい・・?わかりませんけど、本物は、先月見てきました。この壁画、最初は食堂の壁に書かれたそうです。で、厨房に行くドアが、絵の下にくりぬかれ、食堂から馬屋に転用され(なぜ馬屋?)戦争の爆撃を受けて、瓦礫寸前(隣の壁は木端みじん。壁画のとこだけ土嚢が積まれたせいか、直撃をあびなかったためか残った)となりました。最近では、「ダヴィンチコード」で有名になりました。そのため、見るのが、とっても大変です。壁画は修復されましたが、年月と、過去の扱いのぞんざいさで、ボロボロです。その劣化を少しでも食い止めようと、現在、厳重な入場規制が行われてます。入場は、前もって申し入れ制。見られるのは15分だけ。入口には2重のガラスドア。ほとんど、機密品扱いです。イタリア旅行に「最後の晩餐鑑賞」を売りにするツアーも多いですが、ほとんどのツアーでは、ただし書きとして「鑑賞できない場合もあります」と書かれています。「鑑賞券がとれませんでした」とツアー出発前に言われたら、ツアーそのものをキャンセルする方がいいかもしれません。その時、キャンセル料がとられないツアーなら良心的ですね。あくどいツアー会社によっては、はじめから「鑑賞申込」をしてないとこもありそうです・・。絵画の方は、生きてるうちに、一度は生で見た方がいいです。保存のために空調完備。薄暗い照明。静かな井戸の底のような鑑賞環境で、じっと絵を見ると、ダヴィンチの生きていた時代から今まで残る壁画の神秘性に、こわばった心がゆったり開いていく気がしました。「なんぼのもんじゃい」と思う人も、いるかもしれませんけど・・。
2007.10.29
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渋谷のシネパレスにて。11月24日のレディースデー。1000円で見てきました。ちなみのこの映画館では、木曜日にボーイズデーがあり、男性1000円です。席は指定席ではなく、整理番号順で、1~10番、という風に中に入って、好きな席に座れます。カップ置きもあるし、座りごごちもまあまあです。トイレもきれいです。7階のチケット売り場、映画館フロアの他に、6階にもトイレがあるので、混んでいるときは、階段で下におりるとよいですよこの映画は、もともと1988年にオリジナル映画として作られ、これを基に、2002年にブロードウェイで初演。絶賛されてトニー賞をいくつかとりました。今回の映画版は、この舞台版を映画化したものです。主人公のニッキー・ブロンスキーはオーディションで選ばれた新人です。この子が、いい!子豚ちゃんで、歌がうまくて、ダンスがうまい!あれだけ踊ってもやせない、ってある種すごいかも・・。そして脇がチョ~豪華絢爛。ニッキーが恋する相手は、「ハイスクール・ミュージカル」で主役を張った男の子・サック・エフロン。で、名作「シカゴ」でママ・モートン役をやったクィーン・ラティファ(ほんと、クィーンって貫禄)がいる。さらにジョン・トラボルタが、特殊メイクで女装して、ハイヒールで踊る~~~!いや~、きもちのよい音と画面でした。入れ替え制じゃなかったら、もう一回見たかった。この作品は、1988年当時の、ブラック差別を描いています。ブラック・イズ・ビューティフルたからかに彼らが歌うほど、そう思っていない世間との軋轢が浮かびあがります。創作された1988年から、20年が経ってます。ダンスフロアーにロープを張って、黒人と白人が別れて踊る、というような、表面上の差別はなくなりましたが、実態はどうなのでしょうね。そういうことも、ちらりと思いながら、歌とダンスにうっとりするミュージカルでした。
2007.10.28
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ホテルの格は、朝食に出る。ローマ。ホテル【ジョリー・ヴィラ・カルペーニャ】に二泊。朝食はバイキング。コーヒー、紅茶(イタリアではほとんど出ない)は、自分でいれる。不味い。ヨーグルト。市販のものが氷にぶっこんである。まずまず。パン。冷めてる。ナイフで自分で切り分けるパンは、固めで歯ごたえがあり、美味。フィレンツェ。ホテル【ソフィテル」に3泊。コーヒーは、席につくと「カプチーノ」か「アメリカン」か「エスプレッソ」か、聞いてくれ、運んでくれる。パンは美味。ジャムは小さな瓶のものが、各テーブルに7~8個置いてある。生ハム、ハム、ソーセージが美味。生フルーツ(缶詰ものではない)がいろどり良い。このホテルは、食事は美味でした。場所も、ドーモ(大聖堂)から歩いて3分ほどで、朝食のあと、人気のない朝のフィレンツェを散歩するのに、最適です。でも、ホテルの売りである「窓からドーモが見えます」は嘘。われら日本人ツアー客は、裏階段しか見えない部屋に押し込まれました。ソフィテルは、日本の上野にも進出してチェーンホテルを持ってます。支配人に文句カードを書いてくれば良かった。でも、お詫びにもらった(部屋が悪くてごめんなさい、という意味)ワインは美味だった・・。すぐに≪腹関係≫でごまかされる自分が不甲斐無い・・。ベネチア。ホテル【ボンベッキアーティ】に二泊。コーヒー、自動販売機のようなもの。不味い。パン、まずい。フルーツ。生のものがゴロンと、ある。自分で剥け、という感じ。朝からめんどくさい。ここ、レストランが売りらしい。値段表が表に出ていたが、けっこう高い。イタリアは美食の国だというのに、これは、ぼったくりだろう、と思った。コモ湖。ホテル【グランドホテル・トレメッゾパレス】に一泊。ここは、絶品でした!まず、ボーイが常に客に目を配っている。コーヒーとかも、もちろん、席にオーダーを取りに来て、持ってきてくれる。とりわけ、生ジュースがすごい!ビッチャーにしぼりたてが入れてあり、皆さん、ご存知でそれが、どんどん売れる。で、すかさず補充してくれる。ジャムとかも、自家製らしく、つぼの中にはいっているものをお皿に取る。パンも、硬パンと、柔らかロール。どちらも良い感じ。卵は、コックさんが好みを聞いて、焼いてくれる。ううう。ここに3泊したかった。元貴族の別荘で、図書室とかもあって、スパのプールもある。ミラノにリピーターした方は、ぜひ、このホテルまで足を延ばすことをお勧めします。ヴィラ・デステよりは、お安いですよ。
2007.10.27
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「西の善き魔女」西の善き魔女(1)は、荻原規子さんの、名作です。 この作品がマンガ化されました。西の善き魔女(7) 桃川春日子さんが、月刊コミックブレイドで、連載しました。 わたくしは、これの原作を読んでおりました。 原作の中で、善き魔女たちは、その肉体で敵国の男たちを虜にして、国の繁栄を支えたりします。 これは、実際、フランス王家でもあった話。 メディッチ家から来た奥様が、この手を使いまくって、王家存続(というか、自分の息子たちのために)ピロートークで情報収集させてます。 「善き魔女」の物語は波乱万丈で、けっこうキツイ話も多く、面白かったと記憶してました。 で、最近のこと。 この作品のマンガ版を読む機会を得たわけです。 この作品は、女王候補の美少女と、幼児虐待された天才少年との純愛物語です。 ある意味、少女漫画の王道です! でも、この天才少年。 美形で小柄なもんだから、あっちこっちで襲われるんです! 原作の時も、そうだったのだろうか・・。 そういう印象があんまりなかったんですけど・・。 桃川さんの絵がエッチなのだろうか・・。 とってもかわいい絵柄だし、構図もきれいだし、デッサンもくるってないし。 見やすくて、とっても好きなんですけど。 ムふふでございます。
2007.10.26
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ベネチアからミラノへ行くには、ユーロスターが大推薦です!!イタリア周遊の旅行の主流はバスですが、ユーロスターで移動すると、疲れ具合が全然違います。列車の方が楽です。これからイタリア旅行を考えている方は、ユーロ-スターを利用するツアーをチョイスすることをお勧めします。手配に手間がかかりますから、こういうことをキチンとしてくれるツアー会社は、ほかのことにも目配りしてくれる可能性が高いので、ツアー選択の指針になると思います。私が利用したのは一等車で、新幹線のグリーン車より乗り心地が良かったですよ。販売のワゴンも来ました。味は、・・・。一等車の空き席に、切符がないのに乗ってきて、車掌さんが来ると移動する、という人も、日本と同じにいました。トイレは、黒ボタンが床にあるので、これを踏んで流します。ところで、この列車の便器はデカイ。高さがあるのです。ですから、乗っかると、足が届かず、ぶらぶらと遊んでしまいます。子供のころに還ったみたい。清掃はされていて、ロールもありました。でも、私のあとから行った人は、「紙がなかった」と言っていたので、予備は置かれてなく、補充もされてなかったようです。ミラノの駅トイレは、有料の上にものすごく込みます。トイレおあばさんが、ゴム手袋してモップを持って立ってますが、使用不能が3つ、4つあって、ものすごく非効率です。並び方もぐしょぐしょで、どの列に並べばいいのかわかりにくい。おまけに、個室に入った人は、中で着替えたりいろいろするみたいで、なかなか出てこない。こういう列に入った時には、日本人であることを捨てましょう。割り込みされないように肩をいからせ、入ろうとしたら「ダメ」と日本語でいう。通じますからね。一番いいのは、列車の中ですませることです。私は、失敗しました・・。2時間半の車内だったのだから、最初と最後に列車内で利用しておくべきだった。降りるとき、迷ったんですけど、駅トイレ、にも行ってみたいな、と思ったのが運のつき。イタリアは、ホント、トイレが大変です。冷え性の方は、ホカロンをおなかに貼って、トイレ回数を調整するとよい、というのが私の心からのアドバイスです。
2007.10.25
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エマの第八巻を読みました。ウフ。良かったです!夢の水晶宮(前後編)ブライトンの海(前後編)ザ・タイムス家族とという短編集です。番外編で、本編に登場した脇の人々の物語です。夢の水晶宮は、エマを仕込んでくれたケリーが、新婚さんだったころのお話。余韻が、よかった。お金で買えない思い出。年月を経て、よい思い出だけが残る・・。いやな思い出もフラッシュバックみたいに蘇りそうですがね。わたくしの場合は。ブライトンの海は、エマに婚約者を盗られた形のエレノアちゃんが、幸せを見つけられそうでほっとする物語です。で、ザ・タイムスは「新聞」が19世紀の人々の手を渡る物語。個人的には、これが一番すきです。元執事が新聞広告に載せた思いが、きちんと返事をもらって返ってくる。どんなに情報ツールが発展しても、心動かすのは、人の「思い」。あと、ヴァイオレット嬢のヌードが、柔らかそうでいい感じ。「ご存じでしょう?あたくし、それなりにかかりますわよ」言ってみたいセリフです・・。家族と、はエマの同僚・ターシャの里帰りのひとコマ。「おれ、店を持ちたいんだ」という、弟くんの決意の目がいいです。こういう余韻のコマやキャラの使い方は、萩尾さんの作品にも多く「トーマの心臓」にもあったなぁと思いだしてしまいました。で、この本に挿しこまれていた[MANOR HOUSE]のDVD予告。これ、気になります!すでに購入した方の感想を探してみます!16800円へそくりで買えるか・・。
2007.10.24
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お楽しみ!居眠り磐音の第二巻「寒雷ノ坂」を読みました。(以後、ネタバレなので、ご注意ください)与力の笹塚さんが登場します。金的銀的のお話と、根性悪の旗本に、由蔵と柳次郎が捕まるお話と、磐音の友・上野伊織が殺されて、仇討ちするお話が入ってました。このシリーズは、磐音がお金に苦労するところが、なんかリアルです。テレビの浪人者とか、けっこう元気に生きてますが、お金がなければ何もできない都市であった江戸で、職のないものがどう苦労していくのか。そして、育ちがよくて癒し系の磐音の、のほほんとした感じが、「殺伐とした事件」を「物語」にしていきます。「生きていくのは、大変」があたり前ですよね。今の世も、税金は上がったし。諸物価は密に値上がりしているし。でも、ウチはここ10年で、けっこう貧乏慣れしてきた気がします。無駄金は使わないようにして、少しでも貯めていると、精神的には安定しますよね。傍らに楽しめる本もあるし。ちょっと良い日でした。
2007.10.23
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NHKの時代劇を見てから、読むことにしました。第一巻「陽炎の辻」すでに磐音さんの印象は山本クンになっているせいか、ビジュアルを思い浮かべて、一気に読んでしまいました。双葉文庫というのは、あのクレヨンしんちゃん、と同じ出版社なんですね・・?このヒットで、大入り袋がでるかしら。居眠りシリーズは、すでに20巻以上、出ているとか。読み切るまで、楽しみが持続すると思うと、わくわくします。
2007.10.22
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≪アルカサル「王城」≫アルカサルー王城(第13巻)アメリカを発見(?)したコロンブスに、お金をだした女王のご先祖の話です。このマンガが連載されているころは、独身でした。単行本を持って、嫁に来て、やっと13巻で完結。これを見ると、スペインに行きたくなります。スペイン旅行って、いくら位かかるのでしょうか。
2007.10.22
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