おいしいブログページ

2009年10月17日
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近年、日本栄養士会雑誌や栄養士大会などでの執行部の発言を見ていると気になることがあります。
管理栄養士の仕事の分野を「血液」の中に閉じ込めようとしているようにしか見えないのです。

私はその傾向に大変違和感を感じています。私たちの仕事は血液の中でしか評価できないのでしょうか。
血液の成分を端的に変えようとするなら経腸ではなく、ましてや経口ではなく静脈に直接栄養成分を流し込んでやればいいと言うことになってしまうでしょう。それでいいのでしょうか。

それって薬屋の仕事なんじゃないですか。

私たちの仕事の場は「食事というコミュニティ」であり、仕事の道具は「おいしい食事、食物」なのではないかと思うのです。


管理栄養士の仕事のレベルアップが「食」から遊離して成分ばかり見ているようになってしまったら、栄養士・管理栄養士は要らないじゃないですか。


きょうもある大学の方から入学説明会?にきた高校生から志望動機が「給食を作る仕事をしたいから」と言われてがっかりした、というようなことを聞かされました。
給食を作る、でよくないのかなあ。それって管理栄養士の志望動機としてレベルが低すぎますかねえ。わたしはともかくそれでもいいと思うんだけど。


栄養士ならともかく管理コース受験の動機としては困る、と言うんだけど一般的には栄養士=給食という図式ができているのだから仕方ないのでは?

そういう子をどう訓練してひとかどの職業人として通用する管理栄養士に育てていけるか、が教育養成の現場の課題なのではないかしら。

ともかく、「食う」と言う作業を通じて私たちは生命を維持しているのだし、人生を楽しくしているのだから食は大切な要素なのです。食についての知識や食文化にたいする理解や食うことへの好奇心を持たない栄養士、特に管理栄養士はいらない存在だといっても言いと思っています。

日栄のおえらい方たちはどうも他職の人と対等に議論ができることのみが大切と思っているのではないかと感じてしまいます。もちろんエビデンスに基づいた議論は大切だし必要です。それは食うという行為によって体内に吸収された食物がどう代謝されるかと言うことで、根本はどう食べさせるかにかかっている。食べるということには調理と言う作業が欠かせず、おいしくなければ食べてもらえない、という事実をお忘れになっているのではないかしら。

栄養士は食事を作っていればいい、管理栄養士は血液の中だけ見てればいい、なんてことが栄養士・管理栄養士の職務の区分けではないはず。じゃないかしら。

食事を作る栄養士は管理栄養士よりも下?
食事を作り、てべていただくということにおいては栄養士も管理栄養士も調理師も同じ土俵の上にいる仲間だと思うのだけど。













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Last updated  2009年10月18日 00時36分44秒


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