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July 22, 2006
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カテゴリ: カテゴリ未分類
Vol.21コラム~「人は人によってのみ感動する」~
※この文章は、かつて富士吉田教室に通う生徒と保護者宛に配布してたコラム調のものです。
特に思い入れの深かった号を抜粋して、どさくさに紛れてたまに挿入しますが、
別にネタに詰まった、というわけではありません(笑)。



「人は人によってのみ感動する」

 とある小学校5年生と中学校2年生の生徒に対して行なわれたアンケートで、

1「いってきます」 「いただきます」と必ず言っている子供→85%
2「おはよう」 「こんにちは」と必ず言っている子供→50%


というデータがあります。
 この調査結果を見て、いろいろな感想を持たれたことと思います。
意外にみんな「いってきます」「いただきます」は言っているんだな、とか感じた人も多いのではないでしょうか。
 でも、ここで注目したいことは1と3の言葉の種類の違いです。
1より2が、また2より3が、より「相手の顔を見ながらでなければ言えない言葉」であり、または1や2は「実際にそこに人がいなくても時に発せられる言葉」、もしくは「複数の人を対象にも発せられる言葉」であることに気付きますでしょうか。
それに比べ3は何らかの原因・理由があり、それに対して相手(2人称、つまり目の前の相手であることが多い)が必ず存在するという状況で発せられる言葉です。
 「ありがとう」「ごめんね」のこの二つの言葉は確かに言い易くはない言葉だと思います。
子供が親に対しても、また仲のいい友達同士に対して言うのでも、少し照れくさい気もあったりして、なかなか言えない言葉です。
 さて、今度は逆に親から子へ、または大人から子供へ、この言葉はしっかりと使われていますでしょうか。
これがまた昔も今もなかなか行なわれていないというのが現状だと思います。
 私自身、子供の頃に大人から真剣な態度で感謝されたり、謝罪されたりした時、一人の人間としてしっかりと認められていることが感じられ嬉しかったですし、身が引き締まったものです。

 現在、教室内で生徒がもしとても良いことをしてくれた時は心を込めて感謝を、また例えば全くの誤解により子供を叱ってしまった場合などこちら側に誤りがあった場合は謝罪を、しっかりと言葉で表していこうと決めています。
 ところでこの「相手の顔を見ながらでなければ言えない言葉」は他にもあると思いますが、これらの言葉のやりとりこそが人間同士のコミュニケーションには不可欠であると思いますし、また感動も生まれると思うのです。
 ディズニーランドには自動販売機がありません。ジュース一杯であっても必ず「人から人へ」手渡しで売られます。「人は人によってのみ感動する」ということを実践している例であると思います。
ディズニーランドに行ったことのある人がもう一度行く率は92%を超えるというリピーターの驚くべき多さが、「感動」、つまり心が動いたことを物語っているのだと思います。
  秋も深まり、受験生もだんだんとピリピリしてくる時期です。

幸いにここの塾は個別指導という形をとっているだけに常に「相手の顔」を見ながら接することが出来るのが嬉しい限りです。
保護者の皆様もぜひ子供にたくさん話しかけてください。
生徒のみんなもピリピリし始めたらたくさん家で会話をしましょう。
精神的にも安定しますし、それがテストの結果などにも良い方向にいくはずです。
(つづく)






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Last updated  July 22, 2006 12:17:55 PM
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