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2010.09.16
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カテゴリ: カテゴリ未分類
日々新しいお客様をお迎えして、元気に目的地までお送りしているローカルパイロットです。

僕らの世界は、いわば徒弟制度みたいなもの。一人のパイロットを育て上げるのにかかる労力、費用は、大変なものだ。

僕は、旧運輸省所属の機関で、その技術を身につけたけど、各航空会社も自前の育成機関を持っていて、そこで自分の会社に合った育て方をするという方法もある。

J社では、カルフォルニアのナパという小さな町の空港に、その施設・住宅を構え、何十年と、パイロットを育ててきた。

その施設が、今回の規模縮小に合わせて廃止が決まった。新聞紙上で、パイロット訓練生が約300名が路頭に迷うなどとニュースが出て切るので、気ついた人もいるだろう。

もうこれからは、パイロットは外注にして、会社のやり方は、入社後にやってもらうということなんだろう。

その昔、J社初代社長で、松尾静麿氏という方がおられた。青系の会社と目的地に1分でも早く着くという競争みたいなことが頻繁になると、どうしても降りたくて、無理がたたり、あわや事故というような状況を見たときに、着陸をやりなおしてでもいいから、安全が確認できないなら降りるんじゃない!と言った。その時に彼が言った有名な言葉、「臆病者と呼ばれる勇気を持て!」

こういう高貴な目標をヘッドに立つ人が掲げている会社は安全だと思う。人材育成は安全を目指す会社の最後の生命線と言われたきた。その高貴な目標も経済性優先の前にはだんだん影が薄くなってきたと言わざるを得ない。

アジアに多く台頭してきたLCC(Low cost carrier)がさらに拍車をかける。時間に正確な安全な会社を選ぶのか、それとも格安を狙うのか?なんとも難しい時代になってきたものだ。






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Last updated  2010.09.16 16:32:39
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