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NHKで入っていた『蝶々夫人』を見ました。このドラマは余りにも有名で、オペラにもなっています ストーリー自体は見たことがなくても、名前は知らない人がいないのではないかと思われる位有名です。 明治~大正にかけての頃、アメリカの若きエリート軍人が、軍艦の修理のために立ち寄った長崎で芸伎(蝶)と恋に落ちます。しばし長崎に逗留する間、結婚ごっこをして過ごすのです。やがて日本を離れるとき「必ず迎えに来るから・・・」とお決まり文句を言い残します。本国には既に妻がいるというのに、その真実を知らない女のほうは男の言葉を信じ、子供を生み育てて男の帰りを待ちます。でも、来ない。やがて怖れていた真実を知った女は、子供を男に託して、自らの命を絶つという内容でした。最期が可哀想で、見ているほうも胸が張り裂けそうな気分でした。でも、きっとこういったことは当時たくさんあったのではないかと思いますね。たまたまこのケースは、ドラマになりオペラにもなり・・・注目されましたが、きっと第二大三の蝶々夫人はたくさんいたのではないかという気がします。
何とも可哀想な話です。ですが見ていた息子が一言「要は、日本の芸伎とアメリカ将校との不倫ドラマじゃないか!!」と言いました
そうです、まあ一言で言えばそうなりますし、それで片付けてしまえば実も蓋もないのですが、ここで考えておかねばならないのは・・・アメリカ男のほうは遊び半分だったかもしれないが蝶々夫人は真剣勝負だったんでしょうね。 だから男を信じていた、それが後で自分が裏切られたと知ったときに彼女のプライドが大きく傷つけられたんでしょうね。彼女は士族の娘だった。日本古来からの守られてきた士族の女としての慣習に習って、自分のプライドと対面を守るために自害したところにこのドラマができた由縁があるんだと思います。
可哀想で悲惨な締め括りに、テンションがドーンと落ちましたが・・・悲劇のラブ・ストーリーとしては、よくできていると思いました。
裏切りを許した甘さ 許せない
知りたくない事実知らされ下す幕
それでも私 彼を信じる最期まで
see you again
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