仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2013.01.26
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カテゴリ: 東北
今朝の河北新報「方言の泉」で取り上げられていた。「起きる」の命令形がオキレになるのは、東北の日本海側と九州だそうだ。上一段と下一段活用の動詞の命令形を、多数派の五段活用にならって活用させるものだ。

命令形を五段活用と合わせるという意味で規則をスッキリさせると考えれば、オキルよりオキレが新しいことになる、と解説している。つまり、現代共通語より進化しているとも言えるということだろうか。

とすると方言と言うより、若者言葉のような現代型の言語の変形の一種と捉えるような解説にも思える。しかし、そういう見方も出来るというだけのことで、それが本質ではないのだろう。東北日本海側と九州というから、やはり地域や沿革に結びついた「方言」なのだろう。

より詳細にどの地域で多用され、またどんな歴史的変遷を経ているのだろうか。論文でも探してみるか。

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最終更新日  2013.01.26 11:32:21
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