桐まみれの日々 by さきさん

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さきさん1850

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2006年07月09日
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カテゴリ: ひとりごと
 7日の放送で株式市場でのインチキ行為には無期懲役を課すべきだ、という法案を提出して、太田君が頑張っていた。彼の主張するところはとてもよく理解できるし、私は法案に賛成派。さらに言えば、無期懲役よりも、巨額の罰金を課して国の収入を促すべきだと思う。

 インサイダー何とかと言うように、キーポイントとなる一言を言った、言わない、聴いた聴かないの押し問答人なった時、厳罰確定は難しそうだけど、粉飾決算とか、明らかな証拠の残る場合は、大丈夫だろうと思う。

 小さいながら企業を経営しているので、粉飾決算とか云々について思うのは、粉飾だろうがナンだろうが、事実上無いお金をどこかから引っ張ってこられるのだからいいよねって言う話。羨ましい限りだ。ぶっちゃけ、うちなんて、粉飾も何も、ありのまま、そのまんましかやり様がない。全くトホホな話だ。

 兎に角、大きな波風を立てずに、順調な経済活動を継続することは、とても大切だけど、それと保身とを取り違えて、わが身を守るためのデタラメをやらかしては、社会的に責任を果たしたとはいえない。その責任を取る事が重要だと思う。

 二つ目の議案は、小学生に携帯電話を持たせることを義務付ける、というもの。こんなの言語道断だ。私は太田君と同じで、殺人をする人から逃げおおせるノウハウを確立することより先に、殺人を犯すような人格を育てないノウハウを追及するべきだと思う。生まれつき、殺人を犯すような人格を持った人はいるのだろうか。それは、多くの場合、成長過程で後天的に身に付いてしまうのではないかと思う。実際に起こった事件の犯人はもとより、その家族、友人関係などから、そのルールを国を挙げて調査、研究し、様々なシーンでアピールし、それと同様の環境を出来るだけ作らないよう、社会を挙げて取り組んで行けば、かつての日本がそうであった様に、凶悪犯罪の少ない、安心で安全な社会に戻れるような気がする。

 ディベートの中で、携帯電話の欠点を反対サイドが訴えていたが、確かにその通りだと思う。携帯電話は、タバコと一緒で、百害あって一利なし。と私がここまで言うのには深いわけがあるのだが、あまりにお恥ずかしいのでここでの言及は差し控えたい。
 それに、義務化するのでれば、費用の負担は全額国がするのか?でなければ、経済的に不可能な家庭があると思う。今時、こんな言葉は死語だろうが、なら対応できるだろう。幾ら携帯が普及したからと言って、例えば、ガス、電気、水道と言ったライフラインとはワケが違う。少なくとも、それが無くても充分生活できる。不自由だと思うのは、それのある生活を経験した人で、知らなければなんともないのだ。
 そう言ってしまえば、世界には、ガスも電気も水道も無く暮らしている人は、星の数ほどいる。夕べもアンデス山脈にクラス人々のことをやっていたが、そういったものが無くても素晴らしい文化を築いている。ただ、金儲けが出来ないというだけの事だ。



 太田君とラサールさんが言っていたが、お金が最終的な目的ではないという主張。本当にそうだ。その通りだ。だけど、今のこの社会では、息をするにもお金が掛かると言う位、何もかもがお金、お金、お金の世の中。いつからこうなってしまったのか。大きな夢を持っていても、まずは、今日食べるものを手に入れるためのお金が必要なのだ。それも事実だという事が、胸に大きくのしかかる。





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最終更新日  2006年07月09日 10時42分12秒
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