大ちびや小ちびについて母もかなりの期間園で過ごしていたので、母の卒園式とも言えます。
朝、おとーさんが「おかーさんは泣く。絶対泣く。泣かん訳がない」と嫌な予言をしてくれました。
しかし体調が悪く機嫌が悪い小ちび、式の最中はもうぐだぐだ状態。
立派になって(ホロリ)なんて気持ちにはならず、ひたすら「おーい、まっすぐ立っておくれー」「ちゃんと返事してー」と心の中でツッコミ続けた母でした。
いやあ、泣けませんでしたなあ、と思いつつ教室へ異動。
すると担任の先生が「最後の絵本を読もうか」とおっしゃり取り出したのが「100万回生きたねこ」
…ううぅ。思わぬところで泣きそうに……っ。
何度も読んだはずの絵本なのですが、ラストではやはりホロリとしてしまいます。
いやいや、危うくおとーさんの予言を成就させてしまうとこでした。
園の門を出て、小ちびの手を引いて歩きながら
「小ちびちゃん、おめでとう」
母の言葉ににっこり笑顔で返した小ちび。
きっと、母も同じ笑顔になっているのでしょう。
じーんとかホロリとかなくても、こんな「卒業」もまた味わいがあるんじゃないかな。
つないだ小さく柔らかい手の感触、しっかり覚えておこうと思う母でした。
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