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もう今年も後2日月を残すのみとなってしまった。歳を取れば、どんどんスピードが早くなるというが、それを身をもって感じるこの頃です。先日、会社は違うんだけど、ずっと懇意にしているパイロット仲間の一人が、2,3カ月おきにやってるこじんまりとした飲み会で、もしかしたら、今年一杯で地上に降りるかもしれないと切り出した。さかのぼって2月頃だったか、夜のランディングに自信がもてなくなったという理由で、1カ月ぐらい飛行機を降りてるとは聞いていた時は、夜見えないのは「それは歳のせい、みんな、そうなんだから、大丈夫」って送り出し、しばらくは普通に飛んでいると思っていた。彼の会社は、それ程潤沢じゃない人数で飛んでいるはずだ。彼がナイトフライトは駄目ということで、スケジュールのやりくりをしてもらっていたらしいが、期間が長くなると、他の乗員から、何で彼は夜飛ばないの?ってことで、彼自身も徐々に居心地が悪くなってきたって言ってた。で、彼の下した決断は、飛行から降りる、来年早々には、会社も辞めて、少しこれからのことを考えたいって言う判断。現役でやっている人は、いつかは必ずやってくる引退の時。最後までチェックにもいい成績で通って、そして定年という区切りで、みんなから送られて辞めていく。それは一番いい形の辞め方だと思う。ある人は、航空身体検査が通らなくなってそこで辞めたり、J社のように、ある条件で会社から強制解雇を受けたり、会社のやり方に我慢ができなかったのか、自分から職場を去って行った者もいた。一流のプロが、自分の能力に自信がもてなくなったとか、完全燃焼しなくなった自分を感じたとか、いろんな理由で去っていく。それはそれで、その人の考え方だから仕方がないと思うが、さて、振り返って、じゃ、自分はどうする?って、考え込んでしまった。自分は、子供がまだ自立していないので、状況が許すなら、できるだけ長く飛んでいたいとは思うものの、確かに、夜間の着陸など、条件が悪い時など、自分のランディングに満足がいかない時はある。でも、それって、もう終わりっていう、潮時なんだろうか?それを決断できるのが、プロっていうものなんだろうか?
2011.11.07
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ずっと、間が開いちゃって、もしこのブログを見ている人がいたら、この人、ホントに生きてるの?って思った人がいるんじゃないか?っていうくらい間が開いちゃった。その間にも、世の中いろんなことが起こっちゃう。過日、某青系の飛行機で、機長がトイレに行って戻って来る時に、ドアを開けようと副操縦士が操縦席のロックを外すノブを回そうと思って、ラダートリムのスイッチを動かしてしまった。 通常このスイッチを動かすと、ドアのロックが外れる時にカチっていう音がするから、その音がしなかったら手を外すと思うんだけど、その音に気付かなかったのか、そのまま回し続けラダートリムが最後まで回してしまった事例が発生した。(まだラダートリムを最後まで回しきったという報告はありません)ただこの事例があった後、操縦席で何が起こったのか知りたくて、シュミレーターという機械で、それを再現してみた。で、35000ftでラダートリムを17ユニットまでとった時に何が起こったかというと、自動操縦が入っていたとして、コントロールホィールが約45度ラダートリムをきった逆方向に傾くものの、滑った状態でAuto piotは外れず、そのままのフライトができた。青系会社の受けた国交省の報告だと、約6000ft降下しながら、何とか立ち直ったということらしい。たとえ副操縦士が間違った操作をしたとしても、自動操縦を外さなかったら、多少飛行機が滑っていても何も起きなかったというのが事実なんだけど、なんで、副操縦士が自動操縦を外してしまったかという方が原因追及のために必要なことなんだけど、例によって、国交省から、こういった事例が発生しないように対策を指示したというニュースがあった。ハドソン川で奇跡のDitchingが行われた後、このパイロット人生で起こるかどうか分からないようなケースでも対応できるようにということなんだろうね、この事例が起こった時に、何ができるか、ADVTという応用訓練で、この事例をやらされました。最終的には最低限のことをした後、海上に強制着陸した後、画面がガチャンと真っ赤になるのは、自分の経験上、たとえ訓練といえどもホントに嫌なことです。こんなバカなミスをした後の対策方法をまたやらされるんだろうか?人間である限り、いろんなミスがあることはありうる、それを対して、こういった事例を起こさないようにと命令を出したんで、これで一件落着っていう国の態度を、皆さんは、どう思います?
2011.10.09
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5月頃、デイゴの花が良く咲くと、その年は台風の当たり年と沖縄では言われている。そのせいかどうか定かじゃないけど、今台風9号の凄い風にさらされている。7月の上旬だったか、台風2号、986ヘクトパスカル、なんだ大したこと無い、夜から朝にかけて風が吹いたら、翌朝は台風一過、良い天気かなと思ってたら、トンでもなかった。今まで20ウン年ここにいたけど、停電は経験が無かった。この日、約半日で直ったが停電の経験をさせられた。屋上のタンクに送るポンプが設置されている家屋は、それも考慮してトイレに行かないといけない。洗濯物、冷蔵庫、こんな時に必要なテレビ、DVD、全部駄目。こんなに便利な生活、全部電機で動いていたんだと改めて認識した。その場所にいないと分からないこと、一杯あると痛感した。先月月末、会社から、現在の16機体制から規模縮小の話があった。親会社の同期が、どうなるの?って不安な思いをしていた去年の11月、声をかけたい気はあるが、どうかけていいのか、分からない時、大変だなとどこか冷めた目で見ていた。3月11日の大震災があったものの、規模縮小の効果と合理化のお陰で、青系が赤字幅拡大で大変な思いをしている時に、稲○さんは、大得意で、やっぱり我々のやっていたことは間違っていなかった!と豪語したという。とくかく今は、規模縮小だという流れに乗っかって、今回の社長はやってきた。規模縮小はそにからむ人材が不必要になるということだ。1機につき、Cap5名Co-Pi5名としても、要らなくなる飛行機の数をかければ、おのずと出てくる。僕など対象の筆頭だ。自分の存在を否定されたようで、毎日が落ち着かない。まだ数年は学費が必要な子供のこと、自分の経験を生かした再就職先など、これからのことを考えると、暗澹たる気持ちになってくる。こんな気持ちで同期は過ごしていたのかと思うと、ホンと、なってみないと分からないものだと痛感した。確かなのは、過去、労働争議で物議をかもした組合相手に、それなりの覚悟と責任を持って、ことに当たらないと、大変な事態が待ってるということだ。その行方は、我々にもかかわってくるし、その処理を誤れば、会社そのものの未来にも影響が出てくる。うまい解決法など無いとわかっているが、それに応えて耐えていかないと、市場から淘汰されていってしまうことだけは明白だ。
2011.08.05
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去年査操の定期技能審査を受けた時に、良合格を頂いたので、今年は書面審査だけのはずだった。今年の2月、機長等認定審査要領が変わり、その変更がどのように審査に影響しているかを見るため、臨時の審査があった。同僚と何とか無事に乗り切って、査操として命がつながったと喜んだ。審査は水物、どんなに優秀な人でも時にはミスを犯す。さて、そんなミスがあった時に、その人の持っていた能力の低さが原因なのか、それともたまたまなのか?その人の能力が、飛行機を危険な状態にしたとか、判定基準に無いとなれば、不合格とするしかない。その見極めをするのが、僕の仕事。それは機長等認定審査要領の中に明確に書かれているのだが、僕としては、自分の家族をその人の操縦する飛行機に乗せられるかどうか?という観点で見ているんじゃないかと思う。?(このことは審査官には言っていないだけどね)多少やぼったくても、安全に考慮して、手順をちゃんとやれる人かどうか、格好よくやろうとして手順を省いたり、Copiさんに言ってないようなやり方を、ポンとやっちゃう人じゃないかどうかもちろん、細かい評価要素はあるんだけど、新しくできた評価項目に、「運航全般にわたる評価要素」っていうのがある。全体的に見てこの人は大丈夫か大丈夫じゃないかって観点で見てるような気がする。こんな観点で、人を観てるって聞いたら、皆はどう思うだろう?びっくりするかな?
2011.07.15
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最低1か月に一度は何か書きたいと思ってるうちに、あさって、あっという間の5月という事で、何か書こう!いいことを書きたいのだが、相変わらずいい事は余り無い。つい最近もギアーピン(地上で間違ってギアーを上げても上がらないようにするピン差し込むものだが、翌朝飛ばす前に整備さんが必ず抜いて操縦席にあるボックスにしまうもの)をしたまま離陸し、当然脚が上がらないから、ATB(エアーターンバックの略字)した事例があった。もう一つ、伊丹に向かって降下を開始しようとした飛行機が、他の指示が混ざっていたのだが内容を勘違いして、31000ftから降下を開始しちゃったという事例。こういった事例をインシデントと呼んでいるが、なかなか止まらない。これはこれで人間だからミスは必ずあると思うし、二つの事例でも特に大きな問題にはなっていないのだが、こと審査できちんとレベルを保っているかという事になると、我々にも大いにかかわってくる事なのだ。国としては、会社の安全の要である担当の査察がきちんと見際目を行い、少しでも疑義のある人間は絶対に通してはならないということをちゃんとやっているか?ということに疑問がもってかかってくる。確かにその通りだが、厳しい訓練を経て一人前になった後さまざまな状況で飛ばしている時に、ある条件が重なると、どんな優秀な人でもミスをする可能性があるということを石頭の運航課の審査官には、なかなか分かってもらえない。それは、その時の管制の混み具合、同じような便名だったり、チェックリストの不具合だったり、プロシージャーと呼ぶ手順だったり、AOMと呼ぶ各飛行機の手引きの表現方法だったり、何か訳がある。アメリカでは、次に同じミスを起こさないよう、徹底的に原因追求が行われ、改善されるが、日本では相変わらず、個人のミスを追及するという手法がとられることが多い。航空局が合格レベルに無い人を選別しきれていないという目で我々査察を見ているというのが分かる時に、この仕事をしている辛さを味わう。
2011.04.29
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東北関東大震災に遭われた方の、ご冥福をお祈りします。自分の栃木に実家の屋根の瓦が、何枚か落ちたとの連絡があったけど、兎に角、命に別状は無いことが確認できたので良かったと一安心してるとこです。過去震度5強を経験したことがありますが、お袋曰く「それは恐かった」って。テレビで見ていても、外に出たはいいが、地面が揺れて立っていられない状態が垣間見えて、恐ろしさが伝わってきます。さて、本家のj社、鶴○マークに回帰するんだとか。回帰じゃなくて再出発と言ってはいるが、僕には、どうしても再出発じゃなくて、’あの時代’への回帰に思えてならない。細木○子さんのように「あのマークは駄目、あれが負の連鎖の始まり」とか言う気は無いが、これでJJ統合が完全にJ○L社がJ○S社を吸収合併したことが明白となった。過去に遡っての責任追求は無理ということだが、こと鶴○マークに拘ることこそが潰れたのは自分達のせいじゃないと言っている様なものだ。これは東急が手を引いた後、本来なら潰れているはずの会社、羽田の枠が欲しくて、負債も含めて丸々飲み込んだその時の担当者、その時これを画策したJ社の兼○社長、J○S社の船○社長の責任が一番重いかもしれない。アークのデザイン、あれを使用し続けるには、莫大なデザイン使用料がいるらしい。鶴○マークは独自のもの。経費削減というのなら理解できないでもないが、私達が日本一と威張っている頃への「回帰」に思えてならない。もっとも最近は、A○A社が、地上も含めて、タカビーな態度で、ぞんざいな扱いを受けたと、僕の知り合いは言う。日本一の座を奪われてはしまったが、今のJ○L社は、ホンとに良く頑張ってると思う。0570でかける予約の人の対応がいい。マイルで飛ぼうと思ったら、「インターネットでやれば、1000マイル節約できますよ」って教えてくれた。向こうは、15000マイルのまんま。苦労は人を大きくするって、ホンとかもしれない。いつまでも、こんな優しい態度で入れてくれたら、日本一に返り咲くのも、遠くないかも。
2011.03.14
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ここんとこ、南国沖縄でも12、3度という寒い毎日が続き(気温的には本土に比べ高くても風が強い)、なんか小寒い状況ですが、昨日から野球のキャンプインということで、空港は人でごった返してました。ファンの目当ては、日ハムの斉藤祐樹選手のようで、報道によると、1200人も駆けつけたとか。北海道から追っかけてきたファンもいるとのことで、30ウン年前、パイロットになりたくて、沖縄の一企業に入るために、一大覚悟で海を渡った時代とは全く違う感覚のようです。さすがにパスポートは要らなかったけど、あの時はJALがDC-8で3往復、ANAがB727で2往復。今やJALだけでも12往復、ANAが11往復、合わせて23往復。ほとんど1時間に一本の感覚。隔絶の感があります。さて、航空界ですが、JEXでパイ訓で内定を決めた26名のうち、6名を内定取り消しにしたなどというお寒い情報が流れてはいますが、少しずつ回りに変化が出てきました。パイロットという特殊技術ゆえに、その時代は花形と言われてましたが、経済が縮小する中ではその能力の発揮する場がないと、まさに無用の長物となるらしい。それでも、毎月送られてくるCABの審査官の予定表に、J社に行ってたはずの2年先輩の名前を見つけて、「あ、あの会社の路線審査を受けるという事は、会社移ったんだ」と分かりました。それから僕はB737なので、気になってずっと覗いていたブログの方も、「2月から国外の会社に変わるので、4月くらいまで訓練です。」と書いていたり。皆、厳しい状況ながら、少しずつ変化が出てきたようだ。同期で回しているメールには相変わらず何にも情報はいってこないけど、少しずつ現実を直視してできる所から動き始めているのを感じる。そうそう、若い人の発案で、B737のデザインで作ったワッペンをターミナルを通る時に配ってます。ま、子供さんがメインとなるけど、欲しいといってくれた人にはドンドン分けています。空港で見かけたら、ぜひ「飛行機のワッペン下さい」と声をかけてみてください。
2011.02.01
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新年が明けてあっという間に、1ヶ月が経ちそう。今年最初のブログ更新、今年は郷里でのんびりとお袋の手料理をたくさん戴きながらの幕開けでした。いろいろあったけど、その時だけはのんびりした幕開けでした。親会社のJ社が去年の1/19日に会社更生法適用で事実上倒産した後、あっという間の1年でした。その間のことはメディアが伝え、皆が知るとおりです。その影響はまさに激震、さまざまな所に及びました。飛行機を運航する会社では、飛行取り扱いには絶対必要な、飛行機の憲法みたいな基本中の基本、Aircraft operating manual通称AOMの改定作業もやっています。以前ヘリオス航空という所のB737が与圧関係の不適切な処理のために、客室高度が10000ftを越えた時に、警報音が鳴ったんだけど、その意味を理解できなくて、その後も上昇し乗員乗客全員が低酸素症になり、墜落したということがありました。実を言うと、Takeoff warning(離陸時フラップやStabilizerなど形態が合ってないと鳴るもの)と、Cabin altitude warning(客室高度が10000ftを越えた時になるもの)は同じ音を使用しているのです。(回路は異なります)計器盤に意味の違いが分かるように、警報音のシグナルライトをつけるという改修仕様書が回ってきました。それは運航の安全に寄与するからつけましょうという結論になり、2ヵ月後にドックインする飛行機につけようという話になったんだけど、管財人からその決済が下りずに、結局改修はその時ドックインした飛行機には間に合わないという状況が発生した。飛行機の運航を全く分からない人に、会社の再建を託し、その人の許可が下りない限り、何をすることもできない。多額の税金を投入した、2次破綻するわけにはいかないんだから、そんなこと当たり前だと人は言う。こんながんじがらめの状況の中、何を心の拠り所にして、長い再建の道を歩んでいけばいいのだろう?
2011.01.21
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1/19日のJ○L社の会社更生法適用から始まった、すさまじい1年となってしまった。クラスの半分が、解雇の対象になり、各人、寒々しい年末を向かえ、また来年の展望も見えず、暗澹たる気持でいることと思う。30ウン年前、自分の志望していた会社の就職枠が一旦無くなり、j社に切り替えたが、また試験4日前になり、復活して、沖縄に渡ってきた。もしあの時、J社に入っていたら、自分も同じ目にあっていたと思うと、人事ではない。去年までメールもあったが、いまやひっそり、誰からもメールは無い。それ位みんな、大変な思いをしているのだろう。ある人は、トルコ航空を受験したけど、駄目だったと聞いた。母国語でなくても、英語を道具として、使いこないしている人であることが条件だったみたい。レベル4はあっても、そんなの国外に出れば一杯いるということだろう。それぞれが、今新しいステップを踏み出すべく、動き始めている。こんな辛い日記がいつか笑い話になるようなときは来るのだろうか?来年こそはきっといいことがあると信じつつ、筆をおこう。皆様に、いい年が来ますように。ありがとうございました。
2010.12.31
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僕が行ったことがある空港、西日本が多いんだけど、去年から行き始めた空港で、成田がある。およそ30年前に、羽田だけでは一杯になるだろうという事で、国際線用として建造されたが、場所選定の段階からこじれにこじれてできた空港だから、羽田が一部国際線設定という状況で、にわかに羽田に遅れまじということで、LCCなど呼び込みに必死になり始めてる。回りに、韓国の仁川、シンガポールのチャンギ国際空港など、24時間オープンで乗り継ぎもよく、長く居ても飽きない空港がドンドンできてくると、その優位性はますます色あせたものになってきた。実際にオペレーションしている身にとって、こんな変な空港、見たこと無いっていう所を揚げていくと、出発5分前になると、地上から連絡が来て、管制に5分前をコールして、クリヤランスをもらう。何らかの手違いがあってその5分間でプッシュバックできない時には、新たにクリヤランスをもらい直す必要がある。お客様がロビーに忘れ物したとか、結構あるんだけど、そうした時にも、時間を気にするなど、プレッシャーがかかる。それからなんと言っても、Taxiだろう。今でこそ、少し分かりずらい経路が整理されてはきたが、Taxiの途中に、経路のすぐ脇に民家がある。夕方になると家に明かりがともるから、中に住んでる人が居るのだろう。また道路には車が走っていて、その経路はTaxi wayの下に続いている。初めて来た時に、なんていう所と思う反面、複雑な経緯を経た結果なんだろうと心の中では諦めている自分がいる。こんな空港が世界のハブ空港になりたいという。どんな施策を打っていけば、そうなれるのか暗澹たる気持ちだった。
2010.12.03
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厳しい状況でも、明るい笑顔で、お客様を迎えようと、無理やりでも、笑顔をつくって、頑張ろうと思ったけど、状況はかなり苦しい!会社ってなんだろう?その人の生きる糧となる給料をくれる、その会社は社会に貢献することで存在意義があるし、また働く人の生きがいともなる。そういう思いを会社、社員が共有しての存在価値だったと思う。自分の存在価値が、ある日突然無くなるとしたら、どうだろう?今月から、親会社のJ社で、次なるステップとして、人減らしが始まった。一部、報道で御存知の方もいると思うが、これから11月下旬の裁判所の更生計画承認を取り付けるために、今まで、子会社売却、地上職の早期退職、カウンター業務の縮小、合理化等を行ってきたが、今回は主に空中職がターゲットのようだ。Cockpit crewだと、ある年齢(Captain Co-pilotで若干異なるようだ)、また過去に病気等で休職していたか、乗務離脱があったかなどの評点で、ある人は10月のスケジュールから、ブランクといって仕事の予定が全く白紙となっている人がいるという。そして、月に実2,3日、面談と称して、上司や労務の人と会うことが唯一の仕事となる。酷だと思ったのは、ある生年月日で、線引きされてしまうことだ。それは、辞めて欲しい目標となる人数により異なるのだが、今回、航〇大の同期が、切る側、切られる側になってしまったことだ。会社の冷たいやり方に見切りをつけて、自分から辞表をだしたら、少し余裕分をつけて退職金をあげる。でも、会社のやり方にケチを付けて辞めないなら、将来の年金も少なくなる。何とか会社に生き残れても、来年早々の給料カットが待っている。どっちに転んでも、大変な状態が待ち受けてる。会社が潰れるっていうのはこういうことなんだ。行くも地獄、残るも地獄。ウン十年前にオイルショックを受けて、空中職が全然駄目だった時代、何とか生き残れて定年まであと少しというこの時期になっての仕打ち。誰を恨んでいいのか分からない。いままだ足元に被害は及んでいないが、その内もしや自分達もという思いがよぎり、忸怩たる思いが募る。
2010.10.18
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日々新しいお客様をお迎えして、元気に目的地までお送りしているローカルパイロットです。僕らの世界は、いわば徒弟制度みたいなもの。一人のパイロットを育て上げるのにかかる労力、費用は、大変なものだ。僕は、旧運輸省所属の機関で、その技術を身につけたけど、各航空会社も自前の育成機関を持っていて、そこで自分の会社に合った育て方をするという方法もある。J社では、カルフォルニアのナパという小さな町の空港に、その施設・住宅を構え、何十年と、パイロットを育ててきた。その施設が、今回の規模縮小に合わせて廃止が決まった。新聞紙上で、パイロット訓練生が約300名が路頭に迷うなどとニュースが出て切るので、気ついた人もいるだろう。もうこれからは、パイロットは外注にして、会社のやり方は、入社後にやってもらうということなんだろう。その昔、J社初代社長で、松尾静麿氏という方がおられた。青系の会社と目的地に1分でも早く着くという競争みたいなことが頻繁になると、どうしても降りたくて、無理がたたり、あわや事故というような状況を見たときに、着陸をやりなおしてでもいいから、安全が確認できないなら降りるんじゃない!と言った。その時に彼が言った有名な言葉、「臆病者と呼ばれる勇気を持て!」こういう高貴な目標をヘッドに立つ人が掲げている会社は安全だと思う。人材育成は安全を目指す会社の最後の生命線と言われたきた。その高貴な目標も経済性優先の前にはだんだん影が薄くなってきたと言わざるを得ない。アジアに多く台頭してきたLCC(Low cost carrier)がさらに拍車をかける。時間に正確な安全な会社を選ぶのか、それとも格安を狙うのか?なんとも難しい時代になってきたものだ。
2010.09.16
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このブログ、書き始めたのは、飛ぶっていうこと、その楽しさを伝えたくて始めたはず。何気ない日常を綴ってればそれが伝わるかな?!って思ったけど、なんかそれとは違う方向に行ってた感じがしてきた。ここらで、Return back to basicだ。基本に返れ。飛ぶって事を始めて体験したあの帯広の時を思い出せ。教官に時には叩かれ、時には励まされ、飛ぶこと自体に毎日ドキドキしたあの時のことを。あれからウン十年、応用操作も身に付けたが、いろいろな邪念や手を抜く技も身に付けてしまった。今、まっさらな気持ちになって、飛ぶことを楽しんでいるか?飛ぶことに一生懸命になってるか?ってことに焦点を当てて、今日のフライトをやろう。どんなに環境が変わっても、飛ぶことで果たされる仕事は誰かの役に立ってるはずで、飛ぶことを楽しんでいる人のフライトは、結果的に、乗ってるお客様にも、楽しいはずだから。よし、今日はブリッジから手を振るお客様に、元気に手を振るぞ。とびっきりの笑顔とともに。
2010.09.07
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8/31日にJ社の更生計画が裁判所に提出された。これから内容が吟味されて、11月をめどに裁判所の決定を待って更生が始まる。その基盤となる案が16000名の人員整理となっている。約10年前、羽田に絡む路線が欲しいからと、東急も見放す財務的にほぼ破産状態だったJ○S社を丸呑みしちゃった時がケチのつけ始め。我々の仕事は高度な特殊性が要求されるもの、技術されあれば、どこかで生き残れるって思ってたけど、羽田のオペレーションで会った同期は、「今の機種、秋頃に首かもって」って、元気が無さそうだった。要らなくなる飛行機と一緒に人も切り捨てられる。暑い日が続くけど、なんか心の中はもう秋風ピューピューって感じ。そんな毎日でも、いいニュースが一つ。先週、査察操縦士の審査が終わった。それも技能の方は良合格。今度、審査方法が大幅に変わるとかで、書面審査のみで済む良合格はそれ程出さないと聞いていたので、ホンとラッキーだった。
2010.09.02
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うちらの会社も昔、もう少しで債務超過という瀬戸際まで行ったことがある。昔会社から提案のあった「Future21」という切り下げ策を、丸呑みするかどうかで、会社内が、二分されて、あいつは会社派、こちらは組合派に色分けされて、会社に行っても、反対派だと思うと挨拶もしないという状況にあったとき、会社に行くのが辛かった。最終的に、会社案を丸呑みしようとした委員長は更迭されて、次にヘッドになった人が粘り強く会社から、折衷案を引き出して、その後の沖縄ブームにも後押しされて、何とか債務超過を乗り切った。今、乗り切って思うのは、会社が倒産という憂き目を見なくて良かったということ。今再生機構や国掛かりで再生を果たそうとしてるけど、やっとの思いで再生した時、ギスギスした会社になっていないか心配だ。航空会社は、福祉施策として、余った席があれば、社員及び社員の家族は、無料もしくは格安で乗れる。今回この制度を止めるという。自社便であっても料金を払って乗れという。言ってはなんだが、この施策には、お金は一切かかっていない。だからこの制度を止めますからって言っても、ここから浮くお金は一銭も無い。社員の福祉を切ってまで実施するのは何のため?ひとえに、再生機構、しいては銀行団への配慮としか思えない。「お前ら、高い給料貰って、飛行機ただで乗って、いい身分だよな」、これに対する会社としての回答なんだと思う。秋口に向かって、更に人減らしは進む、でもこれ位条件が悪くなれば、未練もなく、自主的辞める人が多くなるかも。能力がある人が見限ってドンドン辞めていって、本当にその先に、輝かしい再生は待っているんだろうか?
2010.08.05
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1ヶ月に最低1個は何かしら取り上げて書こうと思ってたんだけど、赤系の更なる追加策のゴタゴタに嫌気がさして、筆が止まってました。4月の頭に書いてから、約3ヶ月、その間にもいろいろ動きがありました。頭書6月中に出すはずだった更正計画は負の遺産の見積もりが少額だったり、計画の基となる搭乗率が銀行団からみた数字と大きく乖離があったりで、8月中に延びたりしていた。それでも、まだ見積もった額から大きくずれるとの予測で、負の遺産を免責してもらった上で更に、数千億、拠出してもらえないかとの交渉で、銀行団としては、2次破綻は絶対いやということで、交渉が遅れに遅れている。こういった外側から来る情報と、内部にもいろいろ来る合理化案は、今まで既存の権利意識は無くなってきたとは言え、そのあまりの変貌ぶりに、こちらとしては労働意欲さえなくなりそうな内容ばかりだ。自分が幼少だった頃からあこがれ続けたパイロット生活が終わりに近づいた時にこんな仕打ちを受けようとはね。ま、いろいろあるんだけど、きょうのところはここまで!
2010.07.16
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いよいよ赤系の会社にとっては厳しい春となりそうだ。去年の暮れ、私的整理か公的整理かでもめていて、最終的には公的整理ということで、1/19日に倒産という形で、再生を目指している。蓋を開けてみれば、負債総額約8000億(羽田の格納庫、機体の整備に特化されているので、資産価値は0という。目利きに大いに疑問は付くものの、査定される側だから仕方ないか!)資本金と準備金を合わせても、負債を返す当てはなく、破産状態ということだった。稲盛氏が会長になって驚いたのは、過去のまずい施策の責任体制があいまいで、誰も責任を取っていないということに驚いたという。そう言われて思いつくのは、HSSTの会社やら、羽田と成田を結ぶコミューターヘリの会社、鯨のマークの貨物運送会社などなど。確かにあの時やったいろいろの施策の失敗、全部、ひっくるめて、今の体たらく、過去の失敗を償うつもりなら、OBの年金カット、30%、罪はもっと重くてもいいのかも。今、新しい体制になるために、もがいている。3年かけてジャンボの退役、旧J○S系のA300やMDシリーズ、それを1年でやれ!という企業再生機構からのお達しらしい。それにつれて、775名のパイロットが要らなくなるという。彼らが取得してきたライセンス、また、彼らを育て上げるシステム、これら無形の財産が今ガラガラと音を立てて崩れていこうとしている。早期退職を募ったら、見切りをつけた有能な人からドンドン辞めていくので、場合によっては慰留や退職時期の調整もあるという。この一番厳しい社会状況の中でも、黒字を残せるところを見せろという。そんなに美味しい商売じゃないというのは、黒字になるのは、東京-千歳、東京-福岡くらいなもの。時期的には7,8月、3月の黒字を他の月の赤字で食いつぶすという構図だから。圧倒的なファンはいるものの、インシデントが続いた時に離れてしまったビジネス客をどう引き戻すか、問題は山積みだ。その再生計画のあおりなのか、那覇-松山線が10月までの運航となった。調べてみたら、24年前から飛んでいた。九州上空で次の年就航した岡山行の飛行機とすれ違う時、オレンジ色のサーフィンラインの飛行機を見た時、先島でチマチマやっていた状態から今九州を飛んでいる、その隔世の感で目が熱くなったのをつい先日の事のように思い出す。僕らの輝いていた時代はやがて終わりを告げようとしているのかも。それでもしぶとく生き残らないとね!どんな形に変わろうとも。
2010.04.29
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ここんとこ少し持ち直しているけど、沖縄への入域客が落ちている。ちゅらさんブームや、健康食ブームも去り、また、今年は、坂本龍馬などのブームもあり、関心が少し薄れてきた感じ。毎月出される月報でも、落ち込みが報告され、なんとか回復をと、琉神マブヤー(沖縄版ヒーロー)など、企画もんを立ち上げたり、頑張ってはいるが、まだ結果がでた訳ではないがはかばかしくない。親会社のゴタゴタ、ここは、一旦規模を縮小してなどと、ブログに書いたが、その影響が出てきた。撤退する神戸、北九州路線の代わりに、赤系の受託便を請け負う。それはそれで受託手数料が入るのでいいのだが、問題は将来への展望。親会社に大きく取り込まれるということは、独自の動きが制限されることを意味する。それと、将来の新造機導入に向けての足固めだ。とにかく3年連続の赤字は絶対避けなければならないという。で、出てきたのが、賃金カットだ。ただ、過去人件費節減で、おかしなやり方をされるくらいなら、今回の一律○パーセントカットという方が僕は分かりやすい。親会社の情報も流れてくる。心の中では、そんなちっぽけなカットで大丈夫?とささやいている。とにかくどんな困難でもやり遂げなければならない。まさにデフレを実感する毎日だ。そればっかりだと嫌になるから、来週の中国地方へのチャーターのことでも考えながら、少しは気を紛らそう!!また何か楽しいことがあったら、書こうかな!
2010.03.04
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バンクーバーオリンピック始まりました。ある番組で、某東京都知事が、税金払って行ってもらうのに、「楽しんで来るとは何事だ!」なんて、息巻いていましたが、そんな石頭のコンコンチキを黙らせるくらいに、生き生きと楽しんで、その上でいい結果がくればいいなと祈る気持ちです。自分の健康維持を考え、週2回は体を動かすようにしてます。今朝も14℃、暖房をつけないで居ると、足のほうから冷えてきますが、そんな中、ジョギングしてたら、なんと漫湖東岸に植えてある桜がきれいに咲いていました。思わず立ち止まって、写メを撮ってしまいました。東京では雪が降っているとニュースでやってました。もう一回位は寒の戻りがあるかもしれないけど、確実に春に向かっていると思います。まだ先が見えなくて、心理的には厳しい状況が続くかもしれないけど、明けない夜は無い、雨だけの天気は無い、越えられない試練はないと信じて、頑張ろう!
2010.02.18
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一月はいく、二月は逃げる、三月は去るなんて書き出しで去年の始まりを書いたような気がする。さてもう二月、時々25度で半袖なんて日もあるけど、まだ小寒い日もある。確実に春は近いけど、今年の春はことのほか暗い。去年の暮れから、政府を巻き込んだ○L社、再生計画に翻弄された波乱の幕開けだった。毎日メディアを通じた報道で、これからの行く先を心配する毎日で、ブログを更新する気力も無かった。負債総額は、8千億を越えるとのこと。あまりにも影響が大きいということで、事前調整型の会社更生法適用、要は倒産だ。ちゃんとした技術は持っているわけだけれど、回復の道筋が描きにくい状況で、不安が以前残る。ただやり遂げなければならないの一心だ。新しく選任された稲盛氏、回復手腕に期待がかかるが、リストラは最小限という方針らしいが、血がどんどん噴出している状況の時に、そんなこと言っていて大丈夫?なのと思わざると得ない。だったら、影響はあるかもしれないが、スイス航空のように、一日ふつかは飛行機は止まるかもしれないが、きっちり一旦潰して、「あなたがこの会社で飛びたかったら、給料は今までの3分の2だよ。それでもよければ雇ってあげるけど。」って、仕切りなおしたほうが良かったんじゃない?って思うこともあるけど、当事者じゃないからこんな事言えるのかも。それと、政府の対応。将来に渡って国際線を運営する会社が2社必要かどうかとか、税金を投入しておいて、ダンピング施策はとんでもないとか、最初から足かせ手かせが多すぎる。今まで親方日の丸体質で、儲からなくても潰れないと思っていたのが原因だと言う。それを切り替えろ!と言いながら、営業戦略も無いままに、黒字になれって、どんな魔法の方法があるのか、前原大臣に聞いてみたい。空港特別会計で溜め込んだお金で次々空港作って、赤字でも飛ばさせた責任、前の自民党のせいかもしれないけど、国はどうしようとしてるの?暗い話ばかりじゃやっていられない。飛行機から見られる美しい景色に下のようなものがあります。虹に似てるけど虹じゃないんだよ!色が7色ないでしょ!雲に近づいたわずかの瞬間にしか見えないです。これでも見て少しは憂さを晴らしますか!この現象の名前、知っている人、山が好きな人ですね。
2010.02.04
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明けましておめでとうございます。といっても、Jグループにとっては、波乱含みの幕開けです。年末の、資金不安説から一時株価65円まで値を下げてしまったのを受け、政府首脳陣が集まって、全面的に支えるということの確認と、当面2000億の融資ということで、政府は潰す意図はありませんと言いつつ、予算組み込みは断念(どぶに捨てるような今の状態なら国会が持たないということで逃げ腰か?)という中途半端な状態。それと、相手方(青系)は、ユナイテッド、コンチネンタルと組んで、独占禁止法の適用除外を早々と申請するなどすばやい動き、こっちはスカイチームなのか、そのままワンワールドに残るのか?それさえも決まらないグズグズした動き。どんどん水をあけられる様な、沖縄風にいえば、ワジワジーするっ!ってな感じですが、確固たる技術は持っているわけですから、一旦規模を縮小して、確実にやっていけば、道は開けるはずなんだけどね!歳の初め、嘆きから始まっちゃったけど、ピンチの影にチャンスありっていうじゃない?とにかくできる所から地道に行こう!そうそう、前々回の写真、場所を明かすのを忘れてました。(ペコリ)沖縄本島西約90キロにある久米島でした。キーポイントは、東側に伸びる「はての浜」と、西側にある滑走路でしょうか!バーデハウスもできて、魅力のある島です。
2010.01.04
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皆さんは、ジェット旅客機と聞いて、どんな機体を思い浮かべるでしょうか?僕らがまだ小さかった頃なら、空の貴婦人と呼ばれた、DC-8などがあります。特に胴体の長い-61は、貴婦人とは名ばかりで、着陸の際、腕に青筋を立て、おもわず、「どっこいしょ」と声がでるくらい、その操縦桿は重かったそうです。そして、やっぱり、みんなが思うジェット旅客機の代表、それはB-747じゃないでしょうか?!米軍の輸送機として設計され、そしてコンペで、競争相手のギャラクシーC5Aに敗れ、民間に転用したのが大当たり。大量輸送時代の申し子と言われ、時代を風靡しました。そのジャンボが、いまJ社の重荷になっているという。ガソリンは食うは、段々古くなってきて維持費がかさむ、そのキャパシティーに合った路線が段々なくなってきてるという。ヨーロッパどころか地球の反対側へも、いまや双発のB-777で行ける時代になった。売却しようにも、そんな燃費の悪い飛行機は売れないという。移り変わりの激しい世の中で、いつまでも優位を保つのは難しいと思うけど、自分もいつかは一線を退いていくのかと思うと、なんとなく一抹の寂しさを感じる年末です。とりあえず、なんとか体力を保ちつつ、来年も無事に飛べるようにと祈る気持ちです。
2009.12.17
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ここ仕事に関しては、特段なんということも無く、無事にこなしているんだけど、世の中、J社のことで、いろいろ外野が騒がしい!いろんな影響はあるにせよ、本業での業績が落ち込んでいて、早急に手を打たないと、まずいことになるらしい。大会社といえども、毎日のキャッシュフローが止まると、会社更正法適用という。民間はもう誰も腰が引けちゃって、積極的に関与しようとしない。とにかく2、3年前のインシデント(不安全事例)連続の影響を受けて、稼ぎ頭のビジネスが青系に数パーセント流れて、その影響が国際線でモロに出てるらしい。チョコチョコ合理化策とかやってたけど、大出血している人に点滴を打つくらいの効果しかなかったのかも!西○さんはよくやっていると思うけど、生え抜きだと、バッサ、バッサという切り方はできなったのかな?もっと早めに手を打つべきという意味では、責任があるのかな?とにかく一部上場の株式会社で中期計画が出ないというのは異常事態らしい。我々の位置づけも定まらず、同じく計画が立てたてられない。でもしっかりした技術とノウハウはある訳だから、一旦思いっきり縮小して、チャーターなり需要のある所はガンガン飛ばすという路線でいつかはいけると信じているよ!嫌な話ばかりだと終わるのが辛いんで、ここらで、少し箸休め!さて、下の写真は、どこの島でしょう?これが分かったら、あなたは、かなりの沖縄通ということになりますよ!正解は次回ということで!じゃー。
2009.11.16
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あー、奥歯が痛む!結構、歯には気を使っていたのになー!この間も、痛くて、よく眠れなくて、まいった。で、歯医者さんに行って、見てもらったら、虫歯ではないとのこと。噛み合わせがずれてきているかもしれないということで、少し削ってもらってきた。一週間様子を見てみましょうというのだけれど、なんか歯茎がうずいて仕方が無い。フライト中に痛み出したので、もしかしたら、治療がまずくて、中に残した気泡が膨張して神経を刺激してるのかな?などと、気にしていたら、フライトどころじゃなかったよ。この間スペインに旅行した時も、時差とか、最終便乗れなかったり、いろいろあって、眠れていなかったときに、この兆候はあったんだ!ちょっとした無理が、体のいろんなところから噴出す、もう無理が利かない体になりつつあるのかと愕然とした。もっとも痛い時には、鎮痛剤が効かなかった。歯が痛いのに、ほほ全体が痛いような感じがした。頭も痛くなったような気がした。こんな生易しい痛みじゃないかもしれないけど、筋痛症と戦う友の壮絶さを思って、心が痛んだよ。
2009.11.05
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ついに行ってきました。バルセロナで行われたレッドブルのエアーレース。行く時に、ロンドンでバルセロナ行き最終便が満席で乗れず、ロンドンで余計な一泊などありましたが、何とか行ってきました。栃木茂木ツインリンクで行われたFAIのエアロバット大会は、いわば飛行機のフィギア、今回のは、飛行機のF1という感じかな!会場に設置された高さ20Mのパイロンの間を、最高速度350KM/Hで通過しながら、2周回ってそのタイムを競うというもの。直線部分を最高速で突っ込んできても、今度は旋回が大きくなってしまい、タイムロスにつながる、また、パイロンを通過する際垂直または水平から10度姿勢がずれると+2秒のタイムロス、またパイロンにタッチして破ってしまったら+6秒のロスを加算される。とにかく正確な技術でコースを回り、かつミスが少ないのが、一番という。それを予選からタイムで勝ち抜き、最後のファイナルまで行って勝ち抜くというレースでした。国を挙げてのお祭りという感じで、空軍のジェットがローパスしたり(AV-8ハリヤーの空中停止など)、クラシックな飛行機が出てきたりと楽しませてくれました。日本人の室屋吉秀さんだったか?が出ていて、最初出ないと言われてたけど、結構健闘してました。BAのカウンターのあまりのビジネスライクな態度にガックリしたり、JALに行った時のあったかい態度に改めて日本はいいなと感じたナイス(息抜きにはハラハラし過ぎ!)な旅行でした。その時の模様を少しだけ紹介します。
2009.10.17
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9月になったというのに、毎日夜も25度を下回らない、熱帯夜が続いています。朝晩、それとはなしに、気温が下がってきたと思っていたのに、沖縄はまだ夏のままです。なにげなく、雑誌を見ていたら、レッドブルエアーレースなるものの記事が眼に入りました。高さ20メートルのパイロンの間を、すり抜けながら、タイムを競うレースとか。http://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&sl=en&u=http://www.redbullairrace.com/&ei=XQWuStXtJILc7AOftrHkBw&sa=X&oi=translate&resnum=1&ct=result&prev=/search%3Fq%3Dredbullairrace%26hl%3Dja%26rlz%3D1T4RNTN_jaJP339JP339故郷に近いこともあって、以前、茂木のツインリンクに、アクロの技を競う大会は見に行ったことがあるけど、またこれは違うな!ということで、ムラムラと行きたい気が頭をもたげてきました。そういえば、ワンワールドに加入したとかで、国際線のチケットが安く手に入るとか、若いコーパイが言ってたのを思い出した。申請してみたら、来ました、バルセロナまでのチケットが。基本的に、安い分、予約はないんです。行く先々で、何が起こるのか分からないので、少し恐い部分はあるけど、男一匹、なんとかなるだろう!8月、9月、試験やら、審査やら、頑張った自分へのご褒美に、ここらで少し息抜きをしてきます。ひとつ楽しみができて、ワクワクしてます。細かい報告は、また来月しますね。
2009.09.14
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8月も下旬となり、暑い夏も終わろうとしています。個人的には、航空英語試験、査操の指名定期審査、郷里に帰ってのお盆の準備、てんこ盛りの夏でした。英語は先月の24日に模試をうけて11日後の本試、今までやってきた準備でなんとか乗り切ったという感じです。まして、その1週間後、J社でえらく評判の悪いM審査官が来るとあっては、そちらの準備もおろそかにできないという状況でした。去年の10月に基準が緩和されて、今まで国がやっていた機長認定を、今回僕がやり、その審査状況を、国が審査するという、二つの審査を1回でやってしまおうというものなのです。いつもはレギュラーのCaptを相手にしますが、今回のは副操縦士の昇格がかかっています。僕も慣れていないので、ドキドキでした。審査というのも相性があるのでしょうか?受審者のできもよくて、審査官も上機嫌、口述もすんなり終わりました。台風も今んとこ来なさそうだし、なんとか夏も乗り切れそうです。それではお口直しに、前回の面白リポーティングポイントシリーズ。今回名前をつけた人は、もしかしたら、ラーメン好き?? よーく見ると、(ラーメン、にら、おにく、ポテト、ごまなんていうポイント名があるよ!)
2009.08.27
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22日午前9時半過ぎ、皆既日食、いよいよ始まりました。地デジ対応テレビでは、各地の欠け方や最大皆既時刻などいろんな情報が見れて、時代の凄さを感じました。少しずつ隠れてきて、ほぼ9割隠れているというのに、強烈な沖縄の太陽ではない感じになってきたものの、薄暗いというようにはならなかったです。ただ、翳ってきて、風が少し涼しく感じたのは、僕だけですかね?太陽の91%が隠れているのに、下敷きで見るのにまだ明るすぎることで、太陽の偉大なるエネルギーを感じました。テレビと同じような段ボール箱にピンホールを太陽を写しました。欠けているのが少し分かります。聞いたところによると、皆既日食観測のチャーターフライト、満足してもらえたようで、大成功だったようです。
2009.07.25
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やっと、今日、自分の定期審査が終わりました。結果は、寝不足の自分もビックリ、なかなかの出来で、良合格をもらいました。指定本邦航空会社なので、次のLOFTまでは、首がつながりました。ただ来月、査察操縦士としての定期審査が予定されているので、まだまだ勉強です。それと、とうとう航空英語証明を受ける順番が来てしまった。それの対策もしなきゃ。あー、忙しい!!いろいろテレビでやってるけど、いよいよ明日、46年ぶりの皆既日食です。一度オジャンになったチャーターの話、沖縄旅行社が担当で、明日あるとのこと。こういうフライト、楽しくて、首を長くして待ってたんだけど、お声はかかりませんでした。うちの路線でも、NU016、NU031、NU312が、その時間、トカラ列島を通過していて、その時の乗客は、薄暗くなった薄暮みたいな時間帯を経験できるとのこと。自分は、那覇の自宅に居るので、子供と一緒に、太陽メガネで、日食を楽しもうと思っています。どんな気分になるのか、今からワクワクしています。そんじゃ。
2009.07.21
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前回、梅雨になったのに、全然雨が降らないとのブログを書きました。で、あっという間に、7月ということになり、さすが梅雨明けが遅れていた沖縄も、つい先日、26日に梅雨明け宣言がされました。北部のダムの貯水率は、まだ70パーセント代で、平年より26ポイントくらい少ないらしいけど、これなら何とか、夏場は水不足なしで乗り切れるでしょう!小笠原高気圧に覆われて、すごく視程がいいんです。なんと、視界100キロ位。冗談と思うでしょう!宇都宮の上空にいて、東京が見えるなんて、あり得なーいですよね。でも、空気が澄んでいるので、見えるんです。先月のおもしろいポイントの名前、また別のを見つけました。ホンと、名づけ親となる人となりが想像されて、面白いです。これはまた別な機会のお楽しみということで。マイケル・ジャクソンがなくなったというニュース。全世界を駆け回り、いろんなうわさやら、ゴシップが飛び交っていますが、残念です。一方政治では、なんか、ガヤガヤやっていますね。リーダーシップの取れない首相と、なんだか攻めきれない野党がいて、ホンと今選挙やったら、どっちに入れるか全く白紙って感じです。と、グダグダ書いてしまいましたが、すっきりするような写真で、気分を直してください。なお、この写真は、10000ftの許可された時間にとっていますので、ご安心を!
2009.07.02
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アッという間に、6月へ梅雨入りしたというのに、梅雨前線はどこかに行っちゃいました。時々、東シナ海に前線が出てくることがありますが、小笠原高気圧が弱いのか、大陸性高気圧に押されて、まるで4月の頃のように、天気が周期的に変わる天気が続いています。たいてい、梅雨の入りはじめと終わる頃には、ザーっとまるでバケツをぶち撒けたように降るというのが常だったのに、まとまった雨はまだ一日か二日というような状態で、北部にある国管理の福地ダムは、茶色の土手を見せて、干からびたまま。このまま、夏に入っちゃったら、今年は何年かぶりに断水なんてことになるかもしれない。ところで、航空図にレポーティングポイントというのがあるのですが、この名前は、国土交通省のしかる所が決めているのですが、宮古島近辺のポイント名を決めた人は、もしかしたら、釣り好きなのかも。よく見てみると、みじゅん、ミーバイなどの魚の沖縄の方言があったり、ENDAR、これなどは、沖縄では、超有名な、A&W、(エイアンドダブリュ、郊外型レストランの老舗)などがあったりして。(ちなみにこの写真は巡航中のもので撮影規定には違反していませんヨ!)少しは、箸休めになったでしょうか?
2009.06.01
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えー、3月26日に、ブログを更新した後、なんやらかんやらで、忙しくて、更新できてませんでした。スンマソンその間に、異常に早い桜があり、今年はやっと、福岡で見られたけど、花見っていう感じにはなりませんでした。お袋さんを交えて、岩手の桜見物というプランがあって、イザっという2、3日前になって、前から予約を入れていたとはいえ、病院から「明後日手術ですから、入院準備してください!」って、新幹線の券も買っていたのに、トホホ岩手桜見物の旅も没!!になりました。仕事としては、今回、初めてFO(First officer)副操縦士の限定変更審査(こう大C-90からB737への限定変更)、これは航空局の試験ですが、社内の審査も兼ねる為、カンパニーの査察が立ち会うというのをやりました。「うまくやってくれよ!変なすけべ心起こすなよ!いつもの通りやってくれれば、受かるから」と思いつつ、試験はなんとか中盤へ、その時、ブーブーっと、Auto-pilotが切れた音、何が起こった??シミュレーター内に緊張感が走る。どうやら、油圧系統、B737はAとB、2系統あるんだけど、悪い方のとは別の油圧ポンプのスィッチを、チェックリストの中で間違って切ったらしい。間違ったチェックリストを指示したPF(Pilot flying,キャプテン役)にも、それを考えずそのまま実行に移したPM(Pilot monitoring,コーパイ役)にも、どちらにも問題ありということで、付加訓練が付くことになりました。そんなこんなで、忙しい日々を送っていました。今年の沖縄は、もう例年なら、梅雨の時期というのに、湿った風も無く、前線もどこかに行ったらしくて、天気は良くて仕事は楽だったけれど、これじゃ、また、今年の夏、何十年ぶり課の断水なんてことにならないのを祈っています。
2009.05.11
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ずっと、ブログ、更新怠けていて、スンマソン(ペコリ)一月は行く、二月は逃げる、三月は去る、昔の人は、いい事を言う。ついこの間、正月と思っていたら、もう3月も終わり、東京でも、平年から一週間早い開花宣言があった。WBCで、日本が2連覇を達成した楽しいニュースもあったが、同業者として、気になるのが、成田で起こった、FEDEXの着陸事故だ。風の影響とか、いろいろ言われているが、進行方向から30度くらい振った風の、45ノットくらいの風なら、こちら台風銀座では、言ったら何だが、日常茶飯事である。どんな状態でも、不適切な修正なら事故の原因とはなりうるが・・・・。この間、オランダ・スキポール空港で起こった、B737-800の事故は、何らかの原因で、Auto-throttle(推力の自動制御)が地表に近いにもかかわらず、50秒ほど、推力がアイドルの状態だったという。B737-400でも、時々コンピュータはおかしな動きをすることがある。自分の意図しない動きはどんな機械でも起こりうる。そんな時のために人間が乗っているわけで、そんな時サッと自動操縦を切って、操縦を人間側に取り戻さなければならない。中で操縦しているのは、生身の人間だということだ。経済が冷え込む中、どんどん条件が切り下げられていって、人間が切り捨てられて結果起こった結果などということが無いことを祈りたい。
2009.03.26
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毎年、この時期、楽しみなのが、東北チャーターです。普段は、主に羽田から西をカバーしているのだけれど、この時は、行ったことも無いような所に行けるのが、ホンと、楽しみなんです。ただ、日本近海を通過する時に発達する爆弾低気圧に当たっちゃうと、これまた、話は別!!出発する前の僕の見立てでは、前線は過ぎてしまいギリギリセーフと思ってただんだけど、徐々に過ぎつつあるけど、影響がまだ残っているという状態だった。秋田から庄内にまず、フェリーで持って行って、そこから温かい石垣にお客様を連れて行こうというもの。秋田からの出発準備していたら、近くにあった前線が南下したらしい。アっという間に、窓から見える景色が真っ白になっていた。地上から「雪氷状況調査にはいります。」とのこと。調べてみたら、ブレーキアクション(滑走路の滑り具合)は最低で除雪に入るとのこと。また目的地の庄内も同じように悪かった。とりあえず、様子見とをかねて、除雪が終わるのを待っていたら、やや持ち直してきて回りの景色も見えてきた。それで出発したのだが、誘導路とかは、間断なく降り続く雪で、所々報じられた以上には雪が積もっている感じ。こんな風にコロコロ状況が変わる中で、いろんな条件を考慮して安全を守りながらやってるエアーライン、あんたは偉い!っと感じました。滑る感じは無いので、離陸は大丈夫と判断して、庄内に向かった。庄内では、山側に雪が降っていたが、上空から空港が見えて、何とか降りられたが、問題はその後の離陸。表面の状況は大丈夫と思って、翼に除氷液を撒いただけだったが、次の離陸のため、お客様が乗り込み始めた頃から、ガンガン降ってきた。離陸重量は、軽い雪を想定して決めていたのでこれ以上積もると計算をはじめからやり直しだ。とにかく積もる前に上がれたから、ホンとに良かった。出てきた庄内は、気温マイナス2度C、着いた石垣は気温20度で晴れ、半袖でもOKだった。日本の広さを感じるとともに、今回観光で石垣に着いたお客様はラッキー、最高の日和になり、いい思い出になると確信した。それにしても、北にからむエアーラインの人は、いつもこれをやってるんだ。そりゃ、白い悪魔って呼びたくなる気持ち、少し分かったような気がしました。
2009.02.25
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あっという間に、2月になりました。本部半島では、桜が開花というニュースが入ってきました。寒緋桜といって、ピンクのやつ。不思議なことに、沖縄では北からだんだん下がってくるんです。2月になると、各球団のキャンプイン、いまちょこっと、車で出かければ、テレビの中にいる選手を見ることができるんですよ。それにしても、世の中、暗いニュースばっかりだね。去年の暮れは、派遣切りの話が出てたけど、今年になり、業績が悪いところは、正社員切りも始まっていて、90年代のバブルがはじけた時以上に、厳しい年になりそう!そうそう、航空会社の営業努力、機内装備品を見直して軽くしたり、品目を減らしたり、やってきたけど、飛ばす便の旅客数に応じて、機体を変えるとか、ジャンボの2階席をクローズして、その分CAを減らして飛ぶ案など、ここまできたか!っていう感じです。こういう状況だと一番に余暇が削られるのがつらい、沖縄路線は観光で持っているようなもの。また沖縄をアピールできるような面白いドラマや企画、何か無いですかね?
2009.02.05
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USエアーのA320がハドソン川に着水したっていうニュースを聞いた。死者が一人も出ていないと言うのを知って、また驚いた。前からエンジンのトラブルはあったなんてニュースも聞こえてくるが、鳥衝突で両エンジンがダメになるなんてことは、天文学的な数字をもってしてもありえないと言うことで、今までやってきたので、こんなことが実際に起こるなんてこと考えたら、明日から少し怖くなってきそう。ハドソン川は、水上タクシーやら、運搬船がいたはずだから、それを避けて不時着水した機長のサレンバーガーさんのすばらしい判断・技量に、頭が下がります。機体は沈んだものの、飛行時間5分ということであれば、飛行記録装置も音声記録装置もほぼ完全な形で回収できるはず。着水時に飛んでいったエンジンもそのうち見つかるだろう。故障の原因はほんとに鳥なのか、いずれ分かってくるだろう。どんな手順を実施し、どこに何の連絡をし、どんな形態で(使用したフラップはどの程度出したのか、エンジンが無い状態の滑空比はどれくらい?もし使うならどこから出していけば一番いいの?)疑問はどんどん沸くばかりだ。早速会社のほうには、JCAB(航空局)から、Ditching(不時着水)の訓練をやっているか?との問い合わせがあったという。来年の非常時訓練の項目に、不時着水なんて項目が入ってくるのかね。シュミレーターとはいえ、最後にガチャンと機械が止まって、目の前が真っ赤になるのは、勘弁してくださいと言いたいんだけど。
2009.01.24
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明けましておめでとうございます。皆様の新年はどのように明けたでしょうか?正月は、家族と郷里で過ごし、その後3日から仕事をしてきました。そのシップは、APUという補助動力装置が時々兆候もなくいきなりバシャッと切れて、その結果、電源が落ちて機内が暗くなったり、エンジンスタートが失敗するというスコワークがあったらしい。整備さんとしては、変えられる所は変えたんだけど、本格的に整備するために、夜まで何とか持たせたいらしい。で、僕らは、MEL(修理持ち越し基準)を適用しAPUを不作動にしたまま運航せざるを得なくなった。それは、普通の手順と違って、地上の補助動力を使って、片方のエンジンを掛け、プッシュパックした後、誘導路上で、片方のエンジンの出力を使って、片方を掛けるという手順を使用して運航するということだった。普段あまりやらないことだから、こちらとしても少し緊張するが、そこは落ち着いた風を装って、「手順どおりやれば、どうってことないから!」などと言いつつ、無事に終えてきました。その日3回目位にはマニュアルを見なくても、できるようになっていました。若いCo-Piさんは、老練な落ち着いた感じにえらく感激してくれたので、すごく気分良く終えることができました。これが、今年の厄落としになってくれればいいのですが、さて今年はどうなりますかね!?
2009.01.07
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今年は皆様にとって、どんな一年だったでしょうか?去年の年末くらいから、アメリカで起こったサブプライム問題が徐々に大きくなってきて、わが国も対岸の火事から、徐々に影響が出てきました。訳の分からない殺人事件や、年末に向け派遣切りなどの問題が出てきています。福田政権から受け継いだ麻生政権は、ぶれて行き先が決まらず、民主党も攻めきれてません。今年一年を表す漢字は、「変」だそうです。これにつきるかもしれないです。世界でも優秀な企業のボーイングでも、予想外の設計変更があり、B787のローンチが大幅に遅れ、賠償問題にまでなっています。経済が落ち込み、人、ものの移動が無くなれば、航空界にとっても、明るい未来は描けない状況になっていますが、ともあれ、来年は皆様にとっていい年でありますように祈りながら、今年一年の締めとしたいと思います。来年は、もっと、飛行機のことを書かなければと反省しています。それでは、また来年、お会いしましょう!!
2008.12.25
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14日に、那覇空港で、航空自衛隊で基地祭があったので、友人と見てきました。事前にブルーインパルスが来ると情報はあったものの、沖縄の自衛隊に対する感情を意識して、また民間機の間を縫って披露するから、たぶん去年と同じようなローパスくらいのマニューバー(動き)になるんじゃないかと思っていたのですが、ローパス以外にもハートマークをやってくれました。この分なら、来年は、上方開花やロールなどもやってくれるのではと、期待が膨らみます。ある人は、これは自衛隊のイメージをよくするための宣撫工作(表現が古い!)だと言います。自衛隊にしてみれば、こんなすごい技術をもっているよといういい宣伝の機会ではあります。傍らに、パトリオットやら、機関砲などの展示もあって、やっぱ、軍隊というイメージと重ね合わせてみる人もいるし、ましてや、この間更迭された田母神氏のようなヘッドに率いられた高度な戦隊は、やっぱり過去の日本帝国軍とダブル気持ちはよく分かります。ただ、何も自衛手段を持たなくて、交渉で戦争を回避するべきという日和見主義者の言い分には納得がいきません。上記のような人は、「あなたは、戦争状態になって戦争に行けと言われたら行きますか?行かないと言うのなら、すべての軍備を放棄させるよう動くべきだと」と、言います。決して戦争を美化するつもりなど毛頭無いし、このまま戦争の無い時代が少しでも永く続くことを念願しています。不条理な論理がまかり通る暗黒の世に戻るのだけは絶対反対です。ただ最低限の自衛手段は持ってもいいと思っています。もちろん正しい使い方をするというのが大原則ではあります。
2008.12.15
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時間があったので、ハッピーフライト見てきました。A社の全面的協力ということで、宣伝みたいにはなっていましたが、矢口監督によるハラハラドキドキの連続で、だんだん引き込まれていきました。ま、筋の展開的には、あり得ない状況が何箇所か!ありましたが、あれに似た苦労はあるかもしれないということで、許しましょう!ただ、ピトー管が全く壊れて、ADCという速度の信号源を切り替えないまま、台風が近づく空港へ着陸するという設定は、実際はしないだろうななどと思いながら、見ていました。あれに近い状態で、訓練やらされたけど、何を見て姿勢を制御していいのか分らないので、フラフラ状態で、マジ落ちると思いました。この間の事例だって、ギアーウォーニングがうるさくて、隣との会話でも事欠いたし、多分、あの状態なら、訳のわからない警報が、鳴りっぱなしで、たぶん、操縦席はしっちゃかめっちゃかだったのではないかな?とまれ、無事に着陸できてよかった。よかった。それしても、やっぱ、グッドラックの木村拓哉さん、寺島さんより黒木さんが、僕は好きです。ハイ!
2008.11.25
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うーん、ここんとこ、パソコンの調子が悪い。2週間前に、期限が切れますとの表示が出てから、まだいいやとほっぽっておいたのがまずかったか!?Spybotという、フリーのスパイウェア探知のソフト入れてたんだけど、今度、新しいウィルス対策のソフトを入れようとしたんだけど、免疫化したまま、もう要らないと、削除しちゃったら、新しく入れたソフトと、探知機能がバッティングしてるらしい。その注意書きが、説明書の一番最後の頃に、ちょこっと書いてあって、そういう大事なことはもっと前に書いて欲しかった。泣き!何回か、立ち上げているうちに、どんどん速度は遅くなってくるし、ワードは、スタックして動かない状態。子供と、今のうちに拾える音楽などのデータ、残そうと必死だけど、そのうち、全然動かなくなりそう!PCデポというショップに行って、聞いてみたら、一度ウィルスにやられたものは、リカバリーCDで、最初からやり直しするしかないですねとのこと。あーあ、更新の時のお金をケチったばっかりに、この仕打ちか!でも、ノートンだけど、期限が切れて、1週間でこれかよ!って感じです。世の中、非情なんだね。もし修正に手間取ると、またしばらく更新、間が空いちゃうかも。その時はゴメン。
2008.11.14
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約一週間、前回にあげた付加検査やら何やらで飛べない時間がありました。今まで健康での不安は無かったので、このまま続くと思っていたことが突然駄目になったときの感じや、精神的なものも含めて先が見えない事の不安を味わいました。晴れて、身体検査がOKとなり、先日久しぶりに飛んできました。高気圧の範囲のはずなのに、その日は全域雲ばかりで、下は何も見えずに、ただ雲海の上を行くフライトでしたが、心は晴れ晴れでした。こうして、また空の上に上がってこられた嬉しさと、いつかは降ろされるときのことをちょっぴり感じたセンチメンタルフライトでした。そうそう、今日、各社に散らばった航大の20うん回生が那覇に集結して、同期会をやります。それぞれにその場所で頑張っている連中が、2年おきに、どこかで集まって、近況報告をやりあうのだが、子供のこと、離婚のこと、途中で進路を変えていった奴の事、今回もいろんな話が聞けるはず。その話の細かい内容は、また次回のお楽しみ。そんじゃーね。
2008.11.08
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身体検査の報告、(後編)4月、10月と、2回続けて心電図で引っかかってしまい、疑心暗鬼のなか、三つの付加検査、受けますと軽く言明したものの、心の中では半分後悔してました。結果から先に言います。合格です。今朝会社から報告があって、先日やった付加検査に異常はなく、身体検査は今までどおり継続できることになりました。結果がOKだったので、病名を言っちゃいますと、完全右脚ブロックとのことでした。やった付加検査は、ホルター(器械を24時間体につけて心電図をとります)、心エコー(超音波で心臓の弁膜の動きを見ます)、そして、タリウム負荷検査シンチグラムをやりました。タリウム負荷検査では、運動させて(約18分くらい自転車こぎをやらされて)その時、体の中にタリウムという放射性元素をいれて、それが心臓の筋肉に取り込まれていくのを見ると、壊死した部分があると、画像が抜けるとのことでした。検査が終わって、その報告書を元の病院にもっていき、係りの人が「エッー」と言った時には心臓が縮む思いでしたが、「何も異常ない」って書いてありますねだと。係りの人も、それが一番の心配だったようで、それに対する反応だったらしいが、一瞬、ホント、ドキッとしました。他に心エコー検査、送り出した血液の逆流があるけど、これ位なら問題ないですねと検査の人は言ってくれるけど、判断するのはお医者様だし、これもやっぱり心配の種という状態でした。前のGearの件と同じで、こうしてブログを更新していられるのが、ホント、幸せだなと感じました。さて、ここ1週間、やり残しておいた、マニュアルの差し替えをしないと、まずいぞ!!
2008.10.29
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先日にやった、半年ごとの身体検査で、4月と同じ項目(循環器系)で、また引っかかってしまった。通常、半年ごとにやるわけだが、項目の多いのは、自分は4月に消化していた。で、今回は、軽く済ませるぞと思って出かけた訳だが、係りの人が、前回引っかかって科目が気になるらしくて、心電図もう一回取りますという。体調も、普通だったし、まっ、それ程問題にならないだろうと思って、気軽に「いいですよ」と答えて、心電図を受けた。すると、結果は、●だった。係りの人は、この診断は、以前は国交大臣判定だったんですけど、4月から緩和されて、資料さえそろえばこちらの先生でも出せますからと軽く言う。とりあえず、会社の方に連絡を入れて、資料をそろえるまで10日程、飛べなくなると連絡した。それで、一昨日、今日と、検査のために、病院に通っている。自分が今まで、健康には気を使ってきたし、それなりに自信があったが、急に自信が無くなって来た。一応2種類の検査が済み、明後日、また別な病院で、検査は続くんだけど、軽く受けたのがいけなかったのかと、半分心の中で悔やんでいる。A型の特徴か、一度やると決めたら、少しぐらい体調が悪くとも、そうしちゃわないと、気分が悪い。今思うと、そういう性格がまずかったのかなとか、いろいろ考えてしまった。検査はまだつづくので、後半の報告は、また後日ということで。 (ペコリ)
2008.10.25
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昨日は、大変なことがありました。台風15号の影響が少なくない石垣へのランディングを無事に乗り切ったと思ったら、まだとんでもないエピローグが待っていました。久米島出るときに、Co-Piさんが、GearのRed lightが点いていたって言うんです。こちらはソッチは見えなかったので、そんなには気にしてませんでした。 那覇に近づいて、Gearを降ろしたら、暗闇の中に、左脚のRed Light(普通はGreen)が赤々と点いていて、そのままじゃ降りられない。こんなこと、初めてだと思って、相当焦りました。 Manual Gear extensionという重力を使う手順をやったんだけど、状況が変らず。那覇タワーとコンタクトしながら、 場周経路を飛びながら、幸いにも搭乗整備士といって、整備士さんがジャンプシートに乗っていたので、その方が地上の整備と連絡を取ったら、Gearを出した後、カーペットをはがして、胴体の中ほどの床のガラス窓から、床下の鏡を使った、Gear down viewerから覗いて、Down lockしているのを確認する方法が一番と言うことがわかったので、「これから整備士が客室に出て行って、左脚を点検します」という機内アナウンスしたんだけど、声が震えちゃうの!!すごく緊張しているのが自分でも良く分った。 で、整備士が操縦席に帰ってきていうには、「Captain、Gearはちゃんと出てます」って。 よかった。これで那覇に降りられる。タワーにコンタクトして、最終経路へ入って行った。滑走路にこすりつける時に、接地する時のショックのことがすごく気になった。もしかして、このレッドシグナルが本当で、左側のGearがガクってなったらどうしようっとか。 でも、大丈夫だった。 で、降りてスポットへ入っていった後、整備士が点検したら、久米島で離陸時に鳥があたって、それが左脚のセンサーを捻じ曲げていて、センサーが正規の位置になかったんで、それで左脚が正規の位置に無いとしてレッドシグナルになっていたとのこと。 真っ暗な海の上をグルグル飛びながら、これ、訓練じゃないよね。とか、滑走路上で閣座した後、火を噴きながら、滑走路を滑っている様子とか、チラッと思っちゃった。 降りてから、機長報告やら、鳥衝突報告やら、もろもろの報告書書いてから家に帰ったけど、クタクタになりました。今思い返しても、ドキドキしてきます。あー、無事にこうして日記を更新できてることが幸せです。
2008.09.30
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僕の仕事は、査察操縦士。みんなあまり聴いたことが無い職業かもしれない。ANAがモデルになっていたけど、グッドラック、新開copiと、香田Captが出ていた、あのドラマの、堤真一がやっていた役、あれが、査察操縦士というものだ。あのドラマ、見始めた時に、あまりの厳しさゆえ、こんな査察、絶対にいない!などと、のたまってしまった。(その厳しさは、ドラマの進行上ある理由があってのことだった)、絶対基準というスタンダードで、先輩だろうが相手は誰であろうと、基準に満たないものは切って微塵の情もなく捨てる。またその権限が任されているし、航空法にその事が明記されている。明解な基準に合致しているとなれば、それは全く正しいのだが、人間が人を審査するとなれば、その人のもっているスタンダード、勿論、教育などで標準化を図るが、どうしても差がでてくるのは仕方が無いことだと思う。指名審査で国から指摘されたのは、信頼性の評価という項目があるが、その適用にあたっては、誰から指摘されても、いつでもその明解な理由が説明できるように、その基準を持っていてくださいと。とは言うものの、それが難しい!自分が昔訓練で虐められた人が、今神妙な顔をして自分の前にいる。一回二回の小さなミスなら許しもしよう。今のミス、どう判断しよう??まして、口述審査の方も、年取ったせいか、全然勉強もしていないみたい!それを理解してもらってもっといろんな事、勉強してもらわないと安全が保たれないよ!時には、「そんな態度なら、地上の教育、3時間ほどしてもらいましょうか!」などと、先輩に向って、時々脅しをいれながら、「みんなしっかりやってよ!」と、なんとか合格の判を押すのでした。この仕事、長くやっていたら、だんだん性格悪くなったって言われるかな??悩ましい日々はさらに続く。
2008.09.16
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ここんとこ、子供が夏休みに入って、忙しかったのもあって、ずっと、ブログ更新していませんでした。手を抜いていた訳じゃなかったけど、仕事と、夏休みの行事と色々ありました。プライベートでは、お義父さんがかなり足腰が弱ってきちゃったので、元気なうちにどこか旅行でも行っておこうという所から、八ヶ岳に近い、清里高原、休暇村富士というところに、二泊して、近場の観光地をめぐってきました。自分の親父のときにも、生き様というか、死に様を考えたけど、最後まで自分として生きて、そして死んでいけたら、ラッキーだろうと思う。お義父さんは、CRT検査では、脳の一部に血流が無いところがあって、それの影響か、時々ボケ症状がでたり、また、土産品店では、ことごとく、一ヶ所ずつ立ち止まり、いろんなものを次から次と買ってしまうので、後からお義母さんが、くっついて行って、それは、買っちゃ駄目とか、大変だなあと思いながら、僕らも、いろいろケアーしました。自分が、だんだん自分でなくなってゆく、それを自分で感じ取る時のことを想像して、少し恐ろしくなってきてしまった。お義父さんの症状の例として、昔、行きなれた電気屋に、蛍光灯を買いに行くとして、電気店の前まで行ったのに、そこのシャッターが閉まっていた時に、その状態で、電気店として認知できなくて、「少し行った先の左」とだけ記憶しているのだろう。そこがないので、どんどん歩いて、歩いて、結局買えずに、家に帰ってきたときには、立てないくらいヘトヘトになっていたらしい。自分の思うところに店が無いという現象をどう捉えていいのか、分らず、かなり狼狽していたという。自分としては、こうやって、笑って、泣いて、周りとコミュニケートしている時の自分が自分であって、そうでなくなれば、もう俺じゃないと、思っているので、もし自分が遺言書を書くときがあれば、そうなった時には余計な延命処置は要らないからねと、書いておきたい。さて、楽しい終わり方をするためにも、お袋のように、指を動かし、体を動かし、今を楽しみながら、回りに迷惑をかけないように、生きて行こうと思うが、さて、そのようにできるだろうか?で、天気のことを書こうと思ったが、こんないきさつになってしまった。今日は、小松方面、名古屋の岡崎で盛んに、大雨のことをやっているが、その前線は、ばっちり、小松のほうにもかかっているではないか!!無事に、辿りつけますようにと心の中で祈りながら、出発の準備をしまーす。では。またしばらく、もぐりますが、ちゃんと生きてますよ。郷里では、中学の同級生とも会えて、お互いの年のとり具合を確かめながら、みんないい具合に、年取ってきてるじゃんと確認できたし、今年最初の花火も見れました。じゃ、またね。
2008.08.29
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こちら、沖縄でも、毎日、暑い日が続いています。沖縄は、暑くなると、どうしても、戦争ということを、思い出されます。この間、機会があって、南部の国立墓地である、平和の礎に行ってきました。累々と、各都道府県から、ここ沖縄に来られて、そして戦争で亡くなられた方の名前が彫られた、大理石の名前を、見るにつけ、60年経って、今、平和に見えるけど、なんか、僕たち平和ボケしてるんじゃいか?っていう思いに、とらわれてしまい、先日、話題にのぼっていた、靖国っていう、映画、見に行ってきました。映画そのものは、中国の人(なんか差別してるようで、中国人とは言いたくないので)が作った映画としては、ごく中立的なというか、日本にも中国にも加担していない、映画だと思います。(式典途中の、中国人乱入の件は、監督の創作じゃないかと思ったけど)公開される前、刀匠の刈谷さんが、こういう形で映画に出るとは思わなかったので、この作品を公表するのを躊躇ったとか聞くけど、刀を作って奉納しただけで、戦争をすすめた張本人みたいに映っているのじゃないかと、独りよがりに理解したのではないかな?(確かに彼が国の為にと作った多くの剣が、戦争で他国の人を多く殺したという事実はあるかもしれないけど)今回の、尖閣列島記述の問題も大きくなってきた。昭和29年くらい?日本がまだ独り立ちするかどうか、戦争の痛手から立ち上がっていない時を狙うように、韓国側が尖閣に入り、そこからずっと占拠して、韓国のものだと言っている現実。それまでは、島根県の人達が、缶詰工場を営んでいた事実はあるけど、戦争後、誰も入っていないのをいいことに、占拠したところから始まっている。揉め事は嫌だけど、主張をするのを止めたら、言ったもん勝ち、だったら、最低限、そこは、日本人が住んでいたんですけど!っていう権利くらい、あるのじゃないか?と思うけど、どうなんだろう?
2008.07.15
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毎朝起きて、庭の植木に水をやってから、おもむろに、柔軟体操をやるのが、ほぼ日課になっているんだけど、テレビで年を取ってくると、股関節が固くなってくるという。壁に手をついて、脇を伸ばしたり、アキレス腱を伸ばしたりした後、相撲取りのしこみたいな格好をして、股関節をストレッチしてます。仕上げに、フラダンスみたいにして、クィクィって、腰を動かし股関節の動きを確認して、終わるんだけど、何も知らない人が、そこの動きだけを見たら、かなり怪しい人に見えちゃうかもと、すこし怯えながら、やっています。皆さんの健康法は、なんですか?
2008.06.19
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今日、いつも送り迎えでお世話になっている、運転手さんと、梅雨がいつ、終わるかで、賭けをしました。 彼は、本土が梅雨に入ったというのを聞いて、「沖縄の梅雨の終りは近い?6月15日までだね」と言う。 「エー、ウソ!いつもより3週間も遅れて、梅雨になっているのに、そんなに早く梅雨が明けたら、今年の沖縄の水不足は、大変なことになりますよ。例年は、23日ごろだけど、それじゃ済まないので、入梅が遅れた分を見積もって、僕は、28日の週まで、ずれ込む」と言って、 もし、どちらかが負けたら、じゃ、ビールをおごろう!ということになりました。 皆様は、沖縄の梅雨明け、何時頃だと思います?
2008.06.03
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