踊螺木偶 ・ 無目的

踊螺木偶 ・ 無目的

2004年01月31日
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それは 思い道理に歪む 粘土細工のような時間

喉を焼く 熱い酒なのに

柔らかな酔い心地は

懐かしい顔が語る ブリキ缶に納め埋められていたような

古くひなびた 懐かしい そんな話のせいなのか

お互いが知らず

重ねてきた年月と距離を測る 慎重さからなのか

紫煙の燻るテーブルの向こう側

時折 僕の知らない貌を魅せる


風のうなりに 君の嬌声や怒号を重ねたこともあった

今は

君の声が 風にきこえる







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最終更新日  2004年02月02日 13時19分12秒 コメント(6) | コメントを書く


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